2019年6月12日水曜日

断捨離は楽しい

自宅の引越しを来週後半に控えて断捨離モードバリバリである。次の住まいは新富町だ。

新しく富む、という字ヅラが良い。職場のある京橋はもともと宝町である。

「宝の町で働いて、新たに富む」。実に素晴らしい。いよいよ富豪への道?を突き進まねばなるまい。

このところゴミを大量に捨てている。70Lのデカいゴミ袋で20袋以上は処分した。軽トラックで3台分ぐらいは捨てたかもしれない。

着ない服や何年も履いていない靴、雑貨、小物を始め、本も4分の3ぐらいは捨てた。結構頑張ったつもりだ。

でも、納戸に仕舞い込んである若い頃にハワイで買ったラッセンのリトグラフなんかをまだ捨てられないあたりがダメだ。

まだまだ思い切って処分できるはずだと、ここ数日、獲物を狙う目で家中を見回している。日によって自分の中の不要かどうかの基準が変わっちゃうから困りものだ。

一人暮らしだから、どこに住んでも構わない立場なのだが、いろんな事情で豊島区・文京区界隈に根付いていた。今回の引越しでようやく独り立ちするような感覚がある。

4月末に職場が移転して以来、断捨離効果を物凄く実感している。気分もスッキリして気のせいか頭の中もスッキリしている。

お世辞120%だろうが、複数の飲み屋の女性からは「以前はもっとドンヨリした顔付きだった」などと表情の変化まで指摘されている。

職場の移転でさえ効果を感じるのだから、家も引っ越せば、顔付きが松坂桃李や三浦春馬、いや、ジョージクルーニーかリチャードギアになってしまうんじゃないかと心配である。

数ヶ月に一度訪ねている謎の霊感占い師がいるのだが、事前に引越し先を相談するとアレコレうるさいから、今回はすべて決めてから報告してみた。


で、見てもらった結果は、前回の住まいと同様「隠居の家相」だとか。ただ、今回の隠居の家相は全体の半分だけが該当するらしく、寝室とダイニング部分はセーフだとか。喰っちゃ寝、喰っちゃ寝の暮らしをしていればいいわけだ。

なら気にすることはない。合格である。しかし、引越しの時期が良くないらしい。今年後半に何度か吉方取りのために特定の方向に出かけろという御託宣?をもらった。

ちなみに12月にヨーロッパに行くのが大吉らしい。その話だけは全面的に信じようと思う。

断捨離の効果は、精神的な新陳代謝が活発化することだ。大げさなようだが、これって結構大事だ。

不要なモノを処分することは執着を断ち切ることにつながるわけで、必然的に運気は上がるらしい。

要らないものを捨てられないことは、言い換えれば過去に執着している意味でもある。「今でしょ、いま!」という気持ちで生きるためには適度な断捨離は必要だと思う。

何が必要で、何が要らないのか。どうでもいいことのようで、これって冷静な判断能力が問われる話だ。判断する力を訓練するのにも断捨離はもってこいだ。

以前は引越し業者がサービスで不要品処分を請け負ってくれたが、最近はルールが厳しくなったらしく、仕方なく廃棄業者を呼んで普通に捨てられない不要品を引き取ってもらった。

カーテンも今のものはまったくサイズが合わずに買い直しだし、お金が結構かかってピーピーである。

宝の町で働いて、新しく富むはずなのに、そのあたりはどうもウマい具合に進んでいない。先行投資だと思って割り切ろうと思う。

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