疲れやすい年頃だからサプリにも頼っている。今やどれがどんな効能かも分からず飲んでいる。ビタミンC、セサミン、プロポリス、青汁や亜鉛などだ。他にも倦怠感対策として漢方の補中益気湯も飲んでいる。
それ以外にお医者さんから出されている血圧抑制剤や逆流症食道炎の薬、コレステロール値を下げる薬、血がサラサラになる薬も毎日飲む。書き並べてみると結構な種類になる。これらに加えて並行輸入で取り寄せているハゲ予防の飲み薬と塗り薬もある。
もはやヤク中みたいなものだ。こうしたルーティンの薬の他に葛根湯もサプリ並みに頻繁に飲んじゃうし、太田胃散もほぼ日課みたいに飲んでいる。
とりあえず元気で過ごしている日々の暮らしはこれらのサプリや薬のおかげで成り立っているのだろうか。だとしたら私の元気なんてフェイクみたいなものかもしれない。
さきほど効能がよく分からないと書いたが、「亜鉛」は中年男にとって非常に重要な役割を持つようだ。疲労回復だけでなく強壮効果の源である。「セックスミネラル」という呼び方さえあるらしい。
セックスミネラルって実に素敵な言葉である。セックス中毒、セックスインストラクター、セックスピストルズ等々、セックスを冠する言葉はいろいろあるが、セックスミネラルはどことなくヘルシーで爽やかな響きだ。
亜鉛を含む食品として有名なのが牡蠣である。セックスうんぬん抜きに私も牡蠣が好きだ。冬になると牡蠣パスタや牡蠣の炊き込みご飯を自作する。外食よりも家メシのほうが牡蠣を大量に使える。
先日、アホみたいな牡蠣パスタを一人で堪能した。パスタ麺120グラムほどに24個もの牡蠣を投入したスペシャルバージョンである。
オリーブオイルで牡蠣を炒めてちょっとワイン蒸しにする手間もかけて市販のオイル系パスタソースと合体させただけの簡単仕様である。
味付けは特にしていない。それでも牡蠣の旨味がこれでもかと溢れ出ていたから抜群の美味しさだった。セックスミネラル大量摂取!である。別に女性との交尾を目的としたわけではない。ただ牡蠣パスタが食べたくなっただけである。ホントだ。
面白いもので、その後2、3日は何となく気力が充実した気がした。きっとエネルギーをたくさん補充したのだと思う。
24個の牡蠣を一気に食べる喜びは、昨年食べた23枚のチャーシューが入ったラーメンを食べた時のような感動があった。外食だと牡蠣が5つぐらいしか入っていないから麺を食べながら牡蠣の残量が気になって落ち着かない。
チャーシュー大会の時も残りのチャーシューの量を気にせずガシガシと麺とチャーシューを頬張れて幸せだった。今回の牡蠣パスタもそれと同じだ。牡蠣は1000円ちょっとで買ったから原価的にも大したことはない。コスパの良い幸せだった。
焼豚男
https://fugoh-kisya.blogspot.com/2023/09/blog-post_13.html
スーパー牡蠣パスタで味をしめた私はほんの1週間後にもまたクリーム系パスタを牡蠣三昧で食べた。市販の海老クリーム何ちゃらというレトルトパスタソースを使ってみた。やはりオリーブオイルで炒めた牡蠣を混ぜただけの簡単仕様だ。
この日は、スーパーの鮮魚コーナーに5個入りの生牡蠣が3パックしか無かったので残念ながら15個入りの牡蠣パスタを作ることになった。
海老クリーム何ちゃらのパスタソースと牡蠣の相性も良かった。この時も大満足の一皿になった。問題は牡蠣がたった15個だったので、その後は前ほど元気感?を味わえなかったことである。
やはり20個以上は入れないとダメなのかもしれない。いや、いったい何がダメなのかビミョーである。セックス職人になろうとしているわけではないから常識的な量の牡蠣で満足したほうが健全か。
でも24個ぐらい入れたところで麺が一人前だとちっとも重さを感じない。あっけなくペロっと平らげた感じだった。食後もちっとも苦しくなかったし、あれで元気になるならなかなか優秀な食べ方だと思っている。オススメです。
0 件のコメント:
コメントを投稿