家メシの機会が増えたが、マメに料理するほど器用ではないので、出来合いのものやレトルト、もしくはウーバーイーツに頼ることが多い。
自分でやるのは米を炊くことと、肉を焼くこと、あとは麺を茹でるぐらいだ。世の中が便利になったからモノグサでも不便はない。
この10年ぐらいでレトルトはかなり進化した。劇的に変わったと言える。私も昔気質の人間だからレトルトを小馬鹿にしていたが、今では心を入れ替えた。
4年ほど前にレトルトカレーを熱く語った話を載せてみるので、興味のあるかたは覗いてください。
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2017/08/2.html
http://fugoh-kisya.blogspot.com/2017/08/100.html
もちろん、安かろう悪かろうの世界だからナメてかかって安物を買うのは禁物だ。実はここが難しいポイントだ。
多くの人がレトルト食品にどこか差別意識を持っている。非常食みたいなもの、手抜きの時に使うもの、子供だまし等々、美味しさを求めるものではないという感覚がある。
だからつい安い値段のレトルトを買ってしまう。値段が高ければそれだけでパスしてしまう。これも一種の食わず嫌いだと思う。
100円ぐらいで買えるレトルトカレーがいっぱいあるのに、500円の商品が異質に思えるのも仕方ない。でも、その差こそがレトルトの悪いイメージを覆すポイントでもある。
最近試してみたのが「高島屋大食堂のビーフカレー」だ。やはり500円クラスの商品だが、昭和の高級カレーを彷彿とさせる大人向きの商品だ。
同じく復刻版をうたう「高島屋大食堂のハヤシライス」とともに食べ比べてみたのだが、断然、カレーのほうが美味しく感じた。
ハヤシは味が優しすぎるというか、パンチやコクが足りない印象。万人受けするとは思うが、口の中に幸せ感が広がるのはカレーのほうだった。
食い意地の張った私はカレーとハヤシを合い盛りにして食べてしまう。これだと一食1000円オーバーのコストになるが、ヘタなデリバリーを頼むよりは安い。外食が制限されている今のご時世ではこの程度の贅沢もオススメだ。
レトルトと言えばパスタソースも忘れてはならない。これまた少し高めの商品を買って自分好みの具材を追加したら一気にハッピーな一食になる。
免疫力アップを目指し、しょっちゅうカキのパスタを食べる私にとって、レトルトパスタソースは大事な相棒である。
カキやタコ、小エビなんかを大量に冷凍保存しているので、それらをソースに加えるだけで豪勢なパスタが簡単に出来上がる。
カキが主役なので、魚貝系クリームソースを使うことが多い。エビのトマトクリームソースやウニクリームソースなど、最近は小洒落たレトルトがいろいろあるので気分によって使い分ける。
パスタソース自体の味が強めだから、追加するカキや魚介類は加熱するだけ。調味料すら必要ない。
最近は早茹でのパスタを使う。標準茹で時間3分の商品なら2分も茹でれば充分だ。カキなどを追加したパスタソースをフライパンに用意しておき、茹でたてパスタを和えるだけ。
アッという間に出来上がる。まな板も包丁も使わず、鍋とフライパンと皿だけ。洗い物も簡単。ちゃっちゃか出来るわりには豪勢な一食を堪能した気分にもなる
カキは強壮作用もあることで知られる。とはいえ、1個2個ちょろっと食べてもきっと効き目はなさそうだ。元気になるために10個ぐらい一気に食べるにはパスタがオススメ。
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