時々、コンビニで変な本を買う。入浴中に読む週刊誌を買うつもりがコンビニ限定のヤクザ漫画とか世界史残酷物語、世界の拷問なんちゃらとか、そんなムック本なんかも買ってしまう。
変な本などと言うと真面目に作っている人に申し訳ないのだが、あえて言うなら変な本である。サブカルとも違う不思議なジャンルだ。
先日は、「実話裏歴史 昭和のタブー」というムック本を買ってしまった。正直なところタメになる話?は皆無だったのだが、「ケツの魔力・お尻の日本史」という特集だけは真剣に読んでしまった。
先日、このブログで「オッパイ星人とお尻フェチ」という生真面目で高尚な論文じみた話を書いたせいで、その特集がどういう方向で「お尻考察」をしているか大いに気になったわけだ。
私としては「オッパイ星人という呼び方が定着しているように、お尻好きにもカジュアルな呼び名が欲しい」という論陣を張った?のだが、ヘンテコ本の主張のほうが私の主張より真っ当だった。
要約すると次のような内容である。
女性の尻を愛好することは、フェティズムや変態趣味ではなく生物としての種族維持本能の発露に過ぎない。単純な本能に過ぎないわけだから、そこから乖離した「尻フェチ」などという言葉がもてはやされるのは本末転倒である。
すなわち、お尻を愛好することは男として至極普通なことなのだから、あえて特別な呼び方をつけたり、特別な現象として捉えるのは不自然だという論法である。
おまけに美尻、巨尻などをことさら特別視する風潮は「欲情が妊娠出産と結びつかなくなった人間の性本能の歪みを象徴するもの」と結論づけている。
なんとなく居直ったような、斜に構えたような分析である。目からウロコってわけではないが、実にマトを得た指摘とも言える。
女性のお尻にウキウキするのは極めて普通のこと。ごくごく日常的なこと。要はそういうことである。バンザイ。
結論は結論で結構なのだが、この本の特集では、昭和のお尻文化?が時系列で解説されていた部分もとても参考になった(何に参考にするのかサッパリわからないが・・・)。
昭和20~30年代の裸同然だった海女さんの姿に欧米人が驚いたこと、漫画やドラマで人気になった「ハレンチ学園」、映画での由美かおる、松坂慶子らの後ろ姿のヌードポスター、武田久美子のふんどしヌード、森高千里の見せパン衣装、飯島愛のTバック、韓国のアイドル「KARA」のヒップダンスなどなど・・・。
なかなか読み応えのある特集だった。変な本もなかなか侮れない。全国でどれほどの人がこの特集を読んだかは知らないが、多分私が日本で一番ジックリ読んだはずだ。
ということで、ついでだから私が旅先で出歯亀カメラマンになって撮った画像をいくつか載せておこう。被写体はすべて見知らぬ西洋の人々である。国際的犯罪行為?である。
なんだかスケベなことを一生懸命になって書いている自分が少し切ない。欲求不満なのだろうか。
でも、スケベは人類にとって非常に大事である。作詞家のなかにし礼さんも1か月ほど前の新聞のインタビューでそんなことを力説していた。
エロスや笑いを失った社会に平和などないという素晴らしい主張である。
愚かしいことやちょっとハメを外すとネットで炎上するから、世の中自粛ばかりになり、エロチックなこともそのうち許されない社会になりそうだという趣旨だった。
まったくその通りだと思う。そんな世の中になるのは心底恐い。やはりスケベな話でキャッキャと騒げる社会は素晴らしいと思う。
最近はアケスケにワイ談を展開する若い女子が昔より確実に増加している。実に結構なことである。グッジョブ!って感じである。
スケベにオープンな社会を作ろうという私の昔からの地道な活動が実を結んでいるようで喜ばしい限りだ。あとはコッソリとワイ談の内容を私相手に実践してくれる女子が増加することを祈るのみである。
ということで、私自身、人生の折り返し地点を過ぎたぐらいで変に老け込むことなく今後もスケベ道を突き進んでいこう。分別なんて横に置いて頑張ろう。スケベで結構、それこそが平和の証である。
2 件のコメント:
富豪記者様
日本の男性はラッキーですよ。日本の女性は歳を重ねても、あまりお尻は大きくならないですし、欧米人女性と比べて張りも失われないと思います。肌質に関係していると勝手に思い込んでいます。
自分のお尻がどんなふうなのか?とわかっている女性は少ないので、愛する男性が記者様のように言葉や態度で示してくれたら、女性はすごくうれしいですね。
匿名様
コメントありがとうございます。
確かに欧米系にはスンゴイことになっているオバサマがいますよね。日本の男は恵まれていますね!
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