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2025年7月7日月曜日

愚痴とピスタチオ

 

夏風邪はしんどい。身をもって経験した。風邪なんて12日で治るものだと半世紀以上信じて生きてきたのだが、余裕で1週間以上もダメだった。慣れっこになっている扁桃腺炎よりもタチが悪かった。

 

熱自体はさほど高くないのに喉が妙に痛かったので近所の医者に行ったら「単なる風邪」との診断。抗炎症剤と咳止めをもらっておとなしくしていたが34日経っても良くならず咳は強まるばかり。

 

薬もなくなっちゃう頃合いで近所の呼吸器内科に改めて行った。結果は咳喘息だとか。この歳になってから喘息になるなんて想定外である。キチンと直さないと本格的な気管支喘息になるらしいので吸引する薬などももらって奮戦した。

 

喉の原因が炎症というより咳のし過ぎの筋肉痛みたいになった。何かと厄介である。「単なる風邪」だからナメていたわけではないが、ちゃんとおとなしくしていたのに悪化しちゃったから我が身の免疫力に自信が無くなった。

 

こうなるといつも飲んでいるサプリなどを全部ヤメたくなる。インチキだ!と叫びたくなるが、その一方でサプリのおかげでこの程度で収まっていたのかもという魔の囁きが聞こえてくる。で、結局ヤメる勇気も出ずに効いているのか分からないサプリを飲み続けているわけだ。

 

そういえば先日スマホを変えた。アンドロイドからアンドロイドへの機種変だ。改めて各社の商品の特徴を調べたがサッパリ分からないので以前と同じシャープ「アクオス」の現行機種にした。

 

それにしてもたったの3年でバッテリーが消耗して買い替えなきゃならないのがバカバカしい。15万ぐらいする家電製品としては実にヒドい話だ。おまけに説明やらデータ移行やらで2時間以上も拘束された。昔と比べて進化しているのだろうか。

 

肝心のスマホだって、フリーズしたり、ワケもわからず繋がらなくなったりすることが普通だ。再起動なんて行為が一般的だという現実が実に歯がゆい。そんなテキトーきわまりない商品に生活の結構な部分をゆだねているわけだから実に悩ましい。

 

デジタルだ、ITだと世の中が変わり始めて久しい。確かに便利になったが、社会全体がユルユルになってきたこととスマホの不安定さは関係があるように思えてくる。

 

多少の不具合や不完全でも「そんなもんだよ」と受け入れちゃう。作る側も売る側も客が黙ってるからユルい商品だって平気で市場に投入する。故障知らずの昭和ニッポンの家電で育った世代としては何だか騙し討ちにあったような不思議な気分だ。

 

と、私が文句を言ったところで何も始まらない。実を言えば機種変でのデータ移行が自動で処理されない「秘密のフォルダ」の整理にやたらと手間がかかったからイラついたのだろう。中身が怪しいモノばかりだからドコモショップの人にも聞けないし難儀した。そういう余計な機能を使っていなければもっとスムーズにコトは運んだのだろう。

 

暑いのにグチばかり言っててもダメだ。ちょっと涼しい話題にテーマを移す。私が最近やたらとハマっているアイスクリームの話だ。日本橋のコレド室町近くに出店した「COCO GELATO」という店のピスタチオアイスが悶絶するほど美味しい。

 



 通りすがりに食べてビックリした。そのほかの各種のフレーバーすべてが上質で濃厚で素晴らしいのだが、ピスタチオは別格だと感じる。

 

福岡のお店らしい。通販でも手に入るし、ふるさと納税の返礼品でも取り寄せられる。ピスタチオアイスの愛好家だったら脇目もふらず味わってほしい。

 

ここ十数年ぐらいでわが国でもピスタチオアイスは定着したが、230年前は滅多に見なかった。昔からヨーロッパに行くたびに冬でもピスタチオアイスを興奮しながら食べていた私にとっては嬉しい進化だ。

 

でも、でもである。中途半端にピスタチオチョコをコーティングしてあるだけだったり、風味が人工的過ぎたり、芳香剤みたいな味がする商品も多いのが実情だ。

 

もちろん、日本中のピスタチオアイスを食べ比べたわけではないのだが「COCO GELATO」のピスタチオは文句のつけようのない美味しさだ。私の知る限りでは日本一である。

 


 

量が多くないのに安くはない。とはいえ、これほどまで私をトリコにするわけだから今の2倍の値段でも買っちゃうと思う。コク、旨味、食感すべてが最高だ。なんだか店の回し者みたいな書きぶりだが、この夏、私の相棒はコレで決まりである。




 

 

 

 

 

 

2025年4月30日水曜日

古い話を2つ

今日は更新が遅れたので2つの過去ネタです。


 頭の悪さ

2025年4月11日金曜日

ウエハース問題を考える

 

いつのまにか世の中から消えてしまったのが「アイスクリームに添えられたウエハース」である。昭和の子供は誰もがあの謎の食感に魅せられた。一つだけちょこんと添えられた感じも有難さを強めた気がする。

 

ウエハースの出自はドイツあたりらしい。ワッフルとかの親戚みたいだ。風月堂のゴーフルも仲間の一つみたいだが、あちらは表面がぺランとしているから蜂の巣状のウエハースとは全然違う気がする。

 

スーパーやコンビニに行けばありとあらゆるお菓子が手に入るスイーツ天国ニッポンだが、不思議なことにウエハースの存在感は薄い。ナゼだろう。

 

中身がホロッ、サクッって感じのお菓子はブラックサンダーやキットカットなどあれこれ存在するが、蜂の巣状のウエハースが主役を張っている商品は非常に少ない。

 

あったとしても輸入物のLoackerのモノばかりである。大きなスーパーで探してもこのラインナップしか置いていない。一択状態である。もちろん、Loackerのウエハースが大好きな私はバニラ味やココナッツ味を中心に家に常備している。

 



 でも、こういうお菓子につきものの「お手軽感」に欠ける。ちょっと高いし包装もカッチョイイし、なんとなく「輸入菓子を買っちゃうオレってオシャレだろ?」みたいな気持ちになってしまう。自意識過剰でスイマセン…。

