2021年2月24日水曜日

伊豆山、温泉、梅林

先週末、思い立って熱海まで出かけてきた。なんとなくクルマをかっ飛ばしたくなったので温泉目指してひとっ走りしてきた。

 

天気が良かったので海辺の景色が良い宿を選んだ。伊豆山にある「ニューさがみや」。15年ぐらい前に2度ほど訪ねたことのある宿だ。

 



 

ビルタイプで旅館的風情は無い宿だが、全ての部屋、温泉から海が一望できる立地がウリだろう。

 

凄い高級ではないが、大衆的でもない。サービスもきっちりしていてオトナ向きの“ちょうど良い宿”だと思う。

 

海の眺めを堪能できる快適な貸し切り風呂が3つあり、予約は不要、空いていればいつでも入れる。

 



 

こんな時期でもあるので、当然宿泊客は少ない。夕方、夜、朝ともに貸し切り風呂はいつ行っても待つこともなく入り放題だった。

 

エセ富豪?だから温泉に行く際は露天風呂付きの部屋を手配することが多いのだが、それなりの宿だとどうしても高値になる。

 

その点、こちらの宿はベーシックな部屋をおさえて貸し切り露天に入りまくれば、低コストで充分に温泉独占状態を堪能できる。

 

「オッサン達のゆで汁」とも言えなくもない混んだ温泉に浸かるよりも感染対策上も安心である。今のような世相にはもってこいの楽しみ方だ。

 





 

この画像は、珍しく早起きして日の出入浴をした時のものだ。水平線が色づいてきた頃に湯に浸かりはじめ、サンライズショーをじっくりと楽しめた。今年一番爽快な朝だった。

 

この宿は食事も高水準だ。丁寧に仕上げられた料理が少しづつ運ばれてくる。風呂は貸し切り、メシは部屋食。こんな感じだからコロナストレスをしばし忘れられた。

 






 

一泊してチェックアウト後は湯河原の幕山公園に向かう。目的は梅林だ。桜よりも梅に惹かれる私としては避けて通れない場所だ。


晴天に恵まれウキウキと楽しい散歩ができた。このブログでも梅が好きな話はちょくちょく書いてきた。

 

http://fugoh-kisya.blogspot.com/2015/02/blog-post_18.html

 

梅の控えめな感じ、はかなげな感じが好きだ。何となく品がある。桜はちょっとアザとい雰囲気?があるが、梅は楚々とした風情が素敵だ。

 







 

汗ばむほど歩き回って梅ざんまいの時間を過ごした後は、また高速をかっ飛ばして帰路についた。

 

好きな音楽を大音量で流し、時には大声で歌いながらの高速ドライブはリフレッシュの仕上げにはもってこいである。

 

YOASOBIを聴き、あいみょんを聴き、そのうちナゼか布施明やワイルドワンズなんかを聴きながら歌い始め、結局はハマショー師匠の曲をシャウトしていたらアッという間に家に帰り着いてしまった。

 

熱海は近い。今更ながらそれが結論だ。

 

 

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