2020年11月4日水曜日

熱海 温泉 自動運転



思い立って熱海に行ってきた。先週金曜の一泊だったのだが、GoToトラベルの影響で行きたい宿はすべて予約できなかった。金曜とはいえ平日だ。ちょっとビックリ。

 

温泉にひたすら浸かりたかったのと、最近替えたばかりのクルマでの走り込みをしたかったので同行者は無し。気ままな一人時間である。

 

GoToトラベルはホテル予約サイトを通して予約すれば自動で割引価格で予約されるから確かに手軽である。私自身も初体験だった。

 

割引だけで満足していたら、6千円分の地域共通クーポンとやらを使いそびれた。当日限りの権利なので、仕方なく土産屋で干物や海苔の佃煮や使いそうもないボディーソープに化けさせた。

 

使ってみて実感したが「使わにゃ損!」である。割引率は同じだから高級な宿に人気が集中するのも当然だ。今回、行きたかったシッポリ系の宿が予約できなかったのもそのせいである。

 

泊まったのは熱海後楽園ホテル。その昔、子供が小さい頃に来たことがあるが、まったく違うスタイルに変貌していた。ちょっとしたリゾートみたいになっていた。

 



 

部屋や館内の温泉はとくに特徴は無いが、渡り廊下で繋がっている併設の温泉施設が実に良かった。

 

オーシャンスパFuua(フーア)という施設で、ちょっと高級な日帰り入浴施設である。ホテル宿泊者も館内を数分歩けば辿り着ける。

 

https://atamibayresort.com/fuua/

 

海に面した露天立ち湯がウリだ。混雑していなかったせいもあるが、極めて快適、大満足だった。

 



 

私の身長だと胸のあたりの深さ。膝をついたら顔だけがお湯から出るぐらいである。海っぺりのヘリに寄りかかって浸かっていると実に爽快な気分で湯浴みが出来た。

 

これまで結構な数の温泉に出かけたが、ここの露天立ち湯は、ちょっと他に無い満足感を味わえた。

 

館内の休憩スペースもかなり趣向を凝らしてあって、ホゲホゲのんびり過ごせる。岩盤浴やいろんなサウナもあるみたいだしクセになりそうだ。

 




 

東京から熱海までは新幹線で40分ぐらいだ。今の私は職場も住まいも東京駅に近いから思い立ったら余裕で日帰り可能だ。今後も仕事の途中でフラッと新幹線で行ってしまいそうな気がする。

 

温泉に泊まった翌日は、ぶらぶらドライブ。まずは来宮神社に古木を見に行った。樹齢2千年以上の楠である。

 

想像を絶する時間を生きてきた大木はそれ自体がパワースポットだから、しばし佇んでエネルギーを吸収?する。

 




 

上の画像が2千年モノ、下の画像は1300年モノの第二ご神木である。樹齢1300年だって驚異的だが、二番手だと見る人も少なく一種の穴場状態だ。じっくり大木と触れあえる。

 

1300年モノのほうは落雷でぼろぼろになっているものの、ハリボテのような状態でもたくましく生きているそうだ。そんな打たれ強さにあやかりたくて、さんざん撫で回してしまった。

 

その後は、湯河原パークウェイ経由で箱根ターンパイクを行ったり来たりしながら、秋晴れの中のドライブを満喫した。

 

街中を走っている際にはなかなか試せないスポーツモードやサスをコントロールする機能をブイブイ使ってみた。

 



 

つくづく自分が中高年で良かったと痛感する。ブイブイガンガン走りまくれる機能は実に楽しかったが、考えようによっては危険だとも言える。

 

今やオジサマ的運転を心がけている私だって若い頃は危なっかしい運転をしていた。あの頃よりはマシな運転をするようになったが、調子に乗ると危ないから気をつけないといけない。

 

それよりもビックリしたのが、自動運転みたいな機能だ。古い人間だからそういう機能にちっとも興味は無かったのだが、試してみてその凄さに驚いた。

 

車間距離をキチンと測りながら加速、減速、ブレーキまでやってのける。アナログな私としては機械を信用できずに、緊張しながらその動きを見守っていたので逆に疲れてしまった。

 

なんとも便利な世界になったものである。怖いぐらいだ。日頃からハイテク機器に頼りすぎるのもシャクだと思っているのだが、世の中の進化に取り残されないためにはある程度従うほうが賢明みたいだ。

 

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