2026年2月18日水曜日

沖縄ひとり旅

 

寒さに疲れてきたので沖縄に行ってきた。気ままな一人旅である。暖かいところに行きたいだけだったが、それだけだとシャバダバなのでメインの目的を野球のキャンプ地巡りにしてみた。

 

というわけで、那覇ではなく周辺のキャンプ地に行きやすい宜野湾に宿を取った。過去に何度も訪ねているラグナガーデンホテルだ。大浴場もあって温水プールでも泳げる何かと便利なホテルだ。

 

海と野球場ビューの部屋に案内されて気分が上がる。ほぼ隣接する距離の球場ではベイスターズがキャンプ中だ。ホテルから徒歩で見学に行ける。ベイスターズの選手もここに泊まっていた。

 





キャンプの見学は選手との距離感が近いし、コーチと選手のやり取りなども聞こえて結構楽しい。ベイスターズファンではない私でも有名選手の顔と名前ぐらいは分かる。キャッチボールを眺めているだけでも迫力を感じられた。

 

練習風景だけでなく、練習試合も観戦できた。もちろん無料だ。千葉ロッテとベイスターズの試合を見たが、かの大谷翔平より高校時代にスターだった藤波晋太郎が頑張っている姿にちょっと熱くなった。

 






宜野湾から近いエリアとしては北谷でドラゴンズ、浦添がスワローズのキャンプ地だったので借りていたレンタカーで見学に行った。「中古車、喫煙」で3日間でたったの1万円で借りられたホンダフィットが大活躍だった。

 

いまどきレンタカーで喫煙車両に遭遇することは稀だ。私にとっては中古だろうが格安だろうが大歓迎である。バカスカたばこを吸えるから野球見学以外のドライブの時間も充実していた。

 



ホテルの大浴場も良いが、宜野湾には知る人ぞ知る穴場っぽい温泉施設がある。10年以上前にも出かけたことがある「天然温泉アロマ」だ。なかなか風情のある大きな露天風呂がウリでひたすらダラダラ出来る。

 



キャンプ見学の後は温泉とサウナでホゲホゲ過ごし、昼の暑さが収まった夜になってからブラブラ歩いて泡盛を飲みに出かけた。こう書いているだけで夢のようなスケジュールである。大げさか。

 

ホテル近くにある飲食店は数が限られているのだが、今は実に便利な時代だ。Yahooマップで近隣の飲食店の画像やクチコミをチェックできるからそれっぽいお店に狙いを定めればいい。

 

初日の夜は「げんてん」という居酒屋に行く。場所柄、観光客向けの郷土料理系じゃない点も悪くない。そっち系の店に行くと、いつも豆腐よう、ジーマミ豆腐、ソーメンチャンプルーあたりの定番品で満足してしまう私だ。ほぼワンパターン状態に陥る。

 



この日の店は串焼きと鮮魚がウリらしく、実際に豚バラトマト巻きの串焼きなどはなかなか美味しかった。沖縄っぽいメニューはあまりなかったが、イカ墨ソーメンチャンプルーと炭火焼テビチを注文。

 




この2つが大正解だった。こんなものがあれば泡盛がグングン進む。一人気ままにやたらと上機嫌になってかなり飲んだ。泡盛はちょっと値が張っても43度の古酒を頼んで55ぐらいの割合の水割りにするのが一番ウマいと痛感した。

 

他にもカンパチの紫蘇巻きが妙に美味しかった。ボリュームもあって具材のバランスもバッチリで肴にも良し、シメにも良しって感じだった。

 



ホテルへの帰路、コンビニでスイーツを買い、部屋に戻ってからはべランダでコーヒーの時間である。やりたい放題と言うには大げさだが、個人的にはそんな感覚だった。

 



野球見学、温泉、泡盛とウマい肴、そしてコーヒーとスイーツである。一人旅としては一種の完成形みたい話である。

 

翌朝、ホテルの朝食ビュッフェで青少年のような食い意地タイムを過ごす。フレンチトースト、ワッフル、ペペロンチーノ、スクランブルエッグ、チーズ入りオムレツ、タルタルどっさりフィッシュフライ、炊き込み飯、カレーライスである。

 



やりたい放題とはこういうことを指すのだろう。妙齢の女性を同伴している旅だったらこんなスットコドッコイみたいな食べ方はさすがに恥ずかしくて出来ない。これも一人旅の醍醐味だ。

 

長くなったので続きは次回。

 

 

 

 

 

2026年2月16日月曜日

ヘボヘボな店


胃腸が強いことが私のウリなのだが、先週、謎に23日も調子を落としてしまった。風邪菌が胃腸を攻撃したのだろうが、ひょっとすると腐ったピーナッツをドカ食いしたのが原因かもしれない。

 

職場でよく口にする「味噌ピーナツ」だ。お気に入りなのだが、数か月前に賞味期限が切れているやつをボリボリ食べた日の夜から不調になった。原因はそれだったかもしれない。食べている時から間違いなく「正しくない味」だったのに平然と食べたのが良くなかった。気をつけようっと。

 

さて、まったく話は変わる。今日はイタリアンをめぐる哀しい話を書く。

 

先日、久しぶりにビックリするほどダメダメな店に遭遇した。店名を書きたくてしょうがないが一応ヤメておく。日本橋エリアである。三越側だ。

 

目抜き通り沿いにあって前から気になっていた店だ。通りすがりに繁盛している様子がいつも垣間見えていたのでハズレではないだろうと入店。

 

