2013年10月21日月曜日

内視鏡、CT、ロウリーズ、運動会


尿路結石でキッツい思いをしてから1ヶ月半が経った。石を発射して以来、すこぶる快調である。

それにしても何だったんだろう。

今年3月の血液検査では、過去になくすべての数値が改善されていたから、それによる油断が原因だろうか。

でも、この秋の血液検査でも尿酸値も合格だし、その他の全体の数値もそこそこ優秀だった。だからこそ、あの石が気になる。

誕生日直前に、いままでの半生、いや3分の2ぐらい歩んだ人生の澱(おり)のようなモノが結晶となったのだろうか。

昨年来、ドタバタしながら少しばかり人生の転換期を迎えた。島倉千代子じゃないが、人生いろいろだから中年になれば誰だって生きている上での“ザワザワ事”は増える。

そんななか、持病の扁桃腺も腫れず、持病の逆流性食道炎も暴れずに、おまけに風邪ひとつひかなかったから、「疲れ成分」がヘンテコな石になって出たのかもしれない。

先日、毎年恒例の胃と大腸の内視鏡検査を受けてきた。口と尻からカメラを突っ込まれたわけだ。
強力鎮静剤でコロっと落とされているうちに終わっちゃうからチンチン、いやラクチンである。

結果、ポリープも無し、状態も良好だとのこと。一人生活を始めてから「石事件」以外は常に検査結果が優秀な状態である。

数値は正直だ。ちょっと複雑な気分だなどと言いたいところだが、それが現実である。


検査終了後、鎮静剤の名残りでふわふわしながら空腹を満たしに行く。九段下のホテルグランドパレスでオムライスとピラフのドカ食いだ。幸福なひとときを過ごす。

数日後、胸部CT検査に行ってきた。胃カメラ、腸のカメラに続き、肺のCTもやっておけば結構なマジメオジサンと言えるだろう。

前述の胃カメラドクターからの斡旋で毎年のように出かける池袋のCT・MRI専門クリニックである。上半身だけ肌着になるだけで、チョチョっと撮影してオシマイ。ラクチンだ。

いつも結果は斡旋元のドクターに届けられるのだが、なぜか今回は、帰る際に画像データを直接渡された。冒頭の画像がそれ。郵送経費の削減だろうか、はたまた何か問題があったのだろうか。

ということで、パソコンで眺めてみた。

ちっともワカラン。でも「この人、もうダメやし・・・」とか書いてある形跡は無かったから大丈夫だろう。

しょうがないから斡旋元のドクターの所に郵送しておこう。でもあのドクターは胃腸専門医だから、こんなの見て分かるのだろうか。


ダイエットも順調である。一応6キロは減った。結構楽しくなってきた。ストイックなことは嫌いなので、お寿司屋さんにも行くし、先日は溜池山王のロウリーズにプライムリブを食べに行った。

お寿司屋さんでは、握りを一つも食べない邪道ぶりを発揮し、ステーキ屋では一番小さいサイズの肉を3口ぐらい食べて我慢した。

さっさと酔っ払ってしまえば、結構ヘッチャラである。必死に我慢する感じでもない。だいたい、いつも空腹だから2~3杯急ピッチで飲めばすぐに酔っ払う。

で、少ししか食べずに終われば、何かに勝ったかのような妙な気分になってご機嫌だったりする。

マラソン好きな人々が感じる「ランナーズ・ハイ」みたいなものかもしれない。「ダイエッター・ハイ」とでも名付けようか。

先日、娘の運動会に出かけた。6年生だから最後だ。寂しさより、もう行かなくていいんだという安堵感が強いから困ったものだ。

いままで徒競走で1着になったことがない娘だ。「ズルしてでも勝て」とフライングすることを指導してみた。

真面目に言うことを聞いた娘は、スタートの合図直前に飛び出し、初の一等賞を獲得した。デブ爆走である。

これから大人になっていく娘に「ぎりぎりのズルっこさ」が大事なことを教えられたから良しとしよう。いや、マズいことをしたかもしれない。

まあ、いいか。

こうやって身辺雑記を書いてみると、なかなか快調な日々である。「好事魔多し」とかいう諺もあるが、私の「魔」は石だけだったと思うことにする。

大殺界まっさかりの、そんな日常である。

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