 

たかが、と言っては申し訳ないが単なるウエハースである。輸入ものに依存する感じが引っ掛かる。もっと駄菓子感に溢れた大衆向けウエハースが欲しい。

 

ネットで探せばそんな商品も見つかるが、たいていはすごい分量で販売されている。ブラックサンダーみたいに手軽に買えるウエハースを見つけることは難しい。

 

そう考えると昭和の喫茶店やレストランはアイスクリームに添えるウエハースをどうやって調達していたのか不思議な気持ちになる。いつの間にかウエハースを添えなくなったことと何か深い関係があるのかもしれない。

 

ウジウジ言ったところで仕方ないので、最近ハマっている美味しいウエハースを紹介したいBABBIというイタリアのメーカーだ。元はジェラートのワッフルコーン業者だったらしい。

 



上で書いたLoackerはオーストリアだかスイスのメーカーだ。ウエハースはヨーロッパの一大産業なんだろうか。きっとヨーロッパ人は誰もが毎日ウエハースばかり食べているのだろう。そんなはずはないか。

 

BABBIのウエハース、これがまた妙に高いのが困ったものだ。かなり高い。贈答品でもらいたい値段だ。でもとてもウマいから富豪を目指す私としては平気な顔を作って買ってしまう。


薄い生地、口に入れるとすぐに消えてしまうはかなさが最高だ。でも値段を考えると飲み込まずにグチャグチャしたままでいたくなる。

 

バニラ味、ヘーゼルナッツ味、チョコ味のほか、ピスタチオクリームのウエハースが絶品である。もともとピスタチオクリームが大好物な私はいつも悶絶しそうになる。

 

普通のウエハースだけではなくチョコがコーティングされている商品もかなりウマい。なかでもピスタチオクリーム入りウエハースをホワイトチョコでコーティングしてある一品は最高だ。許されるなら100個ぐらい一気に食べてみたい。

 



BABBIのウエハースは都内ではいくつかのデパ地下に行かないと買えないのが面倒な点だ。成城石井やカルディ、いや、マルエツやピーコックあたりにも置いてほしいと切に願う。

 

というか、欧州勢にやられっぱなしではなく日本のお菓子メーカーにぜひとも頑張ってもらいたい。ウエハースの現状に革命を起こしてほしい。もっと手ごろな値段で美味しいウエハースを売り出してほしい。


その際はぜひピスタチオクリームをメイン商品にして欲しい。お菓子メーカーの皆様、なにとぞよろしくお願い致します!










 

 

2025年2月3日月曜日

ジェンダーとか…

 

3ヶ月前にジェンダー問題についてアーダコーダ書いてみた。https://fugoh-kisya.blogspot.com/2024/11/blog-post.html  国連のナンチャラ委員会が日本の天皇制について「男だけが皇位継承するのはけしからん」というトンチンカンな勧告をしたことがきっかけだった。

 

日本政府も単なる抗議だけでなくもっと強硬策を取るべきだという趣旨の話を書いたのだが、報道によると最近になって日本政府が対抗措置をとったという。

 

アホな勧告を出した国連の女性差別撤廃委員会の事務を担う国連人権高等弁務官事務所に支払っている日本の任意拠出金の使途から同委員会を除外するというのがその内容だ。おおいに結構なことだと思う。

 

問題はその通りに資金が整理されているかどうかしっかり監査することだが、まずは“実力行使”を断行したことが重要だ。遺憾の意を表明だの抗議だのそんなものは屁のツッパリにもならないから状況に応じて強い姿勢をとることは大事だろう。

 

トランプさんを例に取るとWHOの脱退やパリ協定からの離脱など意に沿わぬ組織への実力行使を匂わせることで相手側の大幅譲歩に結びつける戦略を得意としている。自己中心的なエゴという見方もあるが、強いものが強さを背景に恫喝することはどんな世界でも行われている。

 

良し悪しはさておき、力を背景に優位に立とうとするのはいわば自然の摂理とも言える。平和な社会、平和な世界という理想を目指す観点からすればそれなりの妥協や譲歩、配慮や我慢も必要だから「力」の使い方は線引きが難しい。そこが厄介なところだ。

 

和の心をウリにする?日本政府が世界との付き合いの中で強い態度に出たという話はあまり聞かない。対米追従は安全保障上仕方ない面があるにせよ、それ以外の場面でもせいぜい北朝鮮相手に経済制裁をするぐらいで、たいていは“いい子ちゃん”に徹している印象が強い。

 

もちろん、やたらと好戦的で世界を相手に挑発を繰り返すような国になってほしいとは思わないが、弱肉強食の世界の中でただノホホンとしているだけなら最終的に食い物にされてオシマイである。キチンと税金を払っている身としてはそんな事態はゴメンだ。

 

かつて日本政府は国際捕鯨委員会を脱退したことがある。文化の違いから理解し合えない問題は厳然と存在するわけだから、すべての分野で是々非々精神を持って自国の利益を優先に行動するのは当然のことだろう。

 

ジェンダー問題に関しては「トランプ流」によって世界の潮目が変わる可能性も出てきた。マイノリティーの人権保護は大事だが、行き過ぎた権利主張もまた考えるべきテーマだ。日本の天皇制まで女性差別論争に巻き込もうとする勢力のイヤラシさには不快感を覚える。

 

国連だとか国家レベルの話じゃなくても、昨今の身近なジェンダー問題への神経質な世相はちょっと気持ち悪い。「言ったもん勝ち」がすべて許されるような風潮が強まれば、怪しい利権を狙うエセ弱者みたいな連中が増殖するだけだと思う。

 

何だか歯切れが悪い書きぶりになってきた。それ自体が今の社会の特徴であり怖さかもしれない。必要以上に妙に神経を使わないとすぐに攻撃されちゃうからオブラートに包んだような表現になってしまう。

 

昔なら「行間のニュアンスを読み取る」「文脈から趣旨を理解する」みたいな文章表現のたしなみみたいなものがあったが、最近の世の中ではそんな流儀も通用しない。

 

