2026年2月16日月曜日

ヘボヘボな店


胃腸が強いことが私のウリなのだが、先週、謎に23日も調子を落としてしまった。風邪菌が胃腸を攻撃したのだろうが、ひょっとすると腐ったピーナッツをドカ食いしたのが原因かもしれない。

 

職場でよく口にする「味噌ピーナツ」だ。お気に入りなのだが、数か月前に賞味期限が切れているやつをボリボリ食べた日の夜から不調になった。原因はそれだったかもしれない。食べている時から間違いなく「正しくない味」だったのに平然と食べたのが良くなかった。気をつけようっと。

 

さて、まったく話は変わる。今日はイタリアンをめぐる哀しい話を書く。

 

先日、久しぶりにビックリするほどダメダメな店に遭遇した。店名を書きたくてしょうがないが一応ヤメておく。日本橋エリアである。三越側だ。

 

目抜き通り沿いにあって前から気になっていた店だ。通りすがりに繁盛している様子がいつも垣間見えていたのでハズレではないだろうと入店。

 

どちらかと言えばカジュアルな感じで、狭苦しい店ではないので居心地は良さそうだ。まずはスパークリングワインをグラスで注文。


ところが出てきたのが気泡がすっかり抜けちゃったシャバダバな一杯。やんわりと店員さんに指摘して下げてもらう。

 

ついでに面倒だから白ワインをボトルで頼むことにする。グラス売りのものより間違いがないはずだ。で、メニューを眺めながら何を食べようか楽しく検討しているところに白ワイン登場。

 

飲んでみたらまったくの常温だった。オイオイって感じである。スパークリングは泡が抜けちゃったヤツを出し、白ワインのボトルはまったく冷えてないものを平気で持ってきたわけだからビックリである。

 

飲食店で変に怒ったり威張ったりしないことをモットーにしている私だが、さすがにこれは我慢して過ごせるものではない。店員さんを呼んで親切にダメ出しをした。

 

この期に及んで「冷蔵庫から出してきたんですが…」などと言い訳してくるところにカチンときたが腹を立ててても腹がすくだけだ。こんな調子ならウマいものが食えるはずもない。頼んだ酒の代金は払うからお勘定してくれと店員に伝える。

 

食べ物も注文していなかったし、度重なるダメダメな所業だったわけだから内心では代金は請求されないかもと思ったが、世の中そんなに甘くなかった。

 

うやうやしく迎え入れた客が滞在時間10分も経たないうちに帰っちゃうのに責任者らしき店員すら顔を出さない。酒代もキチっと請求された。まあ仕方がない。ニッコリ支払ってイヤミも言わずに退店。

 

その足で近隣のイタリアンに入って気を取り直して楽しく飲み食いした。調子よくワインをグビグビしてパスタやらツマミやらを頬張っているうちに気分も良くなった。

 



それにしても思い出すだけで不快な経験だった。いまどきあんなにヘボヘボな店が一等地でいっぱしの人気店みたいな様子で営業していることが不思議で仕方がない。愛する地元の評判にもかかわる由々しき問題だ。

 

SNS界隈では飲食店をめぐってバトルみたいなやり取りが飛び交うことが珍しくないが、こんな経験をするとヘボヘボな店を世間にさらしたくなる人の気持ちも分からなくはない。

 

プロである以上、客がビックリしちゃうような失態は禁物だ。もちろん、人間だからミスは起こす。問題はそこでどう対応するかだろう。今回の件は別にカネを返せという話ではない。然るべきポジションの人間が一言ぐらいワビを入れるのが当然だと思うが、それをしないで平気でいる姿勢が気持ち悪い。

 

そこそこの人気店だとしたら、お客さんの中には記念日とかに遠方からわざわざ来る人もいるだろう。そうじゃなくてもお客さんの中には滅多にしない外食をそこで楽しもうとする人もいるはずだ。そんなタイミングでヘボヘボな対応をされたら実に可哀想だ。

 

全然話は違うが、長嶋さんや王さんが試合を滅多に欠場しなかった理由は、お客さんにとってはその日の試合が人生で最初で最後の観戦かもしれないからというものだった。まさに一期一会の精神である。

 

どんな世界でも同じだろう。プロである以上、最低限守るべき矜持があって然るべきだと思う。

 

なんだか偏屈オヤジの愚痴に終始してしまった…。

 

 

 

 

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