最近のお気に入りが「オーベルジーヌ」のカレーだ。ウーバーイーツのデリバリーで食べたのが最初だったのだが、完全に私好みの「甘いカレー」だった。
テレビや映画のロケ弁としても有名らしい。食べやすいカレーだから幅広い人気を集めるのも納得だ。スパイスがガンガン効いたカレーよりおっとりした?欧風カレーが好きな人なら気に入ると思う。
私のカレー史は当然ながら実家の母親お手製のニッポンの家庭カレーに始まる。ニンジンや芋のせいで好物ではなかった。時々食べたボンカレーも野菜が邪魔だった。
高校生の頃、インドカレーの老舗「アジャンタ」を知って衝撃を受けた。やたらと辛くてヒーヒー言って食べたのだが、チキンカレーにはチキンしか具が見当たらなかったことに喜びを感じた。
それからは都内各地のインド料理屋を随分とめぐった。野菜が無いというだけでソッチ系のカレーの虜になったわけだ。
気付いたらレトルトの世界もカレーマルシェの登場によってニンジンや芋とは無縁のカレーが存在感を発揮し始めていた。ニッポンの家庭カレーとはますます縁遠くなっていった。
そのうち辛い食べ物がちょっと苦手になってきてインド料理屋さん通いも少なくなった。必然的に欧風カレーばかりに目が向くようになった。辛さよりも旨味、いや、甘味を求める傾向が強まっていった。
わが家に常備しているレトルトも「ガヴィアル」に代表される甘さを感じるものばかりである。いつの間にか「甘いカレー」を専門に食べるようんあった。
タマネギの甘さが感じられれば良いのだが、何なら「砂糖」の甘さも捨てがたい。レトルトをチェックする場合も原材料一覧に砂糖という表示があれば安心して買うぐらいである。
話を戻す。オーベルジーヌのカレーはちゃんと甘い。しっかりカレーの味は感じるのに甘味のインパクトが強めなので何となく優しい味わいに感じる。
ウーバーで取り寄せるのも良いのだが、カレーにしては値段が高めだ。富豪を目指す身分とはいえ、私にとっては「軽食」であるカレーが高価なのはイヤだ。
で、レトルト化されているか調べてみたら簡単に見つかった。これなら今まで以上に気軽に食べられるからまとめて買ってみた。レトルトにしては高い商品だが手軽さは魅力だ。
これまで2千円オーバーのレトルトカレーもいくつも試した。中には首をひねりたくなる味の商品もあったから自分好みの味の商品なら多少高くても悩まず買ってしまう。
で、さっそく食べてみた。フムフム、ウーバーでデリバリーされるものとたいして変わらない味だ。ちゃんと甘めで優しい味わいだった。妙にカレールーの量も多いし肉もゴロゴロ入っていた。レトルトカレーとしてはかなり誠実に作られている感じだ。
日本人好みの欧風カレーだから当然ご飯にも合う。福神漬けやラッキョウも合う。ボリュームの点でもかなりの満足感だ。軽食というよりディナー用としても成立する感じだ。
ネットで見つけたわけだが、ネット上には似たようなパッケージで「オーベルジーヌの甘口」も売っていた。私が食べたやつもちゃんと甘めだったのに別途「甘口」を強調しているのはどんな味がするのだろうとこちらも取り寄せてみた。
さっそく実食したのだが、ナゼかパッケージの形状やカレー自体の量も最初に食べたものとは違う。肉も少なめ、カレールーの量もやや少な目だった。甘味は前に食べた商品とさほど変わらなかったが全体にコクやスパイス的刺激が薄め。
よくよくパッケージを見たら最初に買った商品と作っているメーカーが違う。ちょっと不思議だ。パっと見のパッケージデザインは似ているし、パッケージ上部の色が違うだけに見えたから同じメーカーが味を変えて売っているものだと思っていた。
「オーベルジーヌ」という名のもとで別な業者がそれぞれレトルトを作っているとはビックリである。最初に食べたほうの黒っぽいパッケージがかなり満足度が高かったので、後で食べたほうの赤いパッケージにはちょっと残念な印象を持った。
個人的には黒っぽいパッケージの商品一択だと思う。運の悪いことに赤いほうのパッケージばかり我が家にストックされてしまった。ガンガン食べ続けることにしよう。

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