無知を恥と感じずに「そんなこと学校で習ってませんから」と居直るような人がやたらと増えてきたのと同じで、ニュアンスなどと言ったところで通用しないから困ったものだ。

 

何を書いているのか分からなくなってしまった。話がちっともまとまらなくてスイマセン。やはりこういうブログではもっとノーテンキな話に終始しないとダメである。

 

出直します()

 

 

 

 

 

 

 

2024年11月1日金曜日

ジェンダーとやら

 

国連が男子を系統とする天皇制にイチャモンをつけたそうだ。お口アングリみたいな話である。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cc14db39775c7eb1f6d24b5d24cb0385ae1dd8d2

 

ジェンダー問題は私が簡単に述べられるようなシロモノではないが、「なんでもかんでも男女は一緒だ」という昨今の行き過ぎた風潮には正直ウンザリする。

 

そりゃあ女性蔑視がいけないことは誰でも理解できるが、蔑視でも差別でもなく区別することは当たり前の話だ。そんな極めて単純な話まで否定されるような空気が気持ち悪い。

 

男子を天皇と定める皇室典範そのものに堂々と是正勧告を出す国連の組織ってどんな面々が集まって議論しているのだろう。偏屈な世間知らず達がそれぞれの国の歴史や背景も考えずに得意になってスットボケた議論をしている絵が浮かぶ。

 

いざ戦争や紛争になっても解決する力も意思もないような組織が国連だ。そういう能力がないならせめて途上国支援に力を尽くせばいい。日本の天皇制を「女が除外されてるからダメだ」とか言ってるヒマがあったらもっとマシなことを考えて欲しい。

 

日本は長い間、国連分担金負担率が実質世界一だった。アメリカは滞納の常連だから日本が中心的なパトロンだ。にもかかわらず、常任理事国にはなれず、おまけに第二次大戦の敗戦国ゆえにいまだに国連憲章では「敵国」と規定されている。

 

実にバカみたいな話。がんがんカネを払わされてるのに「敵」のままで、おまけに国の形、国の基本である天皇制にまでイチャモンをつけられる。かなりの額の税金を払っている側とすればこんな組織にドカドカと金をつぎ込む政府の神経が理解できない。

 

シロウト的意見で言えば「やめちまえ」である。国際捕鯨委員会だって日本は脱退した実績がある。脱退が簡単でないならせめて分担金の支払い停止ぐらいの強硬姿勢を見せればいい。今回の件でも一応政府は国連に抗議したそうだが、抗議するついでにそのぐらいの強硬策をチラつかせたっていい話だと思う。

 

別に私は天皇制大好きの国粋主義者ではない。あくまで日本の歴史や文化、風土を知らないヨソの国々の面々によるナンチャラ委員会が平気でトンチンカンなことを言ってくることを苦々しく感じるだけである。

 

男女平等は大事だが、文化的かつ歴史的経緯を無視したら単なる暴論になる。国技である相撲だってそうだ。女性にもチョンマゲを結わせてオッパイ丸出しのまま裸にマワシ一丁で男性力士とがっぷり四つに組めという話になってしまう。

 

男女平等を考える際には、基本的に生物としての違いや役割の違いを前提にしないとヘンテコな話になる。なんでもかんでも平等なら、たとえばスポーツの全種目も男女が一緒にやらないとおかしいという理屈になる。

 

重量挙げで女性が男性に勝つわけがないから性別を分けて競技している。それを女性差別だと騒ぐ人はいないわけで、すべての分野にそうした区別を前提にしないと話がややこしくなる。

 

男女平等だから女も力仕事をやれ、男女平等だから男もOLと同じ制服を着ろ、みたいなバカげた話を本気で語るヤツが出てくる。実際に喜劇みたいな話を大真面目にしているヤツはいっぱいいる。

 

SDGsだのジェンダーだの、昨今飛び交うコトバは私に言わせればウサン臭いの一言だ。ちょっと言い過ぎかもしれないが個人的な考えなので気を悪くする人がいたらゴメンナサイ。

 

ちょっと話は変わるが、男の子らしく、女の子らしく、みたいな物言いは今の世間ではダメらしい。男の子にはピストルのおもちゃ、女の子にはお姫様ドレスみたいな決めつけもしてはいけないんだとか。何だかなあと感じる。

 

男らしさ、女らしさまで否定されちゃうと生きにくい人も逆に増えそうだ。変な話、男勝りのアクティブ?系みたいな女子にはジェンダー問題に神経質な社会はハッピーかもしれない。でも昔ながらの女らしい路線で生きていたい女性だって相当な数にのぼる。

 

男性だって専業主夫が向いている人は相当数存在する。しかし、ジェンダージェンダーやかましい時代になった今でもそっち系の男性が積極的に評価されることは稀だ。世間の目は「アイツ男のくせに家事だけを嬉々として励んでいるぜ、変なやつだ」と言われがちだ。

 

男女の役割の違いは社会の根っこに根深く浸透している。そのすべてが否定されるものではない。差別や不平等という考え方以前の単なる役割の違いを冷静に見極めないとトンチンカンな話になる。

 

差別と区別を混同してはおかしなことになると思う。

 

今日はオチのない話をダラダラ書いてしまった…。

 

 

 

 

2024年10月7日月曜日

お休み

 なんだか体調不良が続いて更新出来なかったので過去ネタを一つ載せます。



自分

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2015/03/blog-post_4.html





2024年9月4日水曜日

リハビリ中の人


史上初のホームランと盗塁の「5050」に向かって突き進むのが大谷翔平サマである。野球を好きになって半世紀が経つが彼をこの目で目撃できたことは幸運としかいえない。

 



誰も指摘しないが、彼はいま「リハビリ中のピッチャー」である。肘の手術を受けて来年に復活登板するためにリハビリに励んでいる。そんな選手が打者として「5050」を成し遂げそうだから驚天動地としか言いようがない。

 

野球肘を修復するトミージョン手術を終えたピッチャーのリハビリはかなり過酷だという。翔平さんにはそんな常識も通用しないからビックリである。

 

かつて巨人のエースだった桑田投手はリハビリ中に黙々と走り続けたことが知られている。同じ場所を走り続けたせいで練習場の芝生が剥げてしまい「桑田ロード」と名付けられたほどだった。

 

いま思えば打撃も守備も抜群に上手だった桑田選手もリハビリ中にピッチャー以外で試合に出たら面白かっただろう。そんな妄想をするぐらいリハビリ中のピッチャーが別の役割で大活躍していることは異次元の世界の話だ。

 

翔平さんはあの巨体を軽々と走らせて悠々と盗塁を成功させる。一般に盗塁巧者といえば昔の阪急・福本や今のソフトバンク・周東のように身体は細めでホームランには無縁の選手ばかりだ。


翔平さんは並み居る巨漢メジャーリーガーよりもデカいホームランをかっ飛ばすのにバンバン走れちゃうからこれまた異次元である。

 



盗塁成功率は92%を超えているそうだ。闇雲に走っているわけではなく高い技術と洞察力あってのことだろう。野球センスは今風にいえば鬼レベルである。翔平さんが走るたびにくれぐれもケガだけはしないように祈っているのは私だけではないだろう。

 

打点の多さも特筆モノである。打順が34番ならランナーを置いて打席に入る確率が高いわけだが、翔平さんは1番バッターである。1番バッターがシーズン終盤の今になって打点王争いをしていることも超絶的な話である。

 

ついでにいえば、愛犬に始球式をやらせるという無謀な企画まで完璧に成功させちゃうあたりも、いわゆる「持っている」という強運ぶりの上をいく凄味と言える。スターとスーパースターとの差はそんなところにも確実に存在するのだと痛感した。

 

これまたついでの話だが、今シーズンの始めには「イッペー事件」があったことも忘れてはならない。あれだけの事件に巻き込まれたら普通の人間は正常な精神状態ではいられない。翔平さんはアノ事件をすっかり大昔の話だったかのようにどこ吹く風とばかりにバリバリ活躍している。驚嘆するしかない。

 

メンタルお化けと呼ぶにふさわしい超人ぶりだと思う。

 

野球に興味のない人にとっては連日報道される翔平さんの話題はウンザリだろう。まさに大谷ハラスメントである。大谷ファンの一人としてその点はお気の毒だと思う。素直にごめんなさいと言いたくなる。

 

でも野球好きや野球に関心がある人にとっては既に好き嫌いを超越した存在になっている。野球好きの中には翔平さんのアンチが存在しない。そう断言しちゃうほどのポジションまでたどり着いていると思う。反論もあろうが「王・長嶋を超えた」とさえ感じる。

 

個人的に注目しているのは来年の活躍だ。リハビリも順調そうで来年は「投手大谷」が復活する。一般的にトミージョン手術あけのピッチャーは球速が上がると言われる。翔平さんははたしてどうなるだろう。

 

日本人の最速記録は翔平さんと佐々木朗希が記録した165キロである。手術明けに復調したらそれを超えてくる可能性もある。大いに注目だ。

 

ちなみにメジャーリーグの最速記録は怪物左腕・チャプマンの169キロである。異次元男である翔平さんならひょっとすると170キロを投げちゃうかもしれない。「そんなバカな!」を今までも成し遂げてきたわけだから案外あり得る話かもしれない。

 

複数回のトミージョン手術を受けると投手寿命は短くなるのが相場だ。投手大谷もそう考えると年齢的にも来年から23年で限界が来るのだろうか。だとしたら来年、再来年あたりの剛腕ぶりをしっかり目に焼き付けたいところだ。

 

かつてイチローが引退会見の席上で「翔平はホームラン王とサイヤング賞を交互に取るぐらいの選手にならないといけない」と語ったことを覚えている。その頃の翔平さんはまだ今のようなスーパースターレベルではなかったから単なる夢物語にしか聞こえなかった。

 

気づけばあれから5年半が過ぎた。夢物語だった話が確実に現実に近づいていることにただただ驚いている。

 

 

 

 

 

2024年8月9日金曜日

Temuの世界


ネット通販の世界で旋風を巻き起こしているのが「Temu」だ。アメリカだか中国だかよく分からないネット通販サイトだが、なんでもかんでも安いことで爆発的にユーザー数を増やしているそうだ。

 



日本にも昨年から進出して一気に利用者が増えているようだが、怪しいサイトだ、危険なサイトだといった悪評もよく耳にする。そんなに悪質ならはたして世界中で人気を集められるものなのかと、不詳、私も会員登録して使い始めてみた。

 

謎に90%オフだとか無料提供だとか消費者心理をくすぐるポップアップが画面上に乱発されるのだが、そのあたりの仕組みが私にはまだよくわからない。でも出てくる商品が総じて安いからついつい見入ってしまう。

 

クレジットカード登録は何となく怖いから支払いにはPayPayを利用している。もう4,5回の買い物をしてみたが今のところ何も問題なく安物がたくさん届いている。

 

安物買いのナンチャラみたいな気もするが面白がっていろいろ買ってみた。バンドのライブに向けた衣装小物用のチョーカーみたいなヤツは250円。やたらと通気性の良い軽い散歩用のキャップは700円だった。“ゼニ失い”とまではいえないような一応問題なく使えるレベルの商品が届いた。

 



 何年も前に買ったフランス製某ブランドのベルトがヘタってきたので同じようなシンプルなデザインのベルトを探していたのだが、勇気を出して?「Temu」で見つけたベルトを買ってみた。900円だった。たぶんちゃんとした皮で出来ている。

 

愛用していたベルトに比べて20分の130分の1の値段である。どう考えたってロクなものは来ないのではと思っていたが、画像のように何も問題ないごく普通のしっかりしたベルトが届いた。

 

他にもやたらと涼しさを強調していたTシャツなんかも買ったが、すべて問題なし。なんだかキツネにつままれた感覚である。

 

