2017年6月26日月曜日

タンスイカブラーな暮らし


いつの頃からか炭水化物が悪者扱いされるようになった。糖尿系の人や肥満体質の人なら仕方ないが、普通に健康な人まで過剰に意識しているケースが多い。


ご飯や麺、パンといった食の世界における主役達がターゲットだから制限している人は大変だろう。食事を御馳走するこっちだってハタ迷惑である。

「わたし、炭水化物は食べないんです~」とか言われるとゲンナリする。一時的なダイエットならともかく、それがライフスタイルかのような言い方をされるとモヤモヤする。

パリコレのモデルじゃあるまいし、何を寝ボケたこと言っとるんじゃいワレ!って感じだ。

大人になるまでにどれだけの炭水化物にお世話になったか分かっているのだろうか。大事なエネルギー源である。急に敵視してはいけないと思う。

だいたい、世界中どこに行ったって主食といえば炭水化物である。地球規模で有難く人類を育んでくれた炭水化物を悪く言ってはダメだ。

デブな私が言っても説得力はないが、炭水化物を摂らないと疲れやすくなるうえに脳にエネルギーが行き届かないからボーっとしてしまう。

漠然としたイメージだけで炭水化物抜きダイエットをするのは危険だし、何事も過剰な行為は逆効果である。

「タンスイカブラー」として元気に暮らしている私は、朝食にご飯か麺類を必ず食べる。朝はしっかりエネルギーを摂取しないと脳が動かない。

夜は飲み屋でアレコレつまんで終わりにしたり、焼鳥屋やおでん屋で炭水化物を摂らずに終わることも多いから、朝にしっかり食べても過剰摂取というほどではない。

もちろん、夜も夜でタンスイカブラーになってしまう日もある。でも、そういう日は酒を飲まない日が多いので結果オーライだと勝手に思い込んでいる。



銀座のとあるバーで食べたカツサンドと同じく銀座にある「カーンケバブビリヤニ」という店で食べたマトンのビリヤニである。

こういう画像を見ているだけでヨダレが出てくる。炭水化物バンザイである。


こちらは池袋「牛兵衛草庵」という焼肉屋で出てきた冷やし担々麺である。キムチやチャンジャ、ユッケジャンといった「しっちゃかめっちゃか系」のツマミで焼酎をグビグビした後のダメ押しみたいな感じで美味しかった。

お寿司といえばコメ抜きには語れない世界だが、寿司屋のツマミに目がない私は、握りを食べずに満腹になってしまうことが多い。


とはいえ、握りを食べずに終わるのもカッチョ悪いしヤボだ。いつもそんな葛藤を抱えて少しだけ握りを食べるのだが、そんな気分の時にこの画像のようなアレンジを加えてもらうと嬉しい。

銀座にある「さ久ら」の蒸し寿司だ。いつも白身魚で作ってくれるのだが、この日はアサリ。ダシや酒の風味をまとった暖かいシャリがホッコリした気分にさせてくれる。

最後は私が作った特製チキンライスである。画像ではマズそうだが、こう見えて結構ウマい。自画自賛である。


具材は鶏肉のみ。あとは炒めたオニオンのレトルトを使う。既に飴色状態だから便利かつ適度な甘味が加わるスグレものだ。

塩コショウの他は粉のコンソメやケチャップ、ウスターソースが基本。隠し味としてウナギのタレを少しだけ入れることもある。

料理とは呼べない次元の至極簡単な一品だが、タンスイカブラーにとっては御馳走である。半熟の目玉焼きを乗せてグジャグジャ食べるのも悪くない。

結局、今日は何が書きたかったのか分からない話の流れになってしまった。

とにかく炭水化物を闇雲に敵視するような一部の風潮は正しくない。そういうことである。

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