2017年6月12日月曜日

Amazon アダルト


今更ながらAmazonの便利さに感謝する日々である。

夏向けに買った靴下や下着もAmazon、週刊誌に広告が載っていた面白そうな本もAmazon、喪服用の黒ネクタイの長いのが急に必要になった時もAmazon、冬に冷やし中華が食べたくなった時もAmazonで買う。

プライム会員になっていると、ヘタすれば注文したその日に配達されるから便利この上ない。「翌日到着」など今ではごくごく当たり前の感覚になってしまった。

頼まれていた北海道土産を忘れた時にもAmazonで速攻で注文すれば翌日には手元に来る。怪しげな買物だろうとAmazonの箱には中味の記載などないから、ゲス100%のグッズを買っても安心だ。

思えば、いつのまにかアダルトグッズの敷居が低くなったのもAmazon効果かもしれない。その昔そうした玩具を入手するのに難儀したことを思うと隔世の感がある。

実は20年ぐらい前に、ひょんなこととひょんなことが重なって、新宿歌舞伎町の大人のオモチャ屋で夜の遅い時間に店番をしたことがある。

結構な繁盛店で、お客さんはひっきりなしに来店する。皆さん入ってくる時は恥ずかしそうだったり、恐い顔を作っていたり、重い空気を背負っている。それなりの勇気を持って店に入ってくるわけだから妙な緊張感があった。

その後、ドンキホーテあたりがそうしたグッズを置き始め、徐々にハードルは下がったようだが、それでもレジに行って対人状態で購入することが出来ない人もいる。

そういう人達にとってAmazonの出現は革命的なことだったと思う。

今の時代、妙齢の女性達は男達が思っているよりそっち系のグッズをフツーに持っている。そんな時代の流れを作ったのもAmazonの隠れた功績?かもしれない。

また品揃えが凄い。何でもある・・・。

まあ、そっちの話題ばかりになってもマズいから軌道修正。


気に入ってたくさんストックしていた日本茶のティーパックが無くなったので、新しい逸品をAmazonで探してみた。

あれこれ試した中でウマかったのがコレ。甘味もあってちゃんと急須でいれたお茶にも負けない程度に美味しい。

焼き物収集に凝った時代が長かったので、私の家には立派な急須がいくつもある。気に入った急須でいれたお茶を、これまた気に入った唐津の湯飲みで味わうのが一昔前の私の風流な姿だったのだが、今ではすっかり堕落した。

今はウォーターサーバーから無印良品で買ったマグカップにお湯を入れてティーパックを投入、ちょろちょろ揺すって蓋をして2~3分蒸らして終わりである。

でも、マズいのはイヤだから今まで何度となく「ティーパックのくせにウマいお茶」を探してきた。そんな私のような横着者にとっては辻利のティーパックは実に有難い存在である。

先日の母の日にはネスカフェのドルチェグストを送った。これまたAmazonで手配した。コーヒーカプセルも適当に付けて登録済みの実家の住所を選んでポチっとクリックして完了。


労力を全く使っていないから大げさに喜ばれたり感謝されると逆に困惑する。そのぐらい「買物」という環境が変わったのだろう。

「楽天」はすっかり使わなくなった。ネットの世界では他の業者より先行した者が勝利者としての地位を寡占状態で維持するものだと思っていたが、そう簡単ではないようだ。

やはりAmazonのスピード感や安定感、サイト上の見やすさ、使い勝手は圧倒的である。10年、20年後にどこまで買物環境が激変するのか興味深い。

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