2009年9月11日金曜日

カニに助けてもらう

先日、ダイエットにはおでんという話を書いたが、おでんと並ぶ私の「ダイエットツール」がカニである。

カニはああ見えて神経質。生け簀に入れておくとすぐに身がスカスカに痩せてしまうことで知られる。

それって裏返せばカニの身は水分ばかりということ。カニ料理のフルコースを食べても牛丼やカツ丼あたりに比べて低カロリーですむはず。

私がダイエットに励む時にはカニに手伝ってもらう。馬や牛じゃああるまいし、サラダとかいう草をバリバリ食べる気にはならない。ゆで野菜なんかもっとイヤだ。気持ち悪い。満腹効果のある変なドリンク剤みたいなのもイヤだ。

ダイエットといえども酒断ちではない。そこそこウマいつまみで酒を飲みたい。そうなるとカニの出番だ。

世間一般の常識では、カニのポジションはは上の方だ。一応、贅沢品の一種だ。人様が食べた話を聞くと羨ましくなるレベルだろう。

ケンタッキーとかマックとか、デニーズあたりの話を聞いても羨ましくない。カニはやっぱりエラい存在だ。そんなエラい食べ物を摂取するわけだからダイエットといえども悲壮感は感じないで済む。

焼きガニかゆでガニに限る。これをホジホジしていると時間が結構かかる。早食いドカ食いはデブのもとだが、カニをほじくっているとドカ食いも出来ないし、急いで食べることも出来ない。

結構な時間がかかればなんとなく食べた気がする。ズワイや毛ガニを一人で一杯分食べれば気分的に妙な達成感と満たされ感がある。

ほじくりの合間にカニミソを舐め舐め酒を味わう。日本酒を楽しみたいところだが、カロリーを考えて焼酎のロックをチビチビ。
贅沢珍味を味わっているから充分楽しい。

カニ以外のつまみは、たとえば、わかめの酢の物とか、タコぶつ、味の濃いものが欲しい時は韓国海苔をベロベロなめながら食べる。こんなラインナップでクイクイ呑んでいれば、ダイエット特有の我慢というストレスを感じないで済む。

以前、カニダイエットと真面目に取り組んだ。実際にやってみるとカニ三昧でカニの有り難みが薄れる。でもカニ好きな人なら大いにアリだと思う。

予算はかかります。でも、通販でビリー隊長のDVDも買わず、ロデオボーイも買わず、行きもしないスポーツクラブには絶対に入会しない私だ。ムダにコストをかけてダイエットを失敗しまくるオネエサマ、オバサマよりは少ない投下資金でいけるように思う。

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