物価高が騒がれるようになった今、こんな格安サイトが人気になるのも当然だと感じる。富豪を目指す私としては「Temuで嬉々として買い物をしちゃう自分」がちょっと残念なのだが、マトモな商品が安いなら使わない手はない。

 

富豪には程遠い感覚だが、数百円ぐらいの商品ならたとえ失敗してヘンテコなものが届いても腹が立たない。これって実物を見ないで買い物するネット通販にとってアドバンテージになるのだと思う。ハマってしまって不要なモノまで買いまくりそうでちょっと心配している。

 

ちなみに私は慢性的な“マクラ難民”である。毎年何回も新しいマクラを買ってはあーでもないこーでもないとウジウジしている。物置には10個ぐらいマクラが溜まってしまった。

 

で、「Temu」でもマクラを探してみたらアレコレ良さそうな商品がいっぱい出てくる。あまり安いのもきっとダメダメだろうから、このサイトにしては高級な?3千円ぐらいのマクラを4つも買ってしまった。

 

バカである。

 



以前から使っているマクラも1軍、2軍とお気に入り度によって分類しているが、新たに買った4つのマクラのうち2つが1軍メンバーになった。残りのうち一つは柔らかすぎて3軍、もう一つはサイズがデカ過ぎて2軍落ちである。

 

とりあえず半分が1軍入りしたわけだからまあまあ上等な結果だと思う。食料品のネットスーパーを含めてAmazonによって成り立っていた私の暮らしに新たな選択肢が加わったわけだ。

 

海外から発送される割には今までの注文はすべて1週間程度で予定通りに到着している。梱包状態もとくに問題はない。小物なのにデカい箱に梱包してくるAmazonのマヌケな感じよりマシかもしれない。

 

とはいえ、まだ値の張る商品に手を出していないから今の段階で褒めまくるのもどうかと思うが、少なくとも「どうでもいいような日用品」を買うならかなり使い勝手は良いと感じている。

 

ちなみにAmazonの注文履歴を遡ってチェックしてみたのだが、私が本格的に使い始めたのは2010年からだった。ほんの10年ちょっとである。今ではほぼすべての買い物をネットで済ませるようになった。今更ながら時代は刻々と変わっているのだなあなどと痛感した次第である。

 

 

 

 

 

 

 

2024年7月26日金曜日

よもやまごと

 

最近の暮らしの中で発見したことは「睡眠と耳栓」の関係である。


いま住んでいるマンションの隣ではだいぶ前からビルの解体、新築に向けた工事が行われている。私の寝室は建物の端っこに位置しているので1メートル先が工事現場だ。朝の早い時間からガンガンうるさくて日々拷問みたいに感じていたのだが、耳栓をするようになって一気に改善した。

 

はじめは飛行機の中で使うようなチャチな耳栓を使っていたのだがAmazonでいくつも立派な?耳栓を購入したことで静寂の中で眠れるようになった。

 



 

騒音対策が目的だったのだが、騒音がない時でもガッチリ遮音状態でいると眠りの深さがそれまでより格段に向上していることに気づいた。嬉しいオマケみたいなものだ。「耳栓をして眠る」。かなりオススメです。

 

猛暑が続く日々だから睡眠の質は重要だ。今はエアコンを285度の弱設定にしたまま部屋の隅に置いたサーキュレーターを回した状態で寝ている。ついでに最近実行し始めたのが「長袖長ズボン」で寝ることである。

 

テレビの情報番組で知ったのだが、半袖半パンで寝るよりも睡眠の質が確実に上がるらしい。かれこれ四十数年に渡って夏場はTシャツ短パンで寝ていた私にとっては革命的な変化である。

 

こうして耳栓とセットで寝る態勢を変化させたことで気のせいか朝の寝覚めが以前よりスッキリしているような感覚がある。気のせいだとしてもこれって大事なことである。長年の習慣に囚われ過ぎるのはダメだと感じる。

 



気のせいついでに言うと最近新たに飲み始めたクエン酸もスッキリ感に影響があるのかもしれない。噂によるととにかくクエン酸を摂取していれば無敵だと聞いたので何がどこにどう効くのかまるで知らないまま日々せっせと数十粒を飲んでいる。

 

サプリ頼みの暮らしだから毎日アレコレ飲むのが面倒なのだが、何となくそれぞれを時間を空けて飲んだほうが良いと思いこんでいるせいで結果的に水を飲む量もトータルで増えている。


人間やはり大事なのは水分と睡眠だ。無理に長生きしたいとは思わないが、生きている間はスッキリしていたい。良さそうなものはいろいろ試し続けようと思う。

 



野菜の王様とも呼ばれるモロヘイヤのサプリも新たに飲み始めた。結構高い商品みたいだが、ふるさと納税で取り寄せているので実質負担はない。肉やコメを返礼品でもらうのも良いが、お高いサプリも返礼品で手に入れるにはアリだと感じる。

 

健康オタクになるつもりはないし、ジャンクフードもヤメるつもりもさらさらないのだが、食品添加物の怖さを解説した本をナナメ読みしちゃったせいでこのところコンビニ飯と菓子パンを食べていない。

 

ヘルシー路線にことさら意識を向けるようなタイプの人を小馬鹿にしながら生きてきた私だ。いまさら「そっちの人」みたいに思われるのはシャクだが、やはり賞味期限がやたらと長い菓子パンなんかは気にしたほうがいいと思う。

 



近頃はマイクロプラスチック問題で人体にも影響が出始めているとか、日本中で売られている天然水の多くにも有害物質が混ざり始めているとか、右を向いても左を向いても「有害問題」の話が多い。

 

正直、還暦近くになっていまさら気をつけても仕方ないと思うのだが、娘と同居している以上そうもいかない。私が菓子パンばかり買うとつられて娘まで食べちゃう。今までみたいな頻度だとさすがにマズいと感じているわけだ。

 

ソーセージだとかハムだとかレトルトハンバーグみたいな好物を敬遠するのは裏切り行為?みたいでイヤなのだが、今までさんざん食べてきたからしばし小休止してもいいだろう。

 

