2018年5月11日金曜日

オリンパス「TG-5」で撮ってみた


気付けばダイビングを趣味にして30年以上が過ぎた。水中撮影歴も同じぐらいになる。

その昔、重たい一眼レフをこれまた重たい金属製ケースに入れてエンヤコラと潜っていたのだが、今ではコンパクトカメラをプラスティック製のカバーに入れてお手軽に撮影している。

ダイビングの世界においてここ20~30年の間で一番変わったのが水中撮影機材だと思う。昔の苦労は何だったんだと言いたくなるほど気軽に綺麗な写真が撮れるようになった。


今回のフィリピン・ボホールへの旅には、オリンパスのコンパクトデジカメ「TG-5」を持参した。今では使用禁止用語になったが、いわゆるバカチョンカメラである。

オリンパスのカメラには水中モードが登載されている。海の中を考慮した露出調整などが優秀で、いわゆる青かぶりをクリアする綺麗な発色が特色だ。

水中モードに設定して構図を決めてシャッターを押すだけで、その昔なら七転八倒して撮ったような写真が簡単に写せる。

ある意味、拍子抜けする。苦労して撮れたという感動がない。デジカメだから撮影枚数は無制限だし、当然だがその場で出来映えも確認できる。

ふた昔前は、水中でフィルム交換は無理だから最大でシャッターは36回しか切れなかった。出来映えも現像するまで分からなかった。

今は別世界にいるような感じだ。まあ、昔を懐かしむより現在の便利さを享受した方が建設的である。四の五の言わずに文明の利器にお世話になればいいのだろう。

でも、シャッター1枚1枚に“勝負”していたような感覚があった昔のほうが正直言って楽しかった。


さて、エジプトやカリブ海、はたまたパプアニューギニアやアジアの秘境みたいな海でヘンテコな魚を必死になって撮影してきたが、今の私は単純に気持ちよい写真が撮れれば満足である。

一周回って原点に戻ったような感じだ。得体の知れない魚に出会うよりボンヤリとクマノミを眺めたり、綺麗なサンゴを見ている方が幸せな気分になる。

ワイドな画像は外付けのフィッシュアイコンバージョンレンズを装着して画像を150度ぐらいまで広げて撮影している。

画像クリックで拡大されます。




伊豆の大瀬崎で30ウン年前にダイビングの講習を受けた際、寒くて濁っていた海にゲンナリした。雑誌に載っているような青くて美しい水中景観に憧れたのが、こういう画像を撮りたくなる原点だ。

水中写真の世界は、小さな魚を接写するいわゆるマクロ撮影が主流だが、やはり広がりのあるワイド画像は捨てがたい。

オリンパスの水中モードは、比較的浅い水深の景観なら自然光でも充分に被写体の色を再現してくれる。今回の浅瀬のサンゴ画像は多くがストロボの電源をオフにして撮影した。


水深5メートルぐらいでの一枚である。太陽光の位置が丁度良かったからストロボ無しで充分に綺麗に撮れた。オリンパスさまさまである。

今どきのコンパクトカメラは色彩表現も豊かで、一眼レンズにかなり近いレベルに進化している。

全長1センチ程度のガラスハゼである。結構シャープに写っている。今の私にとってはこのぐらい写せれば満足である。



マクロ撮影の画像を続けてみる。小っちゃいエビを2種類とヤマブキハゼ、ウミウシ2種類である。






オリンパスのコンパクトカメラは「TG-1」「TG-3」も使ってきたが、「TG-5」はオートフォーカスの迅速さが更に向上したようだ。

露出補正ダイヤルも操作しやすくなり、専用の水中用ハウジング(防水ケース)の使い勝手も良くなった。

特別に凝りまくった写真は別として、普通に綺麗な水中写真を撮りたい人にとっては、もはや完成域に達したレベルと言っても大げさではないと思う。

ついでにアレコレと画像を載せてみる。












20年ぐらい前のほうが斬新でカッチョいい写真が撮れていた。情熱が燃えたぎっていた頃とホゲホゲした気分で潜っている今とでは、出来映えが違うのも仕方がない。でも、ヘトヘトになって潜っていた頃と今とどちらが楽しいかと言えば、今のほうが楽しい。

