2014年4月11日金曜日

嫌いなモノ・・・・

スパゲッティナポリタンである。イタリアには存在しない純日本料理?である。時々無性に食べたくなる。昭和の味である。

この日、ナポリタンがやたらと美味しく感じた。しばし理由を考えてみた。

そして気付いた。ピーマンが入っていない!実にお子ちゃま向けだが、その一点が美味しさの最大の理由だった。

筋金入りの野菜嫌いとして生きている私だが、年齢とともに若い頃の志も揺らぎ、時々野菜をムシャムシャ食べてしまうことがある。

そんな軟弱な私でもピーマンだけは一貫して忌み嫌っている。色もイヤだし味も最悪だ。

ピーマン好きな人、ごめんなさい。

その昔の人気番組「料理の鉄人」では、冒頭、鹿賀丈史が生のピーマンだかパプリカをかじるシーンがあった。アレを見ちゃうと、その後どんなウマそうな料理が出てきてもダメだった。

私の頭の中は「ピーマン生かじり」のブキミさだけが印象に残った。ピーマンは敵である。いや難敵と言ったほうが的確だ。

苦いからマズいのではない。「マズいのに苦い」のがピーマンの恐ろしさである。手の付けようがない悪徳ぶりである。

ピーマン。名前自体が気色悪い・・・。レタスとかキャベツ、トマトだったら音の響きも悪くないが、ピーマンって何だ?売れないミュージシャンみたいな響きである。

意味不明でスイマセン・・・。

チンジャオロースに入れてどんなに濃い味付けで調理してもピーマンの味と香りは消えない。あんなに自己主張する野菜は珍しい。

クソブスのくせに自己顕示欲ばかり強い最悪な女みたいな感じである。

クソブスで自己顕示欲の強い人、スイマセン・・・。

ということで、今日は最近の「嫌いなもの」をアレコレ書こうと思う。

極めて個人的な意見なのでご了承ください。

うーん、何だか書きにくいのだが思いきって書く。

「ふなっしー」。あれが大嫌いだ。恨みはない。好きな人、ゴメンナサイ・・・。

最近ますますメディアへの露出が増えている。目障りで仕方ない。何が面白いのかサッパリわからない。

「ふなっしー」そのものより、アレを面白がらなきゃいけないような世間の風潮が気持ち悪い。右へならえ!的な無思想な流され感がイヤだ。大げさだろうか。

子どもならいざ知らず、あんな気色悪い着ぐるみを大のオトナが、待ってましたとばかりに微笑ましい顔で見守っている空気がイヤだ。

百歩譲って冷静に見直してみたが、ちっとも面白くもないし可愛くもない。

もともと「ゆるキャラ」とかいう得体の知れない物体どもが好きではない。「可愛いでしょ?」というカマトト的いやらしさがプンプン漂っていて苦手だ。

ジブリの映画みたいな妙な気持ち悪さがある。

書いてしまった・・・。

ジブリ好きな人、ごめんなさい。

なんだかジブリ作品だと言うだけで、熱狂的に支持しなければいけないみたいな空気が漂っていないだろうか。

文句すら言えない大政翼賛会?的な、集団ヒステリー?的な、そんな雰囲気がメディア中に広まっているみたいで落ち着かない感じになる。

ゆるキャラと同じで、子どもが熱狂している分には気にならないのだが、オトナが大騒ぎして有り難がっている風潮が妙にひっかかる。

叱られそうだから話題を変える。

朝っぱらのワイドショーがこぞってやっている「占い」が苦手だ。自分の星座の運勢が最悪だと言われたら朝からイラつく。

占いコーナーになったらチャンネルを変えるのだが、しばらく経つとそこでも占いが始まる。せめて順位付けせずにそれぞれの星座のラッキーーカラーとか、良い点だけを紹介して欲しいものだ。

テレビと言えば、子どもに毛が生えたような女子アナがシタリ顔でコメントするのも気持ち悪い。

ニュースを棒読みするだけだって、落ち着いたオトナにやってもらいたいのだが、学生みたいなアナウンサーが社会問題について感想にもならないような感想を無理矢理難しい表情を作って話し出すとムシズがはしる。

こういう感覚自体が私自身の加齢の証明なのだろうか。時代から取り残されているのかもしれない。

ちっとも面白くないお笑いタレントが騒いでいるバラエティー番組もそうだが、世の中、高齢化社会と言いながら、テレビの方向は若者目線のままだ。

くだらない番組が多いからオトナがテレビから離れたのか、オトナがテレビを見ないからくだらない番組が多いのか、間違いなく前者だと思う。

さてさて、テレビ論を展開しても始まらない。

「嫌いなもの」の話だった。

「プロ意識のない人」。これも昨今、恥ずかしげもなく増殖している。

お金を取る以上、どんなジャンルでもプロである。こういう常識が通用しなくなっている。

レジ打ちの仕事だって、バイトだとしてもプロである。こんがらがって上司を呼んできて、その指導を仰ぎながら客を待たすなんてことは「恥」でしかない。

私の場合、そんなもんに文句を言うほど親切ではないから、おとなしく舌打ちしながら待っている。問題は、そうしたお粗末な展開をバイトも上司も恥だと思っていない昨今の空気である。

恥の意識がない人間は成長もない。「恥」を感じない人が増えていることに腹が立つ。

タクシーの運転手も同じ。「新人なもんで道に詳しくないんですよ」とか言われることが多い。本来、それ自体、プロとしてダメだが、ある程度仕方のない話ではある。問題は、図々しく堂々と居直っているヤツである。

そんなタクシーに当たると、我慢するのもイヤなので、とっとと降りることにしている。

誤解のないように言うが、たとえば、お茶の水から銀座だったり、池袋から新宿だったり、そういう単純なコースなのに、一切悪びれずにこちらに道案内をさせようとするヘタレの態度が気に入らないわけだ。

こんなテーマで書き殴っていくと際限なく文句をつらつら並べ立てそうだから、もうやめよう。

怒りっぽくなったり、偏屈になるのは、年を取った証拠である。

そのことに腹が立つ。

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