自分のスマホに収まっている食べ物画像を見るにつれ、変化に乏しい自分のライフスタイルが少し残念である。似たようなモノばっかりだ。
エビフライにピラフにトンカツ、あとはモツ焼き、煮込み、それ以外は寿司屋のツマミがあれば私は毎日ニコニコ暮らしていけるようだ。
ブログを書き続けていると、普段から食べ物の画像を何気なく撮影してしまう。とても無粋な行動だが、ブロガー?としての宿命だから御勘弁願いたい。
私は生粋のタルタル人(http://fugoh-kisya.blogspot.jp/2014/03/blog-post_7.html)だからエビフライがメニューにあれば必ず注文してしまう。
この画像は、銀座のとんかつ屋さん「平田牧場」での一コマ。分厚いヒレカツにメンチカツ、それ以外にも角煮などの酒のツマミを頼んであったにもかかわらず、ついついエビフライも1本だけ頼んでしまった。
主役はあくまでトンカツだ。金華豚の圧切れヒレカツが絶品だったが、こんな素敵な豚肉様を味わう前に、前菜としてプリプリエビフライwithタルタルを楽しむ。
すべてのストレスが遠いお山の向こうに飛んでいったような幸福感に包まれた。
続いてハツの刺身。オッサンの聖地・新橋を代表するヤキトン屋・「まこちゃん」で食べた。おろしニンニクとネギたっぷりで醤油で味わう。
濃いめの黒ホッピーとの相性が抜群である。イヤ~ん、バカ~ん!と言いたくなる。やんなっちゃう程ウマい。
ついでに言うと、画像の奥の方に少しだけ写り込んでいるモツ煮がひっくりかえるほどウマかった。
ヤキトンを嬉々として食べている姿は富豪的ではないが、割と頻繁に身体が欲するので機会があればアチコチ攻めに行く。どこの店でも必ずモツ煮込みを注文するが、ここのモツ煮はウマ味が最大限引き出されていて絶品だ。有名店には有名になるだけの理由があるってことだろう。
稚鮎の画像は、久しぶりに訪ねた銀座のお寿司屋さん「さ久ら」での一コマ。川の香りとか、初夏の匂いとでも言おうか、鮎の風味が丸ごと詰まっていた。冷酒とともに味わうと得も言われぬシッポリ感に包まれる。
こういう情緒タップリの滋味を味わうと、ヤキトンなんか食ってる場合じゃない!と思う。でも不思議なもので、「シッポリ飯」が続くと、ホッピーオヤジに変身したくなる。本当はどっちの路線が自分に適しているのだろうか。いつも悩む。
銀座8丁目に隠れ家のように存在する「さ久ら」は、ちょっとしたツマミに上手に野菜を取り入れているのが一つの特徴だ。何となくヘルシー気分で過ごせる。
タバコをやめたおかげで、禁煙の店でも意気揚々と出かけられるようになったことが嬉しい。
このサバ寿司も酢締めの加減、シャリとのバランスともに絶品だった。思い出すだけで腹が鳴る。
酢締めの加減などと、エラそうに書いている割には、次の日には、ジャンクな心がムクムクと盛り上がり、大ぶりのヤキトンを求めてさまよう。
時々、無性に行きたくなる池袋の革命的?やきとん屋「木々屋」での一コマだ。
右側の2本はレバー串とチレ串だ。レバーのウマさはもちろん、珍しいチレはこの店では欠かせない。
脾臓のことをチレという。相当新鮮じゃないと臭くて食べられないらしい。希少部位とあってメニューに常備している店はここ以外では見たことがない。
脾臓である。ウィキペディアで調べたが、どんな臓器でどこに位置してどんな働きをしているのか、さっぱり分からなかった。
味はレバーと似ているが、よりコッテリした感じ。ジューシーで食べ応えがある。そう書いているだけでまた食べたくなってきた。
本日最後を飾るのは私が最近ハマりかけている極上のツマミだ。いつもお世話になっている高田馬場「鮨源」で注文する一品。
上等なマグロの赤身と梅干しとミョウガである。叩いた梅干しとミョウガを赤身にあえるだけである。実にウマい。味わい爽やか、後味スッキリ、酒にもよく合う。
バテ気味の身体に梅干しパワーと赤身の鉄分風味、ミョウガの健康的な効能が相まって暑い季節にはもってこいの一品だと思う。
梅干しと合わせる魚といえば、イワシやアジ、生タコあたりがポピュラーだが、マグロの赤身も想像以上に相性がいい。
ああ、これもまた書いているだけでまた食べたくなってきた。
結局、似たような食べ物ばかりで私の身体は大きくなり続けている・・・。
2 件のコメント:
千葉のゆうです
さば寿司、わたしも好物のひとつです
写真のさば寿司、妙に大きそうですが
一人前でしょうか?
そうだとしたらそうとう食べ応えの
ありそうな量ですね
ゆうさま
サバ寿司、ウマかったです。シャリにゴマなどが混ざっていて風味豊かでした。
その日、居合わせたお客さんに一切れずつ出していたようです。全部食べたかったです・・・。
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