どちらかと言えばカジュアルな感じで、狭苦しい店ではないので居心地は良さそうだ。まずはスパークリングワインをグラスで注文。


ところが出てきたのが気泡がすっかり抜けちゃったシャバダバな一杯。やんわりと店員さんに指摘して下げてもらう。

 

ついでに面倒だから白ワインをボトルで頼むことにする。グラス売りのものより間違いがないはずだ。で、メニューを眺めながら何を食べようか楽しく検討しているところに白ワイン登場。

 

飲んでみたらまったくの常温だった。オイオイって感じである。スパークリングは泡が抜けちゃったヤツを出し、白ワインのボトルはまったく冷えてないものを平気で持ってきたわけだからビックリである。

 

飲食店で変に怒ったり威張ったりしないことをモットーにしている私だが、さすがにこれは我慢して過ごせるものではない。店員さんを呼んで親切にダメ出しをした。

 

この期に及んで「冷蔵庫から出してきたんですが…」などと言い訳してくるところにカチンときたが腹を立ててても腹がすくだけだ。こんな調子ならウマいものが食えるはずもない。頼んだ酒の代金は払うからお勘定してくれと店員に伝える。

 

食べ物も注文していなかったし、度重なるダメダメな所業だったわけだから内心では代金は請求されないかもと思ったが、世の中そんなに甘くなかった。

 

うやうやしく迎え入れた客が滞在時間10分も経たないうちに帰っちゃうのに責任者らしき店員すら顔を出さない。酒代もキチっと請求された。まあ仕方がない。ニッコリ支払ってイヤミも言わずに退店。

 

その足で近隣のイタリアンに入って気を取り直して楽しく飲み食いした。調子よくワインをグビグビしてパスタやらツマミやらを頬張っているうちに気分も良くなった。

 



それにしても思い出すだけで不快な経験だった。いまどきあんなにヘボヘボな店が一等地でいっぱしの人気店みたいな様子で営業していることが不思議で仕方がない。愛する地元の評判にもかかわる由々しき問題だ。

 

SNS界隈では飲食店をめぐってバトルみたいなやり取りが飛び交うことが珍しくないが、こんな経験をするとヘボヘボな店を世間にさらしたくなる人の気持ちも分からなくはない。

 

プロである以上、客がビックリしちゃうような失態は禁物だ。もちろん、人間だからミスは起こす。問題はそこでどう対応するかだろう。今回の件は別にカネを返せという話ではない。然るべきポジションの人間が一言ぐらいワビを入れるのが当然だと思うが、それをしないで平気でいる姿勢が気持ち悪い。

 

そこそこの人気店だとしたら、お客さんの中には記念日とかに遠方からわざわざ来る人もいるだろう。そうじゃなくてもお客さんの中には滅多にしない外食をそこで楽しもうとする人もいるはずだ。そんなタイミングでヘボヘボな対応をされたら実に可哀想だ。

 

全然話は違うが、長嶋さんや王さんが試合を滅多に欠場しなかった理由は、お客さんにとってはその日の試合が人生で最初で最後の観戦かもしれないからというものだった。まさに一期一会の精神である。

 

どんな世界でも同じだろう。プロである以上、最低限守るべき矜持があって然るべきだと思う。

 

なんだか偏屈オヤジの愚痴に終始してしまった…。

 

 

 

 

2026年2月13日金曜日

梅とアンコ


2月といえば梅だ。春を告げる花というより、もうひと踏ん張り冬と闘いましょうと言われているような気がする。桜のこれみよがしな感じに比べて何ともはかなげな梅の花の風情が大好きである。

 


 

ついでに2月といえばバレンタインデーである。若い頃はとりあえず私にも高揚感はあったが、それも今や昔である。ショッピングセンターやデパートが通行の邪魔な場所でチョコレートフェアをやっているとイライラするようになってきた。

 

日本橋三越でもこの時期はチョコレート大販売会みたいなイベントをやっているのだが、時を同じくしてナゼかその横で「あんこ博覧会」という素敵な催事を展開している。

 

和菓子好きな私にとってはミッキーの大ファンがディスニーに出かける時ぐらいウキウキするイベントである。

 

こういう催事には平日に出かけることが大事だ。先月同じ催事場でやっていた大北海道展も地の利を活かして平日に覗いてきた。

 




コンビニスイーツだろうが、フランス人の巨匠が作る洒落たケーキだろうがウマければ全部好きだが、洋菓子と和菓子のどちらか一方と縁を切らなきゃ死んじゃうという選択を迫られたら間違いなく和菓子を選ぶ。

 

日本が世界に誇れるものは数々ある。一に大谷翔平、次いでトヨタ自動車、続いて寿司、その次ぐらいに「こしあん」を推したい。なんかヘンテコな順番だ…

 

あんこを「博覧会」としてぐいぐい推してくるわけだから、さすが天下の日本橋三越サマである。とても良いセンスだ。

 

正直言って「博覧会」と呼ぶには出店数がたいしたことはないのだが、なかなか普段はお目にかかれない地方の珠玉の和菓子が登場する。

 



イートインスペースもあるので適当に目についた商品を買って気軽に味わえるのも楽しい。大人気商品ともなると平日でも行列状態だから並ばず買える店の甘味を買ってもぐもぐ味わう。幸せだ。

 

それにしてもわざわざバレンタインのチョコ商戦に合わせて隣り合わせでこんなイベントをやるわけだから、世の中には214日に和菓子をプレゼントする習慣が根付き始めているのだろうか。だとしたら嬉しい。ぜひそうであって欲しい。

