酒を呑みたい、でも居酒屋に行く気分でもない。まっとうなレストランだとガンガン呑みにくい。さあ困った。
こういう時に活躍するのが中華料理だろう。もちろん、ただのラーメン屋とか福臨門とかの高級中華は別。適度なサイズ、適度な価格帯、豊富なメニューが揃う中華料理が使い勝手がいい。
中華料理自体が基本的に酒の肴に合う。日本酒との相性には無理があるものの、すっかり国民酒になった乙類焼酎やナントカサワーなどは中華料理との相性バッチリ。
ビールも当然OKだし、私が最近呑み続けているウイスキーの炭酸割りも中華系料理とマッチする。
料理を追求している店に対して、酒の相性ばかりで四の五の論評したら申し訳ない。かといってオトナの食事に酒は欠かせない。だからやっぱり楽しく呑む場所としての中華料理屋はアリだと思う。
こんなことを書きたくなったのは溜池山王にある「美食菜舘」で呑んだのがきっかけだ。
http://www.bishoku-saikan.jp/pc/
過去にこのブログに何度も登場した店だ。幼稚園時代からの同級生が経営している。極端に大衆路線ではなく、極端に高級路線でもない。店の大きさも適度なサイズで明るく綺麗。
女性同士のお客さんも多いらしい。確かにそういう使い方にも便利そうだ。
ディープな中華、スノッブな中華ではない。万人受けする感じだ。ガラス張りの厨房では中国から招いた料理人達が黙々と鍋をふる。
オーナーである我が同級生はホールを担当、ヒマな時は一緒に呑んでくれる。幼い頃、母校のチャペルのミサ係だった彼は、その栄誉ある神聖なポジションに似合わず結構な不良でいつも警察の厄介になっていた(ような気がする)。
ミサ係で不良とくれば、人脈は豊富だ(ちょっと強引か)。彼の店には母校に絡んだお客さんも多い。上下20~30学年ぐらいはカバーしているらしい。大したものだと思う。
私自身、旧友と集まるのはたいていこの店だ。正直少し飽きたが、じゃあどこで集うかと考えると結局この店になる。
場所は溜池山王駅のそば。駅から近いが、目抜き通りから少し入るので隠れ家的要素も少しある。別に隠れる必要もないのだが・・。
先日、ふらっとお邪魔した。一人だったのだが、バーのようなカウンターがあるので、どっかり座ってしばし呑む。小皿メニューから何品か注文。酒に合う。
麻婆春雨が妙に辛くてウマい。酒がびゅんびゅん進む。単純な表現だが在りそうで無い味。わがままついでに海老だけ茹でてもらって勝手にトッピングしてみる。これはこれでウマい。
カウンターもあれば、ちょうど良い大きさのテーブル個室もいくつかある。用途に応じて便利に使える。歩いて5分も行けばシュールでディープなカラオケスナックもある(それは関係ないか・・)。
ここのオーナー、このブログの愛読者でもある。だからこのブログを読んでいる人にはサービスもあるらしい。
確か今月中限定だったが、料理をオーダーする際に「富豪記者見ました」と伝えると「ふーん」とか「そうですか」と言ってくれるようです。
是非お出かけを!
2010年5月7日金曜日
美食菜舘
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