というわけで、睡眠の質を上げて上質なウナギや上質なトンカツや上質なオムライスなどをどしどし食べて生きていこうと思う。






2024年7月24日水曜日

アーカイブ

 今日は更新が間に合わなかったので過去ネタを一つ載せます。6年前に書いた話ですが今も同じように感じています。


若気の至り精神

http://fugoh-kisya.blogspot.com/2018/08/blog-post_17.html




 





2024年6月10日月曜日

ファド酒場で酔う

 


時おり耳にする言葉に「サウダージ」がある。一般に郷愁みたいな意味合いで使われる。ポルトガルでは「サウダーデ」で主にブラジルなどで「サウダージ」と言われるそうだ。

 

「サウダージ」は今現在も含めた切なさを表すのに対し、「サウダーデ」は過ぎ去った郷愁を意味するニュアンスが強いのだという。現地のチャラそうな男から聞いた解説なので本当かどうかは分からない。

 

でも、過ぎ去った日々への郷愁、歳をとったことで二度と得られない切ない感情を表す用語だとしたら私のような年齢のロマンチスト?にこれほど合致する言葉は無い。まるで私のためにあるような言葉だ。

 

ボサノバ音楽の源流にサウダージがあるのと同様、ポルトガルの民族音楽であるファドの感情表現は基本的にサウダーデである。

 

今回のリスボンへの旅は「ファド酒場で泣いてみる」が主要テーマだった。さすがに涙こそ流さなかったが、連夜マメにファド酒場で酔いしれた。充実した時間だった。

 




 

リスボンの中でも下町の風情漂うアルファマ地区というエリアや夜の歓楽街であるバイロアルト地区にはファドを聴かせるレストランや飲み屋がたくさんあった。事前にいろいろリサーチしていたがそんな必要はないぐらいファド酒場は点在していた。

 

リスボンに着いた日、さっそくホテルのフロントマンに当たりをつけていたファドレストランの予約を頼んでみた。ところが、その日も翌日も満席だという。基礎知識のなかった私は途方に暮れたが、街に出ればいくらでも見つかるとのアドバイスを信じて夜のバイロアルト地区を徘徊してみた。

 


 

結論から言えば簡単にファド酒場は見つかった。いろんな店を外からちょこちょこ覗きながら「A SEVERA」という店に入る。ファド酒場初体験だからシケた店は避けたかったので重厚感のある店構えに惹かれた。

 

高級レストランの雰囲気で実際に食事メニューが充実していた。リスボン初日だったのでポルトガル人の主食?でもあるバカリャウを注文。タラの塩漬けを戻したこの魚料理はさまざまなアレンジでポルトガルの食卓にのぼる。この日は標準的なソテーにしてみた。

 


 

生ハムも頼んでサングリアや白ワインを片手にバクバク食べているうちにファドが始まった。マイク無しの地声と生演奏が心地良い。

 



一回のステージは20分ぐらいだろうか、その後は30分おきぐらいに小刻みに違う歌い手が出てきてファドを熱唱してくれる。歌の意味はもちろん不明だが、きっと切ないことを叫んでいるのは確かだ。


動画を載せてみようと思っていろいろ試したのだが、何故か上手くいかないので断念。ぜひYouTubeなどでファドを聴いてみて欲しい。酒を飲みながら生で鑑賞したら結構アガる。酔いも回る。ウマい歌い手に当たった際にはかなり興奮できる。

 

次の日も当然、夜になればファドである。今の時期は夜の9時ぐらいでも明るいので気分は夕方だ。たいていのファド酒場は8時ぐらいにオープンして歌は9時ぐらいから始まる。

 

この日は数あるファドレストランの中でも高級店と言われる「Casa de Linhares」を予約して乗り込む。店の造りもカッチョいいし、ミシュラン掲載店でもあったらしく料理自慢の店だった。実際にいろいろ美味しかった。

 




 この日の歌い手は全部で4人いたのだが、私が圧倒されたのが「ムーディー勝山」のニセモノみたいな細い男だ。実に見事な声量と表現力にシビれた。動画がアップ出来ないのが残念。



 女性ファディスタも魅力的だが、男性の迫力も捨てたものではない。お店の入口にはムーディーくんのCDも置いてあったからきっと彼は結構な力量の歌い手なんだろう。

 



食事や酒飲みタイムをはさんでファディスタは交代する。ムーディーくんに圧倒された私はその他の歌い手の時にはあまり気持ちが入らずダラダラと飲んでいたのだが、ある時、他のファディスタが歌っている途中でムーディーくんがのっそりと再登場してデュエット的に美声を響かせてくれた。個人的には感動のシーンだった。



 まさに「カッチョいいぞ!ムーディーくん!」である。歌い終わりには思わず「ブラボー!」と叫んでしまった。イタリアでもないのにブラボーとしか言いようがなかったから仕方がない。

 

ムーディーくんのおかげで「ファド飲み」に満足感を得たので、3日目、4日目の夜は行き当たりばったりに繁華街の中の気軽なファド酒場を攻めてみた。

 



高級仕様の店だと食事が必須か食事ナシでもショーチャージを取られるのだが、街中の気軽な店ならドリンク代だけでファド鑑賞が可能だ。気軽な店といっても歌い手は下手くそではない。しっかり聴かせてくれる、12弦のポルトガルギターも席が近いから臨場感たっぷりに聴こえてくる。

 


 

ファドといっても全部が全部悲しく切ない調べではなく楽しげな曲ももちろんある。そんな曲が始まると妙にハシャいでしまった。「ファド酒場で泣いてみる」が旅のテーマだった割にはだいぶ事情は変わったが、なかなか得がたい時間だった。

 

いずれにせよファドの旋律は演歌の渋みを愛する日本人の琴線にも触れるのは間違いない。まったく違和感なくメロディーが染み込んでくる感じだった。

 

この歳になると新鮮な感動を覚える未知の経験はなかなかない。そういう点でははるばるポルトガルまで出かけていって「生ファド」にどっぷり浸かってみたのは貴重な体験になった。

 

