2021年7月26日月曜日

冷やし中華を研究してみた結論

 

先月、変態的冷やし中華偏愛バナシを書いた。もちろん今も偏愛続行中である。

 

https://fugoh-kisya.blogspot.com/2021/06/blog-post_23.html

 

相も変わらず全国各地から冷やし中華を取り寄せている。目的はただ一つ。「冷やし中華の味なんてどれもたいして変わらない」という固定観念をぶっ壊すためだ。

 






 上から北海道、会津、博多、秋田からの取り寄せである。それぞれどんな特徴があるのか、食べるたびに楽しみがあって楽しい。

 

ラーメンのために開発された小麦などと聞くと、さぞや美味しいのだろうとワクワクする。そんな気分になること自体が目的になっている気がする。

 

乾麺と生麺の違いをじっくり比較するなど自分なりの“研究”を重ねる日々が長く続いている。

 




 ゴマダレは避けて王道の冷やし中華っぽいスープの商品に絞って食べ比べているのだが、具材を乗せずに麺そのものを味わうのが基本だ。

 

以前にも書いたが、私にとって冷やし中華は白米と同じような存在だ。だから別途おかずを用意して麺そのものを味わう。

 

きゅうりの千切りなんて言語道断だし、キンシタマゴも邪魔だ。蒸し鶏もさほど合うとは思えないし、トマトなんて麺の味を破壊するだけである。

 

具材好きな皆様、どうもすいません。

 

私にとって冷やし中華のおかずの定番はチャーシューである。これについても取り寄せを活用している。

 


 

主にふるさと納税を活用している。小分けになったウマそうなチャーシューに狙いを定めて調達する。上の画像は鹿児島・南さつま市から送ってもらった黒豚チャーシュー。

 

180グラムが3本である。1本を半分に切って使うのが基本だが、頭の中が豚肉モードの時は一気に180グラムを食べてしまう。

 



こちらは鎌倉市から送ってもらった人気店のチャーシューだ。ウマいチャーシューの塊にかぶりつきながら肉と麺を交互に食べるのが最高だ。


さて、肝心の冷やし中華の話だ。縮れ麺、ストレート麺、乾麺、生麺等々、数々の冷やし中華を食べまくったうえでの感想を正直に書こう。

 

どれもたいして変わらないかも知れない。。

 

それを言っちゃあおしまいよ的な結論だが、一般的な冷やし中華スープで食べている以上、ラーメンのような味の違いはさほど感じない。残念ながらそれが現実だ。

 

もちろん、麺自体に明確な違いはある。好みも分かれるはずだ。それでもアノ冷やし中華スープで食べると結局は想像通りの味になる。

 

アノ冷やし中華スープも商品によって一応違いはある。レモン風味、かぼす風味、酸っぱさが強めのヤツ、甘みが強いヤツ等々。

 

でも、なんだかんだ言っても冷水で締めた麺にスープをかければ食後の感想はただひとつ。「ウマい冷やし中華だったぜ」。それ以上でもそれ以下でもない。

 

結論としては悲惨である。いや、そうとも言えない。逆にいえば、どんな冷やし中華だろうとウマいという事実は凄いことである。

 

ラーメンを考えていただきたい。お店で食べるのではなく、チルドとかの市販品を家で作って食べる場合、すべてがウマいということはありえない。むしろマズいのがいっぱい存在する。

 

気持ち悪いスープの変なラーメンはもちろん、オーソドックスな醤油ラーメンにしても、妙に味が薄かったりコクが無かったり物足りない商品だらけだと言ってもいい。

 

その点、冷やし中華は間違いがない。固めに茹でておいて水で締めちゃうわけだからイライラするような情けない麺になっちゃう恐れもない。

 

偏愛ゆえの一方的な意見ではあるが、やはり冷やし中華は私にとって最高の食べものである。

 

「どれもたいして変わらない」などと悲しい結論になってしまったが、ちょっと修正したいと思う。

 

「マズいやつがない」。それが結論だ。

 

 

 

 


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