 

ひとしきり和菓子の奥深い世界を覗いた後は地下一階に移動する。デパ地下のスイーツコーナーである。三越には日本中の銘菓が揃っている。甘味好きにとっては天国みたいな場所だ。

 

名店のテナントの他に日本全国の人気和菓子を一堂に集めた菓遊庵というコーナーがイチ押しである。和のスイーツのセレクトショップとしては日本でもトップレベルだと思う。

 

曜日ごとに入荷する品がいろいろと決まっていたり、季節ごとに新登場の逸品も用意されたりする。

 https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/foods/sweets/event_kayuan.html

 

旅先で味わった思い出の和菓子をふとみつけて手軽に買えることも珍しくない。そういう偶然の出会いもまた楽しい。

 

各地の銘菓が揃う棚には商品ごとに簡単な説明文もあるので特徴が掴みやすい。まとめて何種類も買って帰って自分好みかそうじゃないかを試す時間もワクワクする。

 

このセレクトコーナーの残念な点はレジが混雑しがちな点だ。やはりここも平日の変な時間に攻めたほうがストレスがない。行ける人はぜひ行くべき場所だと思う。

 

前回の血液検査では血糖値が心配だったのだが、まるで標準値で拍子抜けした。でも相変わらず甘いモノを愛しまくる日々だから次回の検査はさすがに要注意状態になることを恐れている。

 



 暇つぶしに入るレトロな喫茶店などでも昔ながらのプリンやモンブランをメニューに見つけると頼まずにはいられない。

 

還暦も過ぎた今、甘いモノも辛いものもしょっぱいものも何も制限せずに過ごしていることは幸せだ。そんな状態を少しでも長く続けるためには「適量が大事」だと百も承知なのだが、ついつい過剰摂取を常としてしまう。

 

まあ、それはそれで幸せなことだから自らの行動を見て見ぬフリして今日も明日も生きていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

2026年2月9日月曜日

負けず嫌い?

 自分が負けず嫌いだとは思わないのだが、いつも何かと戦っているのは確かだ。今日は更新が追いつかなかったので、勝ち負けにこだわりたがる私のヘンテコな性分を書いた過去ネタを載せます。


負けた気がする

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2019/08/blog-post_7.html









2026年2月6日金曜日

胃腸炎

 謎に胃腸炎みたいで苦悶しているため更新を休みます!!




2026年2月2日月曜日

モノグサオヤジのお茶

 

横着こそ快感とばかりに面倒なことを避け続けている。十数年前に何度目かの独身生活に戻ってからそんな傾向に拍車がかかっている。

 

衣食住の衣食の部分は今やネットばかりで済ませている。アマゾンやネットスーパーの利用頻度はもはや日課みたいになってきた。

 

最近、手を出したのがお茶の世界である。気軽に飲む煎茶までお手軽で横着極まりない商品にハマり始めている。

 

家庭人の頃は日本中の窯場めぐりに励んでいたので急須一つとっても常滑焼はもちろん、備前焼や唐津焼の作家モノを集めて、湯飲みにしても同様の贅沢品?を喜んで使っていた。

 

一人暮らしに戻ってからもしばらくはその路線を続けていたが、なにぶん茶葉の出がらしの処分が面倒になってきて“風流”の世界とオサラバすることになった。

 

で、ティーバックの煎茶に目を向けたのだが、なかなか満足する味に出会わず結構な手間と時間をかけてアチコチから煎茶ティーバックを取り寄せて研究した。

 

お気に入りになったのが伊豆を産地とする「ぐり茶」。杉山というメーカーのティーバックが私好みの味だったのでここ10年以上それだけを愛飲している。

 



もともとぐり茶は苦みが少ないことがウリである。ティーバックで濃い目に抽出しても変な苦みが出ない点が素晴らしい。それ以後は浮気もせずに取り寄せ続けている。海外旅行に行く際にも必ず持参するほど愛着がある。

 

今後も基本的にはこれを飲み続けようと思っているのだが、自宅ではともかく職場では事情が異なる。使い終わったティーバックの処理がちょっとだけ面倒なのが以前から引っ掛かっていた。

 

自分のデスク横のごみ箱にビチャッと濡れたティーバックを捨てたくないので別の場所に捨てに行くのが少しストレスになっていた。そのせいで職場では粉末状のスティックコーヒーばかり飲んでいるのだが、やはり煎茶が飲みたいこともある。

 

で、アマゾンで粉末のスティック状のお茶を探してみた。お寿司屋さんで出てくるような粉茶が美味しいわけだからスティックの粉末茶だってウマいものはあるはずである。

 


まずは「辻利」が出しているスティック煎茶を試してみた。悪くないけどちょっと薄い。よく読んだら1スティックに対してお湯は100ccだとか。私のマグカップの適量だと2袋でちょうど良い感じになった。

 

スッキリ軽やかな風味だ。良くも悪くもクセがない。強いて言えばパンチに欠けるからお茶単独で飲む時に向いている。かたわらにお菓子でも用意するとやや味が弱いかもしれない。

 

で、お次にAGFが出している「特上煎茶」なるスティック茶を試してみた。こちらは1スティックに対してお湯は140ccだ。その点では使い勝手が良い。おまけに妙に濃い感じがするから少しぐらいお湯の量が多くてもカバーしてくれる。

 

「辻利」に比べるとパンチがある。悪く言えば苦みが強い。でもそこが魅力にも感じる。それっぽい湯飲みに入れて客人に出してもスティック茶だとは絶対にバレない本格的な味がする。