リスボンは坂や階段だらけだったから元気に歩けるうちに行かないと楽しめない場所かもしれない。次回はスペインとセットで行ってみようかなどと密かに計画を立てている次第である。


以上、ポルトガル旅行記でした。以下は個人的な備忘録として画像をいくつか貼ります。ちなみに最後の1枚はクリスチャーノ・ロナウドがオーナーの高級ホテルとのこと。ヤツはいませんでした。
























 

 

 

 

 

 

 

 



2024年4月24日水曜日

パワハラ、セクハラ、ミズハラ


「パワハラ、セクハラ、ミズハラ」なる言葉まで生まれた大谷選手とイッペーさんの騒動。とりあえず大谷さんの潔白が証明された格好になったが、いまだメディアではこの件をめぐるネタで大盛りあがりである。



 

このブログでは何度も大谷翔平賛美を書いてきたから、私としても一ファンとしてホッとひと安心という心境である。

 

というわけで、今回の事件について一般メディアとは違った視点で取り上げてみたい。

 

私の職場では税金関係の専門新聞を発行している。その関係で日本記者クラブなどの関連団体にも所属している。その関係で2年半前にプレスセンターで行われた大谷さんの凱旋会見にも記者が出席した。

 

その日はスポーツ系の記者会見ではなかったから様々な角度から質問が出たが、わが社の記者は大谷選手に高額納税者としての意識や要望などを投げかけた。唐突といえば唐突な質問にも大谷選手はキチンと答えてくれたことが印象的だった。

 

当日の夜のテレビニュースなどではその部分のやり取りがバンバン使われた一方で「野球以外の場違いな質問をしたのはどこのどいつだ」的な批判もネット界隈で展開された。運動記者会の会見じゃないわけだからウチはウチの視点で質問するのは当然なのにプチ炎上した格好だ。

 



今回の事件では、奇しくもまさにその記者会見の頃からイッペーさんが悪事に手を染めたことが発覚した。いま思えば大谷選手の“経済問題”に関心を持ったことは場違いでもなんでもなかったように感じている。

 

と、手前ミソな話はこのあたりでヤメにしてイッペーさんによる巨額な使い込み事件に関するスポーツ芸能マスコミが書かないネタに話題を移す。

 

当初、イッペーさんは大谷選手の口座から使い込みをしたと白状して、二度とバクチに手を出さないという約束のもと大谷選手が借金を肩代わりしてくれたと話した。直後に球団と大谷選手がこの発言を全否定したのはご存知のとおりだが、仮に肩代わりがあった場合には税務上は贈与の問題が発生する。

 

アメリカの贈与税はもらった側ではなく、贈与した側が課税される仕組み。すなわち大谷選手が無駄に税金を負担することになり、それを怠れば脱税という話になってしまう。

 

肩代わりがウソだったということでその心配はなくなったように思えるが、だとしても今回の被害について大谷選手側がイッペーさんに形式的にせよ賠償請求なり返還請求をしなければ、やはり贈与したと判断される可能性は残っているわけだ。厄介な話だと思う。

 

他にも今回の事件の罪状が「詐欺罪」という点も税金の観点からは結構大きな意味を持つ。窃盗ではなく詐欺だと意味合いが変わってくる。

 

泥棒被害だったら所得税の扱いでは雑損控除(日本での名称)が適用され一定の所得控除が受けられる。ところが詐欺に関しては雑損控除は適用されない。

 

この取り扱いは日本もアメリカも確か同じだったと思うが、詐欺か盗難で税制の救済は大きく違う。その理由としては詐欺にあった場合は本人にも落ち度があったという解釈になるから。普通の詐欺は知らぬ間にお金を盗られるわけではなく自らの意思でお金を動かすという部分が落ち度とみなされる格好だ。

 

ただ、今回のイッペーさんの罪状は「銀行詐欺罪」。すなわち銀行への詐欺だから大谷さん自身が詐欺にあったわけではないという理屈も成り立つ。大谷さん側が盗まれたことを立証する捜査機関の書類などを用意することで盗難被害としての雑損控除も適用の余地はあるように思える。

 

雑損控除といっても一部の金額が救済されるだけだが、今回のように被害額が巨額なケースではその金額も一般人から見れば結構な金額になるはず。“野次馬的一般人感覚”ではその行方も気になってしまうところだ。

 

いずれにせよ、チマタではいまだに陰謀論的な話も聞こえてくる。簡単にいえばメジャーリーグを代表するスターを守るために国家絡みで大谷さんが潔白になるストーリーを作り上げたという内容だ。

 

検察官がわざわざ大谷さんを被害者だと会見で発表した時は岸田首相が訪米していたタイミングでもあり、バイデンさんと岸田さんとの間でもこの事件への“すり合わせ”があったという奇天烈な噂話もあるらしい。

 

震災が起きるたびに出てくる人工地震説みたいな話だろう。物事をナナメから見たがる私でもさすがにそんな話は大谷さんの話題にウンザリしている人々の“居酒屋談義”レベルのものだと思う。


まあ、なんだかんだ言って私は大谷選手の大ファンだから素直に翔平さんのことを信じている。希望的観測だろうが信じたいというのが本音だ。

 

やましいことがあったら騒動の渦中でも試合でガンガン打ちまくるなんて芸当は常人では絶対にありえない。そう言ったら言ったで翔平さんはもともと常人ではないと突っ込まれそうだが、とにかく私の大谷翔平ラブは不変である。

 

 

 

 

 

 

2024年3月20日水曜日

ダルビッシュの凄さ


いよいよ野球シーズン到来だ。今日はメジャーリーグの開幕戦だ。韓国遠征という異例のスタートだから時差がない分じっくり中継を観られる。開幕ピッチャーはパドレスがダルビッシュ、すなわちいきなり大谷翔平との対戦が実現する。

 

大谷翔平はもはや国宝であり世界遺産みたいな存在になり、いまや彼の話題にウンザリする人達の間では「大谷ハラスメント」なる言葉さえ生まれた。

 

大谷さんのことはこのブログでもさんざん書いてきたので今日はダルビッシュについて熱く語りたいと思う。

 

