2017年3月6日月曜日

好き勝手に好きなモノを

馬肉ユッケである。相変わらず好きなモノを好き勝手に食べている。とても幸せなことだと思う。

食生活に気を使っている人は私が思っている以上に多い。持病がある人が症状を悪化させないように食事制限をするのは分かるが、とくに問題のない人でも意外に身体のことを考えて食べている。

私も立派な中高年だから「食と健康」を意識しないといけないのだろうが、好きなモノしか食べていない。別に健康に問題があるわけじゃないから、それで構わないと思い込んでいる。間違いなのだろうか。

「野菜を食べなきゃ」「根菜類は大事」などと根拠もなく理念もなく口にする人がいるが、その理由を私が納得するように理路整然と解説してくれる人はいない。

いわば「なんとなく身体に良いはずだ」という固定観念である。「なんとなく」程度で強く勧められてもピンと来ない。

イヤミっぽい書き方だが、これは決してアマノジャク精神で言っているのではなく、本気でそう感じている。

野菜や根菜類をバリバリ食べたら、目のかすみが無くなるとか、急に足腰が軽くなるとか、アッチが顕著に硬くなるとか明確に効果を実感できるなら喜んで食べる。でも、そんな魔法みたいな話はない。

「運動した方が良い」という話は理解できる。そこそこ身体を動かした後は体調がスッキリするのを自覚できるから納得できる。それに比べると野菜だの根菜類だの言われても何となく鵜呑みに出来ない。

実際、野菜を毛嫌いしている私の健康状態は50年以上の長きに渡って大きな問題はない。青汁やサプリを真面目に摂取していることがその理由だとしたら、嫌いなモノを無理して食べる必要はないという理屈になる。

塩分の多いもの、脂肪の多いもの、尿酸値が高いもの等々、それぞれ身体に悪いことは分かるが、毎日毎日食べるわけじゃなければ構わないはずだ。

意識過剰で毛嫌いするのがもっとも良くないと思う。

メリハリは大事だが、好きなモノを好き勝手に食べることは楽しみであり喜びだ。ストレスがない分、身体に良い効果を与えると思う。

「外食はダメ、家庭料理が正しい」という変な決めつけもバカげている。塩を入れ過ぎて油も使いすぎた家庭料理だってある。

そんなヒドいものを食べるなら、マトモな素材を使ったプロの料理を食べた方が身体に良い。コスト的に外食がダメで家庭料理が良いというのは分かるが、健康面では関係ないと思う。

マックのハンバーガーは身体に悪いといいながら、得体の知れないレトルトハンバーグを家で食べていたら、どっちもどっちである。

グジグジとそんなことを書き連ねても仕方がない。何事も意識過剰はよろしくない。野菜嫌いの王様みたいな私でも、最近は居酒屋でもろきゅうを食べるようになった。

生のキュウリである。そんな天敵のようなものを自ら注文するようになった自分を誉めたくなる。今まで一切手を付けなかったトン汁に入っている野菜も4分の1ぐらいは食べるようになった。


梅干しは身体に良いと思って?時々注文する梅サワーである。おかわりするたびに梅干しが増えていき、4~5杯も飲んだら梅干し王国が完成する。ここまでいくと単なる塩分過剰で逆に不健康ドリンクになっている。


こちらは酔って入ったラーメン屋での一コマ。“なんちゃら系”というイマドキっぽい看板に誘われたのだが、油ギトギトで塩がキツ過ぎて、食べられるシロモノではなかった。

チャーシューまでショっぱい。周囲の若者達は普通に食べていたが、私は4分の1ぐらいしか食べられなかった。

注文しちゃったからといってゲロまずい食べ物を頑張って食べるのも身体に悪いはずだ。塩分や脂の問題以前にマズさによるストレスが問題である。

好きなモノを好き勝手に食べて、おまけに健康でいたい。虫の良い話だが、なんとかそんなワガママを押し通してみたいものだ。

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