 

個人的にはこっちのほうが気に入った。和菓子と一緒にゆったり味わいたい雰囲気である。スティック煎茶なんてウマくないだろうなと想像していた私の感覚はもはや古臭い思い込みなんだろう。

 

それにしても急須が面倒になったことに続いてティーバックまで面倒になってスティック状のお茶を飲み始めたわけだから横着の極みみたいな話である。

 

以前ここで書いたスティックコーヒーの話もそうだが、思い込みを脱して固定観念抜きでトライしてみると案外ウマいものが見つかるのが今の時代だろう。つくづく便利になったことを痛感する。今後は国内海外問わず旅行に行く際にはスティック煎茶も持参しようと思う。

 

お茶にこだわりがある人にはぶっ飛ばされそうな話かもしれないが、好みに合うスティック茶を見つけられたらモノグサオヤジにとっては大いなる幸せである。






 

 

 

2026年1月30日金曜日

酒を飲む場所

 

最近は以前より酒が強くなった気がする。昨年思い切って体重を落としたことが影響しているみたいだ。おそらく内臓脂肪がそれなりに減って内臓が以前よりも頑張るようになったからだと思う。

 

飲む量が劇的に増えたわけではなく飲んだ後の不快感が無くなった感じだ。ムカムカから解放されることは大きい。飲んだ後の時間が何かと有意義に使える。

 

飲み過ぎてゲロッピーになることも10年ぐらいご無沙汰だ。吐きまくっていた若い頃は一体どれほど飲んでいたのだろう。思い返すとゾっとする。

 

今の季節は熱燗がウマい。身体中に染み渡る感覚が嬉しい。四季のある国に生まれたことを有難く感じるのが冬の珍味と熱燗の組み合わせに悶絶する時間だ。

 



白子ポン酢やらカラスミをお供に熱々の酒を堪能すると物凄く幸福だ。最近は甘いモノもやたらと摂取しているが酒ももちろん好きだ。この二刀流には努力は不要だ。雑食性の自分がラッキーだと痛感する。

 

お寿司屋さんなどでシッポリ飲む場合と居酒屋でワチャワチャ飲む場合とで趣は変わる。どちらも捨てがたい。上質な肴が揃うお寿司屋さんでは熱燗でジックリ、ジャンクなツマミが楽しめる居酒屋では生グレサワーをグビグビというのが私の定番だ。

 

熱燗のツマミにウニを突つくのが好きだ。若い頃は財布の事情もあって遠慮気味に食べていた。それなりに「オトナ食い」が出来るようになってからは青春時代のカタキ討ち?みたいな気分で食べる。

 



熱燗と生ウニの組み合わせは日本人ならではである。外国人が好みそうな雰囲気ではないが、こればかりはこの先も日本人ファースト?が続いてほしいものだ。

 

ウニの刺身には醤油だけでなく塩も合う。両方揃えて味変すると飽きが来ない。ウニの握りも大好きだが、酒のアテとなると軍艦より細巻きでチマチマ味わうのがおススメだ。先日、とある店でウニの天ぷらが出てきたが個人的にはイマイチだった。やはりフツーが一番だと思う。

 




さてさて、居酒屋だとやたらと生グレープフルーツサワーを飲みたくなる。血圧の薬とグレープフルーツの組み合わせは禁忌の代表格だが、血圧の薬は朝の服用だ。夜の時間は問題ないだろうからグビグビ飲む。

 

肉系のツマミや揚げ物と合わせるとバッチリだ。今の季節ならカキフライも嬉しい。カキも衣とソースをまとうと途端にジャンクな一品になるから生グレサワーの相棒として適任だ。

 




安さだけをウリにする店だとチョビっとしかグレープフルーツが入っていない。あれは残念だ。安物買いのゼニ失い気分に陥る。半分にカットしたグレープフルーツを自分で絞らせてくれる店は有難い。果肉もしっかり混ざって気持ちも豊かになる。

 

それにしても日本の居酒屋文化は世界に誇る奥深さだと思う。食べ物や飲み物の種類の豊富さ、店ごとの個性など外食ジャンルの中でも傑物的存在と言っていいと思う。

 

とくにチェーン店のメニューには感心する。情緒や趣とは無縁だが一種のワンダーランドとして抜きん出ていると思う。和洋中の概念を超越したある意味極めて日本的な世界だろう。

 



この画像のタマゴが写っている一品は「ツナタマゴドック」だ。ホットドックに使うような大ぶりのパンの中にツナがテンコ盛りになっている。飲み屋さんのメニューとしては異色だ。怒られそうだがパンは無視して中身のツナとタマゴをツマミにした。中身だけでも結構食べ応えがあった。

 

ここではグラタンやシューマイも食べた。どれもサワーをグビグビするには最適な相性だった。「熱燗と生ウニ」みたいな時間とはまったく種類が違う世界だが、どちらも「酒を飲む」という目的は一緒だ。

 

思えば背筋が伸びるようなオーセンティックなバーや気安いショットバーも酒を飲む場所だし、酒屋さんの角打ちや街外れのスナックや銀座の高級クラブも然り。「酒を飲む場所」って実に多種多様だ。

 

TPOに応じてそれぞれの場所で好きなように楽しめる今の時代に生きていることは実に幸せだ。「時代ガチャ」、「国ガチャ」という点でつくづくラッキーだと思う。

 

 

 

 

 

