2017年6月2日金曜日

イクラ健康説


大好きな画像である。今年撮った中で一番好きかもしれない。白米にイクラである。サンシャイン池崎のように叫びたくなる組み合わせだ。

炊きたての白米をハフハフと噛みしめると、イクラから溢れ出すジュンワリとした味わいがコメの香りと混ざり合って口中に広がる。ウットリする。

子供の頃は親の保護監察下にあったから、ドバドバと好き放題にイクラを食べることなど出来なかった。

今は大人だから鬼盛りイクラを楽しめる。
その点だけを考えても二度と子供になど戻りたくない。

ただし、子供の頃には一切気にすることのなかったプリン体だのコレステロールだの痛風だの動脈硬化といった厄介事が大人には付きものである。

で、イクラはそうした「大人の事情」の範疇では、まるで戦犯のようにイメージされる。身体に悪いものの代表みたいな位置付けだ。

確かにコレステロールはそれなりに高いようだが、それでもウナギやシシャモよりは低いそうだ。シュークリームやショートケーキと同程度らしいので食後にそういうモノを食べなければ大したことはない。

痛風の元になるプリン体がブリブリ含まれているというのも誤解だ。どちらかといえばプリン体は少ない方だ。

ネットからパクった100グラムあたりのプリン体含有量を貼り付けてみる。

イクラ 3.7
スジコ 5.7
タラコ 120.7
明太子 159.3
カズノコ 21.9
カニミソ 152.2
ウニ 137.3
アンコウ肝 104.3
鶏レバー 312.2
豚レバー 284.8
牛レバー 219.8
カツオ 211.4
クルマエビ 195.3
鶏ササミ 153.9
鶏モモ 122.9

ホンマかいな?と言いたくなるほどイクラは低い数値である。優等生だ。こんな数値を見ると焼鳥屋さんに行くより寿司屋でイクラばかり食べた方がヘルシーという話になる。


この画像は「鶏レバ炙りポン酢」だ。ほぼナマの状態のネットリとエロティックな絶品である。時々訪ねる豊島区内の焼鳥屋さんで食べる。

レバーの串焼きだったら5本分ぐらいの量だからプリン体ドバドバ状態である。冒頭画像の鬼盛りイクラをあれより5倍10倍食べたとしても、プリン体の面ではヘッチャラという理屈だ。

本当だろうか。メンドーだから本当だと心から信じようと思う。

コレステロールはそこそこだし、プリン体の面では心配ないのなら、なぜイクラには不健康イメージがつきまとうのだろう。

「ブスは性格が良い」みたいな単なる根拠のない思い込みだろうか。きっとそうだと思う。実際にはブスの人々は性格まで歪んでいることも多い。それと同じで、実際はイクラは健康食品なのかもしれない。

あと一つ考えられるのは、昭和の頃の親世代が自分達の好物を子供にガツガツ食べられないように一種の目くらましとして「イクラ悪者説」を仕立てた可能性もある。まさしく風説の流布だ。

確かに昭和の頃のイクラは、今のようにダシ醤油味ではなく塩漬けが主流だった。凄く塩辛かったから塩分を考えると不健康な側面もあっただろう。

まあ、なんだかんだ言って今日の所は「イクラはヘルシー」を結論にしたいと思う。

ちなみに、あくまでヨタ話ですので、大真面目に学術的な反論コメントなどしないでください・・・。

0 件のコメント: