2019年3月20日水曜日

ストックする癖


いつの頃からか、やたらとモノをストックするようになった。主に日用品の類だが、気付けば数ヶ月ぐらい“籠城”できるほど買い置きをしてしまう。


トイレットペーパーも妙にたくさん保管している。一人暮らしにしては異常だ。精神障害の一種なんじゃないかと言われたこともある。

不安障害とか強迫性障害みたいな状態は、それが無いと凄く不安になることが特徴らしい。

私の場合はたぶん違う。不安ではなく、ストックがたくさんあると単に嬉しいだけである。

必要なものが家に無かったことに気付くと妙な敗北感を味わうから、たまにしか使わないモノも一通り揃えている。

だから、頻繁に使うモノは多めにストックしてしまうわけだ。


毎朝コップ1杯をルーティンにしている野菜ジュースも随分保管してある。以前、たまたま切らしてしまった時に無性に悔しい思いをしたので、それ以来多めにストックするようになった。


ウォーターサーバーを契約しているから水も定期配送されるのだが、それとは別にペットボトルの水や冷茶なども多めにストックしてある。

考えてみれば、コンビニが溢れている都会の真ん中で暮らし、ネットスーパーの宅配なども使いこなしているのに、なんでこんなに貯め込むのだろう。

不思議だ。こういう実態を改めて文字にしてみると、やっぱり自分が一種の不安障害なのかと思えてきた。

もっと大らかにしないと何かとマズいかもしれない。


調味料などのストックも妙に増えてきた。メンマやザーサイ、福神漬あたりは、いざという時に無いと凄く腹が立つので、どんどん増えてしまった。

断捨離の対極みたいである。

ガールフレンドや愛人をやたらとたくさんストックしたくなるのも同じだろうか。

冗談である。ちょっと見栄を張ってしまった。

レトルト食品や冷凍食品も随分と豊富に揃っている。冷凍食品用に中型の冷凍庫を購入して空き部屋に置いているぐらいだから、やはりちょっと病的である。


常備している食べ物があるのに、家にいるとウーバーイーツを頼んじゃったりするわけだからバカである。

その結果、常備品の賞味期限をしょっちゅう気にする変なクセがついてしまった。

やはりどこか変なのかもしれない。

そんなにストックするのが好きなら、同じ感覚でお金の管理をすれば貯金というストックがどんどん増えるはずだ。

でも一向に貯金は増えない。やはり、お金は賞味期限が短いからバンバン使ってしまうのかもしれない。

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