ママ活やらパパ活の話ばかり書いても仕方がないので、今日はコメの話である。
炭水化物を避けるダイエットの影響でコメを毛嫌いする人が増えている。由々しき事態だと思う。
そういう私も正直に言うと夜はコメを抜いてしまうことは少なくない。新陳代謝がほぼゼロみたいな年齢だから許してもらおう。
とはいえ、朝からコメをドカ食いするし、週末はドンブリ飯をかっ込むことも多い。それなりに「コメ活」に精を出している。
ふるさと納税で取り寄せた「雪若丸」という名のつや姫の親戚銘柄米が最近のお気に入りだ。粒立った食感が抜群。硬めのコメ好きの私にとって最近のヘビーローテーションである。
最近はお寿司屋さんに行ってもキチンと握りを食べることが増えた。なんだか変な書き方だが、一時期はツマミばかりで酔っ払って握りを食べずに終わるヤボ状態が続いていた。
ある時から改心して、ツマミをいくつか食べたら握りをもらい、またツマミに戻って最後に改めて握りを食べるスタイルに変えてみた。
途中段階というか、前半で2貫ぐらい握りをもらっておくと、胃が適度に刺激されるのか、その後、ツマミばかりでダラダラ飲んでも、最後にしっかり握りを食べたくなる。
結果、トータルで握りを7~8貫ぐらい食べるようになった。これだと帰宅後に変な空腹感も感じないから何かと健康的である。
ウマいお寿司屋さんのシャリはもちろん、ウマい鰻屋さんにしてもカレー屋さんにしてもコメは硬めが定番だ。にもかかわらず軟らかめのコメを好む人は想像以上に多い気がする。
私にとっての謎だ。全国民を対象にしたコメの炊き方好み調査を国家事業として実施したらどんな結果が出るのか興味深い。
カキの炊き込みご飯である。炊飯器に入れるだけの帆立の炊き込みご飯の元を入手して、そこにカキを追加してみた。
炊き込みご飯用の出し汁を規定量で作ったら絶対にベチャベチャになるから、2合用の出し汁を1.5合分だけ使ってスイッチオン。
それでもコメの炊きあがり加減はまあまあレベルだった。規定量で作ったらリゾットになっちゃうような気がする。
こちらは時々作る挽き肉炒めメシだ。具は挽き肉のみ。かつてマッシュルームやらタマネギやらその他諸々の追加具材も加えて作ってみたのだが、どれもイマイチで、結局は挽き肉だけで作る。
味付けは塩コショウと少しのウスターソース。それで充分。当然、かなり硬めに炊いたコメがあってこその食べ物である。
こちらは新宿にある「サムラート」で食べたビリヤニだ。インドの炊き込みご飯である。食管法の改正でインドのナントカ米が流通しやすくなった関係で、昔よりビリヤニを出す店が増えた。
インド料理屋のカレーはナンに塗りたくって食べるのもウマいが、メニューにビリヤニがあるとどうしても注文してしまう。
ビリヤニはそのまま食べるのが普通だが、食い意地の張っている私は、そのまま食べるだけでなく、カレーもぶちまけてしまう。
何種類かオーダーしてあるカレーをそれぞれをビリヤニに混ぜて味変を楽しむ。ナンのほうが絶対に相性が良いカレーだって、結局コメと混ぜ混ぜしたくなる。
こちらは銀座の小料理屋で出てきた特製カレーライス。飲み屋の特製カレーなどと言われると一種のプラセボ効果?が働く。
カレー屋さんで出てきたらごく普通の味でも、飲み屋さんだと妙にウマく感じちゃう。コメが硬めだったらなおさらである。
こんなものばかり食べていると、昨年後半にせっかく落とした体重がアッという間に元に戻ってしまいそうだ。
愛しいけどちょっと憎い小悪魔みたいなヤツ。それこそがコメである。
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