夏まっ盛りである。暑くてタマランチンなのだが、私が生息する中央区界隈ではまだセミの声が聞こえない。あの騒々しくも風流なセミの鳴き声があっての夏だと思う。
私にとっての夏の風物詩として見逃せないのがスイカジュースである。不思議と冬場には飲みたくならないが夏になると我が家の冷蔵庫の結構なスぺースを占有する。
スイカジュースへの愛を5年前にこのブログで書いた。当時、会社のそばにあるプロントで飲むスイカジュースにゾッコンだった(https://fugoh-kisya.blogspot.com/2020/06/blog-post_26.html)。
その後、座ってタバコが吸えなくなったからプロントとは縁が切れたが、スイカジュースをこよなく愛する私の性癖?は今も変わらない。
この画像は5年前にも書いたビミョーな味のスイカジュースだ。あの頃は仕方なくこれを家の冷蔵庫に常備していたが、今はスイカジュース業界も多少は進化したようでネットで探せば以前よりは種類が豊富になった。
私の一押しが「モーション」というメーカーのスイカジュースだ。輸入食品屋さん「カルディ」で人気を集めているそうだが、アマゾンで買ってみた。
ひとつが330mlという謎の分量なのが問題だが、素直に美味しい。いまのところ他を抑えてぶっちぎりの優勝だと思う。アジアのリゾート地などで気軽に飲めるスイカジュースとほぼ同じ味がする。その後は箱買いして愛飲している。
値段はちょっと高めだが、一本を2回に分けて飲めば妥当な金額になる。まあ、そんなしみったれた発想は嗜好品に対して抱いてはいけない。
私にとってスイカジュースはあくまでも嗜好品という次元である。オロナミンCみたいなものだ。オロCの容量は120mlなのに小売り価格は120円ぐらいだ。普通サイズのペットボトルに換算したら富豪的な嗜好品である。
オロCだけでなく、ドリンク剤やそこらへんの安いカフェのコーヒーの価格を考えてもこのスイカジュースを高いと敬遠するのは間違いだと思う。
それ以前に百円単位の高い安いを熱く語るようになったら富豪を目指す私の名折れだ。思えばウーバーでデリバリーを頼む際も250円追加の「優先配達」を悩まず選択するし、タクシー配車の500円の手数料も気にせず呼んじゃうわけだから小さなことをブツクサ書いても始まらない。
いかんいかん、話がシャバダバな方向にズレてしまった。今日はスイカジュースの話である。
私の友人はスジャータブランドのこのスイカジュースを好んでいるようだ。私もネット注文しちゃったのでウチにずいぶん溜まっている。これも美味しい。冒頭で紹介した「CHABAA」のスイカジュースより10倍美味しい。
ただ、スイカジュースそのものという感じではない。リンゴジュース成分も入っているとかで、「モーション」製のスイカジュースに比べると無理してスイカ味に近づけた感がしなくもない。砂糖的甘さがもう少し抑えてあればバッチリだろう。
スイカといえば、子供のころは太い三日月型にカットしてもらったものをスイカ用のスプーンを駆使して食べるのが普通だった。あの昭和標準形の食べ方をしなくなって久しい。今ではスーパーで売っているカットスイカばかり食べている。
今では定番商品の各種のカットフルーツだが、初めて見かけたときはブキミに感じた。「何かが根本的に間違っている」という印象が強かった。これって昭和人の感覚だろうか。
今ではすっかり時代に飼いならされた私である。あらかじめカットされたりんごやパイナップルの手ごろなサイズの商品をしょっちゅうコンビニで買っている。この季節はもちろんカットスイカだ。目に入れば必ず買ってしまう。適度な量に調整されているのがニクいと思う。
とはいえ、もしいま私がカブトムシやクワガタを飼っていたら、食べ残した皮付近の切れ端をヤツらの餌にすることはできない。当然ながらカットスイカは皮がない。「スイカ今昔」を語るうえでこの部分は大きなポイントだ。
よく分からないまとめになってしまったが、スイカジュースの更なる発展と普及、より良い商品が生まれることを期待している。
0 件のコメント:
コメントを投稿