最近のノンアルコールビールは昔に比べて格段に美味しくなった。出始めの頃はマズさにおののいたが、技術の進歩って凄いものだと思う。研究開発に励んだ人に感謝したい。
なんとなく「オールフリー」一辺倒だった我が家に新顔として参入して定着したのがオリオンビールが出している「クリアフリー」だ。9月に高校野球観戦のために沖縄に行った際に飲んだらやたらとウマかったのでケースで取り寄せている。
昼どきに入った沖縄そば屋で何となく注文したのだが、そばの美味しさよりもノンアルビールの爽やかさにおののいたほどだ。
物好きだから缶と瓶の両方を取り寄せてみた。現地で飲んだのが瓶だったので缶をイマイチ信用できずに瓶まで取り寄せるあたりが私のB型気質だと思う。
で、思い出補正のせいか、瓶のほうが美味しく感じたものの、缶だって全然問題なし。何がどう美味しいか上手く表現できないのだが、スッキリしていて後味がとにかく爽快な印象がある。
ノンアルもここまで進歩すると非常に使い勝手が良い。その後に運転予定がある時はもちろん、飲食後にアレコレこなしたい用事がある場合には実に重宝する。良い時代になったものだ。
強いて言えばどこのノンアルビールもミニサイズが充実していないのが課題だと思う。普通サイズの缶の他には250mlの缶は存在するが、より小さいサイズを出してほしい。「ちょっとだけ炭酸」って気分の時にあると重宝すると思う。
さてさて、自宅での飲料といえばウォーターサーバー問題は厄介だった。10年以上前からサントリーの天然水ウォーターサーバーを愛用していたのだが、昨年突然に今年11月まででサービスを終了するとの告知。事業徹底というシャバダバな話になった。
正直、ウォーターサーバーの良し悪しなどサッパリ分からないから大手のサントリーを選んだのに業務自体をやめちゃうという事態にはビックリ。一番そうならないだろうと思っていた業者だったのにさすがに驚いた。
大手イコール安心という思い込みは今の時代には通用しないみたいだ。大手には継続し続ける社会的使命があると勝手に思っていた私がバカなのだろうか。
10年以上当たり前のように使っていたモノがなくなるのは案外面倒だった。他のウォーターサーバーをアレコレ吟味する手間と時間はストレス以外の何物でもなかった。一度調べ始めたら私が見ているSNSは各社のウォーターサーバーの広告だらけになった。なんとも迷惑だった。
いろいろ無駄に迷い続けた結果、やはりまた「聞いたことがある社名」というだけで「ジャパネットたかた」のウォーターサーバーに乗り換えることにした。変えてから一か月ぐらいたつが特に問題はない。
使い勝手はサントリーよりも上だ。飲み終わった水ボトルの処分も前より楽チンになった。こちらのウォーターサーバーは水ボトルが利用に応じてイビツに縮こまっていく様子が丸見えで美観の面でシャバダバだ。
事前にそんな口コミを見ていたのでその部分を隠す目的のカバーを別料金で購入してみた。でも透明ケースだから見栄えの点ではビミョーなままだ。それでもカバーのせいで上にモノは載せられるし、1か月も経つと美観など気にならなくなる。イビツな水ボトルの姿もだんだん可愛く見えてきた。
サントリーの撤退で難民状態?の人にはオススメできると思う。
それにしても水にお金を払うようになったのはいつからだろう。昭和の後半に育った私の世代は普通に水道水をガブ飲みしていた。思い返せば水に対してウマいマズいという感覚自体が無かったのだろう。
今の水道水だって飲用可能だが、あえてそれをせずわざわざ天然水だと謳う水を買ってまで飲むのは贅沢な話ではある。きっと天然水ボトルに水道水が入っていても多くの人が気づかないだろう。私だって自信はない。
だいたい、その筋?の人の話では日本の天然水も最近では怪しい物質が混ざりまくっているという話もある。真偽はともかく大半の人がペットボトルに入っている水なら無条件に安心安全と信じているのは確かだろう。
ウダウダと書いたが、なんだかんだ言ってウォーターサーバーがあるとお茶やコーヒーを飲むのに非常に便利だ。おまけに朝と夜に何回にも分けてサプリや薬を飲む私としては手放せないライフラインみたいになっている。
娘との二人暮らしなのに「4人家族相当」の1か月あたりの水ボトル量では足りない感じだ。既にボトルの追加注文が当たり前になりつつある。
水分不足で尿路結石を体験しちゃった過去があるからそのぐらいでいいのかもしれない。
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