そういう達観も人生後半戦には必要だろう。

2018年5月9日水曜日

フィリピン・ボホールの旅


セブ島から高速フェリーで2時間の距離にあるボホール島。まもなく新しい国際空港も出来るそうで、いまフィリピン政府がグイグイ推しているリゾート地である。

17年ぶりに行ってみた。さすがに随分変わっていた。思った以上に観光客で溢れていた。4月に入ってから手配したのだが、人気ホテルはすべて満室で、かろうじてダイビングに便利な手軽なホテルが確保できた。


フィリピンの人気リゾート・ボラカイ島が衛生問題の改善を理由に4月から半年間閉鎖された影響もあるようだ。その分、観光客がボホールにも流れてきたみたいだ。

なにかと強権を発揮するドゥテルテ大統領の豪腕ぶりに私も影響を受けるハメになるとは思わなかった。




泊まったのは「ロストホライズンビーチリソート」。私専用のワガママチャーターダイビングのアレンジを受けてくれたダイブショップに隣接していたから非常に便利だった。

ベーシックな部屋で1泊7千円ぐらい。古めかしいエアコンの効き目がイマイチだった他は問題なく、寝るだけなら充分快適だった。

部屋から30歩でダイビングショップ。そこから20歩でボートに乗り込み潜りに出かけた。一応ちっぽけなプールもあったから、潜水後はチャポンと塩抜きして、30歩で部屋に戻れた。



チャーターしたボートもかなり余裕があり、ゆったりノンビリできた。ハイシーズンのこの時期は、ダイバー客がかなり多かったからチャーター作戦は正解だった。

通常のダイビング代に加えて、1日あたり1万円弱でボートも水中ガイドもすべて占有できるのだから物価の安さに感謝である。体力の落ちたオジサマにとっては安全対策の上でも有効なやり方だと思う。

滞在したアロナビーチエリアは昔からヨーロッパ方面からのリゾート客で人気があったのだが、今は中国人が一大勢力になっていた。





ビーチにぎっしりと並ぶホテルやレストランも中国系が増殖していた。17年という歳月はこのエリアの様子を一変させていた。

発展した分、食べる店もよりどりみどり。ダイバー客しか見かけなかった昔とは大違いで、ダンキンドーナッツまで進出していた。前の晩に買い置きして、小さなバルコニーで朝食と洒落込んだりした。


潜ったのは4日間。天気も良く、海もベタなぎでマイペースでホゲホゲと水中撮影に励んだ。昔のように特定の被写体を探して一生懸命になることもなく、ただ漠然と綺麗な景色をカメラに収めようというノリである。ちっとも疲れなかった。でも、運動量もちっとも稼げなかった。

昨年、30年来の趣味であるダイビングを引退しようと考えていたのだが、やはり身体が元気に動くうちはわざわざ辞めちゃうのはもったいない。無理のない範囲で死なない程度に楽しもうと改めて感じた。





潜水日程を終えた後は、セブに戻る。昔は日程のすべてをダイビングに充てていたが、最近はすっかりヘタれ気味だから、セブシティの快適なホテルを確保して2日間あてもなくブラブラしてきた。

泊まったのはラディソン。過去にも何度か泊まったが、セブシティでは一番だろう。全体に綺麗だし、サービスもキビキビしている。街中のホテルにしてはプールも立派だ。



この時期、セブのリゾートが密集するマクタンエリアのリゾートホテルは、ボロっちいところでも1泊3万円ぐらい平気で取るのだが、こちらのホテルは1泊1万円ぐらいで泊まれる。

今回泊まったかなり広めのデラックスルームでも1万5千円程度である。マクタンエリアのどうでもいいリゾートに泊まるならこっちのほうが断然オススメだ。

夜遊びにも便利な立地である。タクシーで10分やそこらで街中の怪しげゾーンにもたどり着く。おかげで2晩とも夜な夜な遊び呆けてしまった。



怪しげなゴーゴーバーみたいな店でボラれそうになったり、1時間あたり2千円もするナイトクラブの個室に陣取ってハメをはずしたり、まさに昭和のニッポンのヒヒオヤジ丸出しのノリで過ごした。

命の洗濯が出来た。

ちなみに朝はマンゴーシュース、昼はマンゴーシェイク、夜はマンゴーダイキリと日々、マンゴー三昧だったせいで帰国したら体重が増えていた。

困ったもんだ。最後にあちらで食べたものをいくつか載せておきます。

豚の丸焼きや焦げ焦げバーベキュー、ウベアイスクリーム、チキン丸揚げ料理、中華料理屋で出てきたやたら辛いエビ、豚の顔の皿が可愛かったけど臭くて残した豚料理、冷えたココナッツジュース、ニンジンしか入っていないインチキ海鮮焼そば、シュリンプカクテルの謎のマンゴー添え。