2026年1月28日水曜日

サイズの話

 更新が間に合わなかったので過去ネタの中からタメになる話?を一つ載せます。


ゴリラよりも

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2018/08/blog-post_22.html





2026年1月26日月曜日

甘くて甘い生活

 

相変わらず甘いモノばかり食べている。乙女みたいだ。いや、乙女というほど可憐ではない。ドカドカ食べたりもする。下の画像は時折無性に食べたくなるモンブランみたいな大福テンコ盛りである。ヘラで取り分ける時にナゼかいつも興奮する。

 



正式名称は「栗千本」だ。日本橋コレドの中に入っている「栗りん」という店で売られている。大福の中にも栗ペーストと生クリームが入っていて官能的な味がする。確か2千円ちょっとで買える。

 

日本橋エリアは三越前駅あたりを中心に各県のアンテナショップが集まっている。三重県のショップでは時々あの「赤福」も売られている。赤福も「ヘラで取り分けるスイーツ」である。栗ペーストもこしあんも私にとっては愛しい存在だ。

 

職場でもしょっちゅう甘いモノを食べているが、どちらかといえば夜のノンビリした時間に食べるほうが好きだ。わざわざウーバーでスイーツだけ取り寄せることもある。

 

「デザート」や「スイーツ」などの言葉で店舗検索するとワンサカいろんな店が出てくるのだが、夜の問題は和菓子系がなかなか見つからない点だ。パフェやジェラート、クレープなどは簡単に見つかるが、あんこっぽい甘味は見つからない。

 

思えば甘味処は早い時間に閉店するのが普通だ。あの慣習は何とかならないものだろうか。繁華街だったら夜の10時ぐらいまで開けてくれれば晩酌の後に立ち寄る需要はあると思う。いや、そんなヤツは私だけなのだろうか。

 

例えばお寿司屋さんで飲み食いをしてホロ酔いになったとする。夏だったらかき氷、冬だったら温かいお汁粉をシメに食べたらかなり幸せだ。私だけの変態趣味だとは思わないのだが、世の中そんなことを願っている人は少数派みたいだ。

 



デリバリーでよく頼むものの一つがミニストップのプリンパフェ特盛りだ。凄くウマいと言えるかはビミョーだが、甘さを求めている身体はいつも喜ぶ。ジャンクフード魂が満ち満ちている感じだ。

 

「夜パフェ」という言葉があるように私も不思議とパフェは夜に食べたくなる。ミニストップは他にもイチゴのパフェなど時期によっていろんなメニューがある。専門店よりお手ごろだしノンビリ映画でも見ながらコーヒー片手に味わうと癒される。

 



パフェの仲間?みたいなシェイクも外せない。マックシェイクはナゼかデリバリーしてくれないからもっぱらドミノピザからシェイクだけを取り寄せる。一個だけだと出前は頼めないという昭和人の思い込みのせいで必要ないのに複数注文して冷凍保存までしてしまう。

 

冷凍すると解凍が一苦労である。アイスクリームと違って「吸えるシェイク感」を再現するためにいつも奮闘している。基本は足元温風器のそばに置いて徐々に溶けるのを待つ。近づけ過ぎるとプラスチック容器が溶けるので25センチぐらいの距離で数分おきに容器を回してひたすらシェイク復活を待つ。

 

そんな苦労を経て吸える状態になると妙に愛しく感じる。我ながらとてもバカみたいである。でも実に平和だ。

 

休みの朝になぜか食べたくなるドーナツももちろんデリバリーだ。ミスドのほうが自分好みだと分かっていても時々浮気しちゃう。下の画像はクリスピークリームドーナツだ。

 



この店の他にもジャックインザドーナツという店からも浮気ドーナツを頼むのだが、やはりミスドのほうがウマい。毎度そう思うのは確実なのについついいろんな店にトライしたくなる。

 

「ヨソに目が向く」のは男の悪いクセかもしれない。美人の恋人がいても機会があれば他にもちょっかいを出したくなる心理と同じだ。私もいまだにそんな浮気男根性丸出しで生きているわけだ。

 

一応、節制も意識するときは東日本橋にある「cohachi」という「米と米粉のドーナツ」をウリにするお店の商品を注文する。

 



さすがにちょっとパンチに欠ける味だが、わりと温かい状態で運ばれてくるのでそれなりに満足できる。たいていのドーナツはレンチンでほんのり温めれば数段ウマくなる。

 

だったら健康を意識していつも米粉のシュガードーナツなどシンプルなものを食べればいいのにミスドの官能的な味の誘惑には勝てないのが残念である。

 

最後に最近感動した逸品を紹介する。ピザハットの「チージーロール」という名の生地だ。ピザはチーズと具材だけ食べて生地はすべて残すという不届きな行為を繰り返している私がピザ生地に感動したわけだから画期的である。

 

ピザハットは以前から「ピザ生地のミミまで食べさせたい」という努力を重ねているらしい。ミミどころか生地すべてを食べない私にとってはそんな努力を気にも留めていなかったのだが「チージーロール」には感服した。

 



 ピザ生地というよりもはやパンである。それもフカフカモチモチの素敵なパンである。具が乗っていない端っこは妙にこんもりしているのだが、その部分には別添えのメープルシロップをつけて食べる趣向だ。

 

やたらと美味しかった。私にとってはこれまで無残に捨ててしまったピザ生地の復讐みたいな感じだ。メープルシロップのせいで「ズルい味」になる。まさに「そう来たか!?参りました」って感じだ。

 

甘いモノが好きな人ならゼヒ試してもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

2026年1月23日金曜日

時代遅れ

 

