2019年7月29日月曜日

サバ缶に賭けてみる


B型気質もあってか、一度好きになったモノには結構ハマる。いま私が愛しているのがサバ缶である。

もともとサバは好きだ。寿司屋でシメ鯖があれば必ず食べるし、チンするだけのセブンイレブンのサバの塩焼きも食べる。

サバ缶については、健康のためというよりは、朝飯用に食べてみたら妙にウマかったので突如ハマった感じである。



ちょっと前まで朝からカレーやパスタ、ハンバーグなどを嬉々として食べていたのだが、最近はアッサリした朝飯が定番になってきた。

そこで手を出したのがサバ缶だ。昔は魚の缶詰なんて食べたくなかったが、イマドキの缶詰は格段に美味しい。

上の画像は伊藤食品のサバ缶シリーズだ。水煮、醤油味、味噌味である。一応、サバ缶の中では高級路線らしい。



こちらは富永食品のサバ缶。わが社の編集幹部がナゼか変質者のように毎日飽きずに職場でこれを食べている。試しにもらって食べてみたのだが確かに美味しい。こちらもオススメだ。

サバ缶はそのままでも食べられるが、沸騰させたあと火を止めた熱湯の中に数分つけておくだけで良い感じの温度になる。

白ご飯の共として抜群の相性だ。水煮の場合は、醬油をたしたり、ポン酢で味わうのもアリだ。

そんなこんなで、朝はやたらとサバばかり食べるようになった。先日は炊き込みご飯に挑戦した。結果はバツグンだった。ウマ過ぎて震えた。



サバ缶はサバの身だけでなく、あの汁が健康の源らしい。かといって缶詰の汁をグビグビ飲むのもちょっとイヤだ。だったら汁ごと炊き込みご飯にすればいいわけだ。

作り方は非常に簡単。米2合なら水は1・5合分ぐらいの量に留めてサバ缶を汁ごと投入。あとは目分量で醬油、酒、みりんを追加。そのほかにはチューブのショウガをブチュ、ブチュっと入れてオシマイ。

無洗米で早炊きにすれば、30分もすれば極上炊き込みご飯が出来上がる。そのままで充分美味しいが、炊きあがったところに万能ネギと白ごまをしっかり追加投入して混ぜ合わせれば完璧だ。



食べる直前に大葉をちぎってトッピングするのもアリだ。なんだかプロの料理人が仕上げたかのような味になる。

自分で作ったくせに感激して大声で叫びそうになった。同じ要領でやってみれば数々の缶詰類をベースに極上炊き込みご飯がいろいろ作れそうだ。

何よりも、まな板も包丁も何も使わずに出来ちゃうところが素晴らしい。自炊したつもりになるし、身体に良いことをした気分になる。

たかだかサバ缶にハマっただけで、センス良く自炊しているつもりになるんだから私もかなり単純である。

このところ、コレステロールが高値安定だったせいで医者から薬も処方されたのだが、いまだに服用せずにウジウジしている。

引越しを機会にやたらと散歩するようになったし、朝からハンバーグとかを食べなくなったから、ちょっと意識すればコレステロール値も改善できるはずだ。

というわけで、しばらくはサバ缶を溺愛して暮らしてみようと思う。





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