2013年10月18日金曜日

エロの道


最近、あんまり色っぽい話を書いていないような気がする。まあ、色っぽい機会に遭遇する機会が減ってきたから仕方がない。
いや、あきらめてはいけない。エロ道を歩み続けることは大事だ。かの「みうらじゅん」大先生なぞは、人生の3分の2はエロいことを考えてきた、と毎週毎週、雑誌で高尚なエロ道を説いておられる。


この画像、何年か前に潜水旅行に行った際、レストランに大きく飾ってあったイラストだ。最初は気付かなかったが、よくよく眺めて感動した。

まさに男の頭の中はこんな感じだろう。

最近の週刊誌の「中高年セックス特集」は結構エグい。高齢化が進めば、中高年のセックス問題は、かつてのタブーから、ごく当然のことへと変化してくるはずだから、その流れを象徴しているのかもしれない。

少子高齢化の進展は、あと30年もすると風俗業界にも地殻変動をもたらすそうだ。

風俗嬢はみんなオバサン、オバアチャンになり、少数派の若い女性は、たとえヘチャムクレだろうが希少価値となり、それこそ高額紙幣がたくさん必要な高嶺の花になるらしい。

先日、高齢者相手のお茶友達紹介サークルが、実は売春組織だったことが発覚した事件があったが、中には82歳の売春婦もいたそうだ。

オッタマゲである。

需要と供給が成り立つからそういう組織も存在するわけで、それがこの国のいまの世相なんだろう。

でも82歳って凄い。20歳で初体験だったとして62年間の原液、いや現役生活である。中日ドラゴンズの山本マサもビックリの快挙だ。

私の現役生活はまだ30年ちょっとである。見習わないといけない。

さてさて、エロ話だった。

最近、とある飲み会の席上、「これまでの人生でどんな変な場所でシタことがあるか」という実に崇高な話題で盛り上がった。

世の中にはツワモノはいるもので、結構すごいシチューションで「試合」をこなしてきたようだ。

私などは、東南アジアの孤島の人気のない夜の砂浜で突然襲われた(断じて襲ったのではない)経験があるぐらいで、飛行機の中とか電車の中とか、そんな「会場」で試合に臨んだ経験はない。

高速道路の路肩に停めたクルマの中で、とか、高校時代に学校の非常階段で、とか、混雑した流れるプールの中で、とか、出るわ出るわ、世の中には奇想天外な「試合」が展開されていることを実感した。

道ばたの電話ボックスで「試合」経験がある人間が「あれは個室だ」と言い張っていた。その図々しさこそ正しいエロ道追求には必要なんだろう。

前も後ろも横もすべての壁がガラス張りである。それなのに「個室」という屁理屈で、青空の下でするより健全だと認識している感覚。高邁な思想である。

南米の標高4千メートルの会場で試合した知り合いも実際にいるし、ダイバーのカップルが水深10メートルの世界でキチンと試合を成立させた話を聞いたこともある。

エロ道の奥深さというか、人類のHならぬ叡智の凄さは、私ごときが語るエロがいかに初心者レベルに過ぎないかを表わしている。

負けるもんか!、と一人勝手に気合いを入れたくなる。

さて、「試合会場」の多様性を知ることで、人々の趣味嗜好の多様性を思い知ったわけだが、同時につくづくレッテルの無意味さも感じた。

ご活躍めざましい人に接すると、とかく誰もが「あいつはエロ過ぎ」とか「変態め!」みたいなレッテルを貼りたがる。でも、しょせん、エロ過ぎるとか変態などという基準は、あくまで統計上の話に過ぎない。

同じことをやる人が多いか少ないか。たったそれだけで、変態とかドスケベとか決めつけられたら堪ったものではない。

少数派と言うだけで変態扱いされたら、ここには書けない私の○○とか××といった性癖も異常行動になってしまう。

まあ、異常ではあるが・・・。

人間の欲は、それこそ色々である。

話がまとめられなくなったので、格言をひとつ紹介して終わりにしよう。



~~すべての人間が世に生まれてきたのは快楽のおかげである~~

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