「男たるもの、こだわりを持て」。そんなエラそうなことを何度か書いてきた。もっともらしい主張だが、私のこだわりなどしょせんは時代遅れの偏屈男の戯言みたいなものである。

 

日本人の平均年齢は2025年時点で49.8歳だとか。いつのまにか平均よりも10年も年上になってしまった。私が15歳だった当時の日本人の平均年齢は34歳だったらしい。今よりずいぶん若い。そりゃあ国に活気があったのも理解できる。

 

私が43歳ぐらいの頃に平均年齢と同じになり、その後は私の年齢が平均を追い越し、今では10歳差になってしまった。何だかビックリである。

 

ちなみに国全体の平均年齢がいよいよ50歳になるから昔に比べて若者が幼く見えちゃうのも仕方がない。若者自体が少数派になっているわけだ。若者にはちょっと気の毒である。

 

昭和35年ぐらいだと国全体の平均年齢はまだ20代だった。若者のエネルギーが世の中で幅を利かせていたのも納得である。だから何だ?と言われそうだが、イマドキの世相を俯瞰する意味では興味深いデータではある。

 

さて、私自身の「時代遅れ問題」である。一例をあげる。ビジネスの世界で飛び交うヘンテコな横文字が妙に気持ち悪くて仕方ない。だいぶ前からそう思ってはいたが、近頃ますます違和感というか嫌悪感が強くなってきた。

 

期限だの納期をデッドラインなどと言われると途端にゾワゾワする。もともと編集畑で仕事をしたせいで私は「締め切り」という日本語に今でも敏感だ。変な言い換えがいつもひっかかる。

 

「オンスケで頼む」「デフォでよろしく」みたいなのも苦手だ。実際に耳にしてもヘンテコさを指摘するほど偏屈ではないが心の中でイライラする。

 

ナレッジだエビデンスだコンセンサスだ等々、なぜ日本語にしないのか不思議でしょうがない。定着していない考え方や適当な日本語が無い場合ならともかく、ごく普通の日本語でコト足りる意味合いだと気持ち悪さしかない。

 

「ボトルネック」とか言われると夜の銀座の話じゃないかと思ってしまう。オネエサン達にすぐに飲まれちゃう私のボトルの名札のことが真っ先に頭に浮かぶ。

 



ブツクサと文句を書いてしまったが、考えてみれば私が違和感を覚えること自体が世の中が変わってきている証なのだろう。


ビジネスの世界で60歳といえば超高齢者である。中枢で動いている面々は年下ばかりだ。ヘンテコな横文字が標準化しているなら私が感じる違和感は一種の老害に近いものなのかもしれない。

 

あ~~切ない…。

 

ヘンテコ横文字問題だけではない。自分が若かった頃に定着していなかった風習やイベント的なことへの違和感も同じだ。ハロウィンでワチャワチャする風潮などその最たるものだ。

 

クリスマスやバレンタインデーにはちっとも違和感がない。自分が経験してきたからに他ならない。ハロウィンに関しては若き日に無縁だったから何となくナナメからあーだこーだ言ってしまう。

 

西洋かぶれだ、ミーハーだ等々あれこれエラそうに断じてしまう。それを言うならクリスマスやバレンタインにも同じような姿勢をとるのが“正しい偏屈”なのにそうじゃないからシャバダバである。

 

恵方巻きもしかり。「あんなもの西のほうの怪しげな風習だろ?」などと毎年のようにウンチク付きの文句をシタリ顔で語っている。あれだって今やすっかり定着して私のようなブツクサ派はすっかり少数派になってしまった。

 

しっかり定着したそうした一連の流れに対してイチャモンをつけたくなるのは単に時代に逆行しているだけだ。言い換えれば時代遅れでしかない。ちょっと悔しいけどそれが現実だ。

 

あ~~切ない…。

 

と、自分の感覚が時代遅れだと改めて実感しているわけだが、かといって今さら迎合するのも気持ち悪い。キチンと自覚しながら“ブツクサ精神”を維持していこうと思う。

 

 

 

 

 

 

2026年1月21日水曜日

不毛地帯、白い巨塔

 

何も予定がない週末ほど嬉しい時間はない。隠居爺さんみたいだが、ヒゲもそらず寝間着のままダラダラ過ごす時間ほど得難い時間はない。

 

日頃、多忙を極めているわけでもないのに予定が無ければとことん何もしないで過ごす。「予定ナシ」という言葉は物凄く魅力的だ。一番の贅沢だと思う。

 

やたらと予定を入れないと不安という人もいるようだが、私には理解不能だ。年を取ったことが理由ではない。かなり若い頃から休みの日に漫然と何もせずに過ごすのは好きだった。

 

そんなダラダラの一日にオススメなのが「連ドラ一気見」である。何年か前にコロナに感染した際は、全26話ぐらいの名作ドラマ「北の国から」を2日ぐらいで全部見た。なかなかの達成感を味わうことが出来た。

 

この前の週末、「不毛地帯」と「白い巨塔」を黙々と鑑賞した。唐沢寿明の顔を数十時間眺めていたことになる。我ながらよく頑張ったと思う。

 



「不毛地帯」は15年ほど前、「白い巨塔」は20年前ほど前の連ドラだ。イマドキのドラマは10話ぐらいで終わるが、昔のドラマは半年サイクルだったから全20話ぐらいある。一気に見るのはかなり疲れる。

 

変な話、せっかくの休日が全部つぶれる。土日丸ごとテレビ漬けで終わる。休むというより疲れるだけかもしれない。でも面白ければそれで良しである。

 

