2020年3月2日月曜日

クスリ漬けの日々


更年期とやらのせいだろうか、やたらと不調である。1か月ぐらい前から右肩が痛いし、手の指も強めに握ると痛い。ピアノが弾けなくて困っている。もともと弾けないが・・・。

魚をなるべく控えめにしているのに、焼鳥屋で飲んだ夜にも全身アチコチが痒くなる。決まって夜の遅い時間にかゆみが強まる。ついでに言えば以前より腰の痛い日も増えた。

で、ダメ押しみたいに私を襲ってきたのが花粉症である。これまでも花粉の季節に多少は目がしょぼしょぼすることはあったが、いよいよコップの水が溢れたらしい。

某日深夜、両方の鼻が詰まって呼吸が苦しくなって目が覚めたのがきっかけだ。運良く自宅に点鼻薬があったので助かったが、それ以来、鼻にシュッシュと吹き込むヤツが手放せなくなった。

何もしていないのに急に鼻水がタラ~っと流れる症状もある。いっぱしである。花粉症を甘くみていた報いが今頃になって私を苦しめている。



アレルギー薬や各種対策グッズに手を出し始めてから何とか落ち着いた。夜遅くに身体のアチコチがかゆくなる症状も薬を飲み始めたら治まった。かゆみも何かのアレルギーだったのだろう。

今は気軽に病院に行くのも恐い。だから花粉症かどうかをキチンと調べたわけではない。でもとにかく鼻がキツい。

当初は熱まで出た。今の時期の発熱にはビビったが、咳やその他の症状が無いから純粋に花粉が原因だろう。鼻炎で発熱することは珍しくないらしい。

4万円近くもする空気清浄機も買ったし、いろんなスプレーやらメガネやら対策グッズを随時購入中だ。大散財である。

それにしても世の中の花粉症の人々は毎年こんな壮絶な闘いを繰り広げていたのかと思うとビックリする。

わが国のGDPだとか各種の生産性に甚大な被害を与えているのは間違いない。私が慣れてないせいもあるのだろうが、とにかくダルくて仕方ない。

アレルギーの薬を13回飲み始めた。なんだか毎日毎日すごい量の薬と付き合うようになってしまった。

アレルギーの薬とは別に、毎朝、血圧を抑える薬、逆流性食道炎の薬、ハゲ予防薬に加えて、ビタミン剤、プロポリス、リジン、ノコギリヤシのサプリを服用している。

帰宅後はコレステロールの薬の他、ナットウキナーゼ、セサミンなんかのサプリを欠かさない。太田胃散もしょっちゅう飲む。

一応、飲み合わせの問題を気にして朝も夜も何回かに分けて飲んでいるから割と面倒な作業である。

職場では青汁も頑張って飲んでいるし、薄ら寒いと感じたらすぐに改源と葛根湯も飲んじゃう。

もっと言えば、ハゲ予防薬は飲むだけでなく、朝と夜に頭皮に塗るヤツも10年ぐらい使っているし、ローヤルゼリーとかユンケル系のドリンクにも頻繁に手を出す。

ヘパリーゼやウコンの力もちょくちょく飲むし、ドサクサ紛れに言うなら女性とネンゴロになる時に怪しい薬?を頼ることも無くは無い・・・。

なんだかこう書いてみると、かなりの「クスリ漬け」である。健康オタクなのか、騙されやすいタイプなのか、神経質なのか、いずれにせよ、あまり誉められたものではない。

一気に全部やめてみたら一体どんな状態になるのかちょっと気になる。意外に何も変わらないのかもしれない。

たかだか1泊で出かける際にも、薬やサプリはちゃんと持参する。小分けにして準備するのがちょっと面倒だが、生活習慣になっているからサボるほうが落ち着かない。

これも一種の中毒である。ヤク中である。薬やサプリにがんじがらめにされている気分だ。トンチンカンな話だと思う。





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