先週末のブログで書いていた高いレンズの話。結局、とっとと買ってしまった。定価は10万円ぐらいするシロモノだが、「価格Com」で吟味してamazonで安値購入。
「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm」がそれ。ライカと銘打っているが、パナソニックのレンズ。愛好家の間では「パナライカ」と呼ばれているらしい。マイクロフォーサーズ規格対応の接写レンズだ。
なんてったって小さい。これはエライことだと思う。防水ケースに格納して水中に持っていく際に絶対に有利だ。
私も昔はニコンF4なんかを大型ハウジングに収納して、大型の外付けストロボを2灯のばした“タカアシガニスタイル”で潜っていたが、もう疲れた。
「横着して小さいシステムでそれなりの水準の写真を撮る」これが中年ダイバーとしての今後の課題だ。
オリンパスが発売した水中ハウジング(防水プロテクター)も従来品よりコンパクトでストロボ1灯ならグリップベースも不要だ。このハウジングに冒頭で紹介したマクロレンズが収納可能。
この大きさなら水中でも楽ちんだ。片手にワイドレンズを装着したカメラハウジングを持って、こっちはなんとか首からぶら下げておけるサイズだろう。
さて、買ったばかりのレンズを色々と試してみたのだが、さすがに「ライカ」を名乗るだけあって描写力に優れている。遠距離系も良い。スナップ用のレンズとしてマクロ撮影に限らず使い倒せそうだ。
問題はオートフォーカスの性能が今ひとつという点。人物のスナップ撮影みたいな距離と被写体ならストレス無く合焦するが、肝心の超接写レベルになると心許ない。
オリンパスの防水ハウジングでこのレンズを使う場合、オートフォーカスでしか使えない。大問題だ。カメラがピント合わせに迷いまくっていると電池の消耗も非常に速い。
先週末、散歩ついでに随分このレンズを使いまくってみた。一応、AF機能の特徴的な動きというか傾向が分かったので、水中でもなんとか使えるような気がする。
自然光で撮影している分にはいいのだが、水中では必ずストロボ撮影になる。自宅で深夜、酔っぱらいついでに水中ストロボの調光テストをしてみたのだが、ここでもちょっと課題発生。
コンパクト化のために1灯だけで対応しようと考えているのだが、もともと私はマクロ撮影は2灯ストロボ主義だったので、どうも1灯撮影での写真が気に入らない。
最近ではかなり小型の高性能水中ストロボもあるらしい。結局、それも買んだろうなあ。おまけに2台も。となると別売りグリップも必要だ。
すでにカメラ本体の他にマクロ撮影の必需品である電子ビューファインダーを購入した。バッテリーの予備もあと2つは必要だ。
どうしてこんなに金がかかるんだろう。
2010年4月14日水曜日
ライカのレンズ DG MACRO-ELMARIT 45mm
ラベル: 趣味と健康
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