2018年5月7日月曜日

ミュージシャンっぽい時間


暖かくなるにつれ音楽活動に力を入れ始めた。


と書くと、何やらミュージシャンみたいでカッチョいい。。。

でも本当である。私がボーカルを務めるオヤジバンド、いや素敵なオジサマバンドの今年のライブは11月に予定している。そろそろ真面目に練習しないといけない。

既に何度か会合を重ね、演目も8割ぐらいは固まってきた。オープニングもお客様のハートを掴むニクい?構成にすることが決まった。

年に1度のライブも今年で7度目になる。結構なキャリアだ。一応、当日の様子や会場のノリ、どういう段取りで進行すべきかといった全体構成のイメージが湧くようになってきた。

始めた頃は、やってみたい曲を何となく決めて、ただひたすらその練習に励んでいたが、今ではそれなりに客席との一体感につながるような工夫に頭を使うようになってきた。

一応、自分がやりたい曲が中心とはいえ、来てくれる皆様が楽しめる曲かどうかが選曲する上でのポイントである。だから今年も私がハマショーを歌うことはない。無念である。

今年の演目は知名度の高い曲が全体の8割ぐらいを占める予定。中年世代の人には存分に楽しんでもらえるはずだ。

そもそも、素人バンドのライブはどうしたって自己満足の世界である。それなのにお客さんからお金をもらうわけだから、せめて和気あいあいとした“宴”にしないと申し訳ない。

そんなポリシーで練習に励まないといけない。以前よりもコーラスやハーモニーなど細かいアレンジにも気を配るようになった。ボーカルエフェクターのような怪しい秘密兵器も研究中だ。


まあ、そんなゴタクを並べている段階が一番楽しい。本番が近づくにつれ、いろいろと失敗を避けるための安全策に逃げ始める。今ぐらいの段階はお気楽である。

メンバーと集うのはカラオケボックスである。カラオケはまったく歌わずにギターを持ち込んでアレコレと試行錯誤している。

問題は、飲み食いに気を取られて酔っ払っい結局は単なる飲み会になってしまう点だ。

カラオケボックス「パセラ」を主な練習場所にしている。ちょっと高級路線を目指しているようで食べ物が結構マトモだ。ハイボールや何とかサワーを片手についついガツガツする。

気付けば酔っ払い完成である。練習よりもアホバカ話が多くなり、せっかくのギターもエロい替え歌を奏でたりして遊んでしまう。

以前は、池袋にあるわが社のビルで週末の昼間に練習に励んだ。誰もいないビルだからツマミも酒も出てこない。当然、練習もはかどった。

先日の練習では、演目はさておき練習場所として“池袋スタジオ”も活用すべきという話も出た。そろそろちゃんと練習しないとマズいという意識の表れかもしれない。

さて、今年のライブでは自己満足の極致であるオリジナル曲も2曲だけ盛り込む予定だ。1曲は新曲である。子どもを想う親心を切々と綴った私の詩に友人が素敵な曲を付けてくれた。

その友人の作曲に対する研究熱心さには頭が下がる。今回の新曲は今まで以上にメロディーラインが心地良い。


ハマショーみたいに♪ウォ~ウォ~♪と歌う箇所もある。これから詩を微調整して夏の終わりぐらいにはカッチョ良く仕上がるはずだ。

演目は最終確定しているわけではないが、斉藤和義、ゆず、アリスや明菜ちゃん、森高なんかの曲も演奏する予定。

フロントマンとしてMCを仕切る私としては、練習の際にメンバーが語るヨモヤマ話をひっそりと記録し始めないといけない。

尾ヒレをつけて笑い話に仕立てて、当日のオカズにするつもりだ。

こんな事を書いてしまうと、次回の練習からみんなが無口になってしまうかもしれない。

無言でバンド練習。それはそれで困る。

2018年5月2日水曜日

連休だから


今日は更新をサボってしまいました。過去モノを二つ載せますので、よかったら覗いてください。




フェティシズム

http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2013/06/blog-post_28.html




器と物語

http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2011/08/blog-post_03.html