大谷翔平の父親になりたい

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2018/04/blog-post_9.html

 

大谷翔平ラブ

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2022/09/blog-post_16.html

 

大谷さん

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2023/07/blog-post_07.html

 

サウスポー大谷

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2023/08/blog-post_28.html

 

さてさて、ダルビッシュはまもなくプロ20年目の大ベテランである。大谷の影に隠れてしまっている印象もあるが、日本の野球界においては歴史的傑物である。平成以降に絞れば日本一のピッチャーと評しても過言ではない。

 

なんといっても日本のファイターズ時代の実績は神がかり的だった。シーズン通しての防御率1点台という神ワザ的芸当を5年連続でやってのけている。これはあの金田正一でも成し遂げていない前人未到の記録だ。

 

野球に詳しくない人のために念の為に書くと、1試合9イニング投げて2点取られることはないという数字だ。プロの世界では奇跡と言っても大袈裟ではない。

 

通算奪三振数も野茂よりも上の歴代3位。上には鉄腕米田哲也とレジェンド金田正一しかいない。いずれも登板頻度が異常に多かった時代の先人だ。現代野球でダルビッシュを上回るピッチャーは現れないと思う。

 

私は東北高校時代・ダルビッシュ少年の甲子園での活躍をテレビで見ていた。ヒョロヒョロで気の強そうな顔つきでふてぶてしくて不良っぽい雰囲気の若者だった。

 

鳴り物入りでプロ入りしたのもつかの間、春のキャンプの休日にタバコをスパスパしながらパチンコ屋に入り浸っていたところを週刊誌に撮られて大問題に。プロとはいえまだ高校在籍中の2月だったから学校から停学処分をくらい卒業式にも出られなかった。

 

普通にタバコを吸う高校時代を過ごした私からみればお気の毒にも思えたが、あの一件はその後の彼の成長に大きく影響したことは間違いない。事実、一定の謹慎期間を経てプロ初登板したダルビッシュには熱い声援が寄せられ彼自身その時の感謝の気持がその後の原動力になったと語っている。

 

プロ2年目ぐらいからダルビッシュのピッチングは無双状態だった。力任せで速球を投げるのではなく数え切れないほどの変化球を交えて打者を翻弄する高度な野球脳が彼の真骨頂だった。

 

あの頃の日本のプロ野球はダルビッシュ中心に回っていたといってもいいかもしれない。ナゼか女性誌「anan」などでフルヌードを披露していたのは謎だったが…。

 

メジャーに活躍の場を移してからも七色の変化球には磨きがかかり、いまやメジャー全体の中でも一目を置かれる存在だ。

 

日本での7年で93勝、メジャーに移ってから11年で103勝。順調にいけば今シーズンの前半に200勝に到達する。メジャーに移籍して活躍した選手は何人もいるが、ずっと第一線に居続けたうえで今年12年目を迎える息の長さも特筆に値する。

 



おまけに選手寿命が短いとされるピッチャーとして今も全盛期と変わらないポジションを維持していることが凄い。少しでも劣化するとすぐに見切りをつけられるのがメジャーの世界だ。野茂や松井秀喜だって30代半ばの頃には“流浪状態”だった。この点だけでも別格の存在だといえよう。

 

ダルビッシュといえば食生活からトレーニング方法まで独自に研究を重ねてきたことで有名だ。昔の根性論ありきの野球界を大きく変えた第一人者でもある。

 

パチンコ屋でタバコを吸っていた姿からは想像も出来ない。昨年のWBCの際には大御所的存在なのにいち早く来日して侍JAPANに合流、自分の調整を二の次にして若手ピッチャーに自らの技術を惜しみなく伝えたという。関係者たちは口を揃えてあのチームは「ダルビッシュ・ジャパン」だったとその行動を絶賛していた。

 

パチンコ屋でタバコをスパスパしていた悪ガキ時代からは想像もできない。しつこいか。でも一人のヤンチャな青年がヤンチャ時代を糧にして立派な大人に変わっていった姿がとっても印象的であり魅力的である。

 

ついでにいえば、私が離婚経験者だから彼にシンパシー?を感じるのが養育費の凄さである。当時、女性週刊誌などでずいぶんと騒がれたことを覚えている。その額は一説によると毎月200万円とも500万円とも言われた。

 

仮に500万円だったら1年で6千万円、10年で6億円である。200万円だとしても10年で24千万円だ。ドッヒャーである。

 

立派と言ってよいのかわからないが、やはり立派としか言えない。私だって離婚してから払ってきた養育費の額はフェラーリの新車が余裕で買えるほどだが、ダルさんに比べれば屁の突っ張りにもならない。

 

話がそれた。

 

数え切れないダルビッシュの偉業の中でも特筆すべきは昨年結んだパドレスとの契約内容だ。あのメジャーリーグの歴史の中でも初めてと言われる「30代後半の選手への大型6年契約」である。

 

本人も「ドッキリじゃないか」と思ったそうだが「6年総額150億円、トレード禁止条項付き」という非常に厚遇された内容だ。それだけ彼の能力やコンディション維持への才能が評価されたわけだ。大谷さんの超絶的契約の話題の影に隠れてしまったがこの事実は日本人野球選手における歴史的偉業と断言できる。

 

韓国での開幕戦という異例のスケジュールの中、ダルビッシュは韓国に到着したその日に10年来の韓国人ダルビッシュファンが営むカフェにアポ無しで訪れたという。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/713334db6aa983afc9e1f966f1551764031f7005

 

そんな彼のスマートさに単純に感動した。なかなか出来ることではない。18歳当時、パチンコ屋でタバコスパスパだったヒョロヒョロのヤンチャな少年が20年後に多くの人に夢を与えるヒーローに進化したわけだ。

 

とりあえず今日の試合はダルビッシュを応援しようと思う。大谷さんは今年はバッター専門で150試合ぐらいは出場するだろうから、今日のところはダルさんの凄さを見たい。でも大谷さんにも1本ぐらい打って欲しい。

 

こんなことを書いていられること自体が昭和40年代からの野球ファンとして幸せの極地である。