気づいたら「磯野波平」と同年代になってしまった。ビックリである。頭の中は若い頃とたいして変わっていないが、身体はそうもいかない。
健康第一という言葉が身に染みるお年頃である。健康じゃないと酒もメシも楽しめないし、もちろん、女性のお尻を追いかけられない。
世の中の高齢化にともなって、やたらと健康食品やサプリの広告が目につくようになった。中高年の心理に一番刺さるのだろう。
健康に注意することは大事だ。でも、過敏に神経質になるのもどうかと思う。
血液検査の数値がちょっと基準値を超えたぐらいで大げさに心配する人が多すぎる。
お医者さんも商売だから、基準値を少しでも外れていれば、もっともらしい顔で注意する。とはいえ当の本人だって全部の数値が基準値内に収まっているはずもないだろう。
コレステロールや尿酸値、中性脂肪にガンマGPT等々、私も基準値を出たり入ったりを繰り返している。
酒で肝臓がバテていることを示すガンマ値はこの25年ぐらい常に基準値をオーバーしている。でも、その他の基本的な肝機能の数値がいつも基準値内だから気にしていない。
オーバーしている幅が少しだったらどうでもいい話だろう。基準値の3倍、4倍になっちゃったら別だが、1割、2割オーバーしたぐらいで四の五の言っても始まらない。
なんてったって中高年である。すべての数値が正常値の枠内に収まっていたら逆に気持ち悪いだろう。
暴論でスイマセン。
コレステロールなどのその他の数値も同じだ。私の場合、基準値を超えたとしても、せいぜい1割、2割程度のレベルだ。個人差の範囲だと思う。
数値が少し基準値から外れただけで、まるで死にそうな顔で憂鬱な顔になる人がいる。そんな気分になることのほうが健康を害している。
そういう人は闇雲に節制してストレスを溜めまくる。一気に食生活まで変えちゃって、わざわざ医者に頼んでさほど必要のない薬をもらい、せっせと服用する。
自分から病人になっちゃうわけだ。バカみたいな話だと思う。
こんな話を書いていると、無頼派を気取って強がっているみたいだが、私はサプリ大好きなプチ健康オタクである。ちゃんと血液検査の結果はしっかり頭に入れている。
要は、ちょこっと基準値を外れたぐらいで慌てる必要はないということを力説しているわけだ。
もう十数年続けている青汁を筆頭にビタミン類やプロポリス、セサミンなどのサプリに加えて、半年ぐらい前から「ナットーキナーゼ」も飲んでいる。
血栓予防に有効という話を聞いて、寝る前に飲んでいる。効き目は不明だが、信じる者は救われると思い込むことが健康の秘訣だろう。
そういえば、昨年の秋の検査で大腸に小さなポリープがあったのだが、なぜかその場で切除してもらえず、3月か4月にちょん切ってもらう予定だ。
もし、そいつが悪性だとしたら、今日ここで書いたようなことを反省しなきゃならないから、ただのデキモノであって欲しいと切に願っている。
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