夢中になって見ていればその世界に没頭することで一種の現実逃避にもなる。レンタルビデオ屋さんにせっせと通っていた昔と違って今は配信モノが世の中に溢れまくっているから随分と便利になったことを痛感する。

 

2作品の感想をアーダコーダと書いても仕方がないが、「不毛地帯」は設定が昭和30年代~40年代だからネットやスマホが無い時代ならではの緊迫感や切ないシーンがいろいろあって感慨深かった。

 

映画「ALLWAYS三丁目の夕日」シリーズにも通じる郷愁を誘う感じが良かった。こればかりは若年世代には理解できない部分だろう。“プチ時代劇”と呼びたくなる楽しさがある。

 

スマホってつくづく世の中から情緒みたいなモノを奪った機械だと改めて痛感した。もちろんその便利さに慣れきった今、スマホなしで暮らせと言われても絶対に無理だ。いわば「知ってしまった悲しみ」みたいなもので、知らずに生きていた時代のおおらかな感じが懐かしいのは確かだ。

 

誰かに追われているわけではないものの、スマホを持つことで常に何かに追っかけられている感覚は誰にでもあると思う。着信履歴があれば無視したくても何となく気になる。LINEも同じ。既読せずに無視しようと思っても何かの連絡が来ていると思えばザワザワしちゃう。

 

もちろん、有難い機械ではある。私自身、中毒といえるぐらい片時も手放さずに利用しているわけだから悪く言うほど嫌いではない。でも一種独特な「囚われの身」のような感じは昭和の頃には無かったのも事実だろう。

 

「不毛地帯」に「白い巨塔」。いわゆる山崎豊子モノである。壮大系とでも呼べる作品は他にもいろいろある。「華麗なる一族」や「沈まぬ太陽」など名作がテンコ盛りだ。

 



どれも過去に見ているのだが、不思議なもので熱中して視聴しても3年、5年も経つうちに細かいストーリーは忘れてしまう。「白い巨塔」だって財前教授が一審では無罪になるのを忘れていたから関連シーンをいちいちハラハラドキドキしながら楽しめた。

 

そう考えたら山崎豊子モノに限らず、近年の大ヒット作である「半沢直樹」のパート1とパート2をぶっ続けで見直したら案外充実した休日になるかもしれない。

 

物忘れが強くなってきたから過去に見た映画やドラマをフレッシュな気持ちで楽しめる。これは意外な盲点だ。無理して最新の作品を鑑賞するよりだいぶ前に熱中した作品を総ざらいするのは大いにアリだと思う。

 

なんなら「太陽にほえろ」や「特捜最前線」、「池中玄太」や「ふぞろいの林檎たち」あたりを全話見られたら楽しそうだ。配信されているかどうか調べてみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

2026年1月19日月曜日

鴨の夜

 

気に入ったからまた来ようと思ったまま忘れてしまうお店は案外多い。凝り性なB型気質?のせいで決まったジャンルのお店を探索しまくった時期もあったので記憶から消えてしまった店は多い。トンカツや洋食、寿司など頻繁に食べたくなるジャンルならともかく、それ以外だと簡単に忘れてしまう。

 

先日、ふと思い出したのが鴨料理専門店だ。鰻やら馬肉、牡蠣あたりなら専門店の存在をしょっちゅう思い出すのだが鴨は盲点だった。

 

で、訪ねたのが東銀座にある「鴨亭」。繁華街から外れた立地だから通りすがりに思い出すこともなく、前回訪ねた時からもう何年も経っていた。蕎麦屋にいけば高頻度で鴨せいろを食べるのに鴨専門店を忘れていたのは何だか損した気分である。

 

数年ぶりだからメニューも変わっていたし、内装もリニューアルされていた。鴨しゃぶを中心にあれこれと鴨の一品料理を頼みたかったのだが、今はコースじゃないと鴨しゃぶが注文できないと聞いてちょっと落胆。

 

コースだと鴨とは無関係な料理も出てきてしまう。頭の中がカモカモモードになっていた私としては鴨しゃぶを我慢して一品料理だけで攻めようかとも思ったのだが、レア気味で食べる鴨しゃぶのウマさを断念できずおとなしくコースを注文。

 



前菜あれこれや刺身も美味しかったが、以前より少食になってきたせいで調子に乗って食べていると鴨しゃぶが楽しめないから控えめに味わう。そのくせ、アラカルトメニューから馬肉ユッケは頼んでしまう。本末転倒だ。

 



メニューに馬肉があると条件反射みたいに注文してしまう。カモカモ気分を超越する馬肉の魔力に改めて恐れ入った。本能的に滋養強壮を求めているのかもしれない。

 

コースに含まれていた鴨の焼き物はカモカモ気分を充たしてくれた。つくねがとくに良かった。鶏肉とはまるで違う風味を苦手に感じる人もいるが、さすがに専門店だけあって鴨肉の良い意味での個性が引き出されている感じ。

 



以前に来た時はいろんな鴨料理を頼んだのでサッパリ系の鴨とちょっと脂っぽい鴨の両方を堪能したのだが、今回は全体にサッパリ系に終始していた印象だ。もう少し脂身のウマさを楽しめる一品があっても良かったと思う。

 

鴨しゃぶの肉も脂身は少な目でクドさは無し。クセが無さすぎるぐらいだがこれはこれで良かった。中高年向きかもしれない。いうまでもなくネギとの相性も抜群でヘルシーな気分になれた。

