毎年恒例のオジサマバンドのライブが、ちょうど1ヶ月後に迫ってきた。ボーカリストである私としては、そろそろ体調管理を意識しないといけない。
年に1度のライブ活動だが、今年は6回目である。いっぱしのキャリアだ。
毎年100人以上のお客様を前に、スポットライトを当ててもらってミュージシャンのようなノリで奮闘している。
いっぱしの顔をして歌ったりしゃべったりしているが、何回やってもド緊張状態は変わらない。
緊張していないフリをすることは上手くなったと思う。でも毎回、開演寸前は頭の中は真っ白である。
10月中旬からスタジオ練習が始まった。春や夏の頃はカラオケボックスにギターを持ち込み、アーだコーだと楽しく練習していたが、スタジオ練習の段階に入ると、割とシビアな感じになってくる。
楽器をアンプにつないで、マイクも使ってスピーカーを通して練習の成果を確認すると、途端にアセり始めるのが毎年のパターンだ。
生歌練習で気付かなかった課題がワンサカ出てくる。本番も近いし、おちゃらけてばかりもいられない。真剣モードに移行するタイミングである。
当然のことだが、毎年毎年、違った課題にぶつかる。去年は英語の発音という想定外の課題があった。
ロネッツの「Be My Baby」とビートルズの「Nowhere Man」を演目に取り入れたのだが、歌詞に出てくる「three」の「ス」、「fifth」の「ス」の発音をそれっぽくするために苦戦した。唇の筋肉がつりそうになった。
今年の演目には英語曲は無いので余裕をカマしていたが、某日本語曲の中に出てくる「bomber」の発音が私を悩ませている。
練習中、気分良く歌っていたらメンバーからもダメ出しを食らった。「ボンバーじゃない、“ボァワゥンボァ”だろ、ボケ!」である。
より分かりやすくするために、ネットでたまたま見つけた「デュープラー英語学院」さんという松戸の英会話教室のサイトに載っていた解説を部分的に転載させてもらう。
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「bomber」は、もともと「bomb」という言葉に接尾辞「-er」がついた言葉です。
「bomb」は「爆弾」という意味で、これの発音記号は[bάm]となります。
カタカナで書くなら「ボァム」という感じです。
最後のスペル「b」は発音されない「黙字」ですので、最後は「m」の音で終わります。
「ボァ」の部分は、「バ」のようでありながら、結局は「ボ」に聞こえるような音、つまり「ボ」と「バ」が合わさった音です。
少し長めに「ボァ」と言えば、まあ近い音になるでしょう。
カタカナで書くならば「ボォマァ」という感じです。
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ということである。「ボォマァ」である。オイオイって感じだ。どうやったら上手に発音できるのだろう。困った困った。
まあ、そんな細かいことに悩んでもしょうがない。もっと大事な課題は山ほどある。
一番大事な課題は「しゃべり過ぎないこと」である。MC担当として毎年頑張ってきたが、昨年は自分でも反省するほど話が長すぎた。いろいろ理由はあったのだが、そこは割愛。
で、購入したのがこれだ。「チ~ン」と鳴らすヤツである。
ステージ上にこれを置き、私の語りが長くなったら鳴らしてもらう。我ながら素晴らしい秘密兵器に気付いたものである。
バンドのライブ告知の話が「ボンバー問題」と「卓上ベル」だけで終わりそうだ。それはそれでマズい。
今年は私が作詞したオリジナル曲も2曲披露する。ひとつは亜熱帯のリゾート地を舞台にした禁断の愛の歌!である。ピアノアレンジのイントロが官能的に仕上がってきた。
もう1曲は今年の初めに急逝した友人の追悼曲だ。2曲とも作曲してくれたメンバーが詩のイメージを見事にメロディーに載せてくれた。
別なメンバーがサビの部分のハモり部分をいい感じにアレンジしてくれたので、なかなか雰囲気のある楽曲に仕上がった。
日程は11月18日、会場は南青山のライブハウスである。
「ヒマだから富豪記者が歌う姿でも見にいくか」という奇特なかたがいらっしゃったらコメント欄からお知らせください。ご記載内容はここにはアップしませんのでお気軽にどうそ!
2 件のコメント:
初めまして、佐伯と申します。
いつもききd貴殿ブログを、楽しく拝見させて頂いております。
因みに、11/18のライブですが、何時から開演でしょうか?
お聞かせ頂けたら幸いに存じます。
Saekiさま
ありがとうございます。
五時開場、六時開演になります。
お越しいただくようでしたら、メールアドレスをお知らせください。詳細を案内させていただきます。当欄には掲載しませんのでよろしくお願いいたします。
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