2020年10月26日月曜日

モンブラン サンマ 薄着

秋ド真ん中だ。気づけば今年も12分の10が終わる。少し気が早いが今年はサエない1年だった。コロナのせいで意味不明な1年だった。

 

さて、秋といえばモンブランである。ショートケーキやシュークリーム、エクレアといった昔なじみのスイーツの中でもモンブランには特別感がある。

 

普通のプレーン系のケーキにマロンクリームがドカっとかぶさっているわけだから実にステキだ。

 



 

その昔、憧れにも近いポジションだったモンブランだが、今やコンビニにも並んでいる。わが家の近所のセブンイレブンで頻繁に買ってしまう。

 

セブンイレブンのモンブランは必要以上にクドい。でも美味しい。甘すぎるぐらいである。何よりスポンジ部分が見当たらないぐらいクリームばかりなのがゴキゲンである。

 



 

私はシュークリームにしても衣をほとんど食べずに中身を味わいたい派である。モンブランのスポンジも不要だと思っている。そういう変態指向の人にはバッチリである。

 

ウーバーイーツでわざわざモンブランを持ってきてもらうこともある。銀座のコージーコーナーから届くモンブランが昔の風情そのままの感じで好きだ。

 



 

自宅だから平気でスポンジを残すという邪道食いも気軽にやってしまう。

 

デリバリーだとピザの生地も残すし、ケンターッキーフライドチキンの衣も剥がしてしまう。きっといつかバチがあたるはずだ。

 

話は変わる。秋は季節を感じさせる食べ物が多い。土瓶蒸しやサンマを肴に一献傾ける時間はこの時期ならではの趣がある。

 



 

今年はサンマが不漁続きらしく、塩焼きを頼んでも痩せているケースが多い。私自身、痩せないといけない立場だから文句は言わずに味わう。サンマに脂っぽさは求めていないからこれもこれでアリだと思う。

 



 

ある日の晩酌風景だ。サンマを少し焼いてもらって、カツオの刺身や毛ガニなどを並べて冷酒をクイクイ。こういう肴でノンビリ飲むのが一番しっくり来るようになった。

 

この時期の酒の肴として忘れてはならないのがイクラだろう。生のイクラは今の時期だけの楽しみだ。

 

握りやどんぶりで食べたほうが総合的にはウマいことは確かだが、イクラだけを楽しむのもオツである。

 



 

口の中がイクラの味だけに支配される。さすがにしょっぱいからビールや酒で洗い流す。この融合した瞬間が、それこそ“マリアージュ”である。

 

つくづく味覚の面白さを感じる。「組み合わせ」次第でさまざまに味は変わる。秋は食欲の季節だから、そんな観点であれこれ食べ散らかすのも悪くない。

 

このごろ、朝夜はすっかり気温が低くなった。私もようやく衣替えを終え、ネクタイを首からぶら下げ始めた。

 

ネクタイをするかしないかでは、首の周辺温度が2度も違うらしい。これからの季節は寒さ対策としてもネクタイに縛られることになる。

 

ついでにいえば、秋の残念な点は女性の薄着姿が見られなくなることである。

 



 

銀座のオネエサンだったら、仕事柄コートの中は薄着というパターンは多いが、一般的には皆さん露出が極端に減り始める。

 

無念である。

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