 




つけダレは無し。その分、しゃぶしゃぶのダシがしっかりしているから鴨肉の味をストレートに楽しむ感じだ。15秒程度しゃぶしゃぶすれば程よい火加減になる。薄ピンクぐらいがちょうどいい。

 



シメは雑炊か蕎麦を選べるのだが、この日は蕎麦。ほぼ茹で上がっている蕎麦が出てきて、鍋で少ししゃぶしゃぶする。冷たい鴨せいろでシメたい気分だったが。温かい蕎麦で仕上げるのも冬ならではだ。コシのある蕎麦だったから満足。

 

あーだこーだと書いてきたが、コースにしちゃったせいで前回のような感激はなかったのが正直なところ。次回はアラカルトで鴨ざんまいを企んでみたい。

 

 

 

 

 

2026年1月16日金曜日

プチ贅沢めし

 

ネットに溢れるリール動画の中にはズボラで簡単な料理を紹介するものも多い。時々私も参考にする。便利な時代になったものだと思う。

 

20代で一人暮らしをしていた頃は自炊の真似事をするにも一苦労だった。いつも思いつきとカンと目分量の調味料でアレコレ作ってみたが、失敗が7割、成功が3割ぐらいだった。成功しても常に目分量で作っていたから二度と再現できないのがジレンマだった。

 



いまも時々キッチンに立って簡単なズボラ調理に励む。たいていは肉を焼くぐらいだが、一応こだわりをもって自己流を楽しんでいる。上の画像はコンビーフ炒めメシだ。案外こんなものがウマい。


ちょっと高級なコンビーフをドッサリ使うのがポイント。そこら辺で見かけるありがちなコンビーフは味がイマイチなので不純物が少ない高級路線のコンビーフを使う。オジサマ料理だからコスパは考えない。


顆粒のコンソメを少量、あとは焼肉のタレとウスターソースをチョロっと投入。塩コショウは無しで硬く炊いたご飯と炒めるだけ。実に簡単だがかなり美味しい。オススメです。

 

簡単調理の極めつけといえば炊き込みご飯だ。市販されている炊き込みご飯の素を使えば間違いない味になる。そこに具材や味付けを追加するとちゃんと料理をした気分になる。

 

「まな板と包丁は使わない」。これが私のモットーだ。あまり本格的になると何かに負けたような気がするし、凝りだしたら際限なくマニアックな趣味になりそうだからブレーキをかける意味もある。

 

包丁やまな板ナシでそれなりにウマいものが完成すると勝ち誇りたい気分になる。闘いでもないのに勝った気分になるのが良い。意味不明だが、いつもそこに小さな幸せを感じている。

 

頻繁に作るのがタケノコご飯である。市販の素もいろいろ使う。タケノコご飯の素に限らず、キノコの炊き込みご飯やら五目釜飯の素やら相性が良さそうなものなら何でもアリだ。

 



ポイントは具材の追加だ。市販の素に入っている具材はシャバダバだからプラスアルファこそが勝負を分ける。タケノコを別途用意して具だくさんにすればちょっと優雅な?気持ちになる。やはり材料に関してはコスパ無視が基本だ…。

 

タケノコを一から仕込むのも面倒だ。ここでもお惣菜として売っている出来合いのタケノコ土佐煮などを買ってそれを適度なサイズにハサミでカットして使う。

 

市販の炊き込みご飯の素はたいてい味付けが弱めだ。おかずナシで満足したい私としては醤油やみりん、時には砂糖を加えて味を濃くする。この加減をミスするとマズい仕上がりになるが、しょっちゅう作っていると失敗しなくなる。

 



タケノコご飯に限らず、鯛めしの素だったら鯛の刺身、タコめしだったらタコの刺身を追加投入すればプチ贅沢気分が味わえる。上の画像はカニの炊き込みご飯にカニのほぐし身の缶詰を丸ごと加えたバージョンだ。画像では分かりにくいがカニ風味がグレードアップして美味しくなった。

 

冬になると頻繁に食べたくなるカキも炊き込みご飯にしたくなる。ちなみに節制を兼ねて炭水化物を避けたい時は、市販のパスタソースに生ガキを加えてアヒージョ風にして食べる。ハイボールに妙に合う。実に簡単だが手軽にカキ料理を堪能した気分になる。

 


 

カキを炊き込みご飯にする際も各種の市販品をベースにすることが多いが、塩昆布が冷蔵庫にあればそれだけでウマい一品が出来上がる。醬油、みりん、酒を基本にテキトーに味付けを考えて炊飯器のスイッチを押すだけで真っ当な炊き込みご飯が完成する。

 



ちなみに、炊き込みご飯に加えたくなる薬味のネギもあらかじめカットされているものを用意すれば都度都度適量を振りかけるだけで済む。カットねぎは我が家の冷蔵庫に常備している。使う予定が無くてもネットスーパーへの注文のたびにムダ覚悟でまとめて買っている。

 



ネギと漬物さえあれば好みの味付けにした炊き込みご飯だけで満足できちゃうのが嬉しい。具材が多ければおかず無しでもOKだ。炊き立てのウマさは格別だ。炊き上がりをすぐに冷凍すればせわしない時の朝食用としても重宝する。

 

「富豪」を謳うブログにしては随分とビミョーな題材を熱く語ってしまった。先週書いたスティックコーヒーの話もそうだが、最近は手近なものをちょっと贅沢に使って満足している。


もっと豪快な話を書きまくらないと看板倒れ?である。頑張ります…。