2021年5月17日月曜日

眠りの質を考える

 人生の3分の1は寝ている時間だ。3分の1と考えると凄い。一流バッターがヒットを打つぐらいの確率で寝ているわけだ。寝てばかりである。

 

眠りの質はつくづく大事だと思う。私も寝る前にムーディーな?灯りで静かな音楽を流し、ラベンダースプレーを枕付近にシュッと吹きかけて穏やかに眠れるように奮闘している。

 

寝具も大事だ。私の娘がまだ大学生のくせに毎朝腰や肩が痛いと言っていたので、結構高いマットレスをプレゼントしたら一気に改善したらしい。

 

実に素晴らしい父親ぶりである。

 

話がそれた。

 

マットレスや枕が眠りの質に重要なのは言うまでもない。私が使っているマットレスは8年ぐらい前に結構こだわって買ったものだが、今でもヘタらずに快適だ。

 



 

問題は枕である。私は慢性的に枕難民みたいなところがあって、良さそうな枕を見つけるとすぐに欲しくなる。

 

とはいえ、合うか合わないかは個人差が大きいし、バッチリだと思った枕でも一定期間使っていると気に入らなくなることもある。

 

もっと言えば、その日その日の体調や気分でシックリくる枕が変わることもある。神経質なのかも知れないが、気になり出すと気になるのが枕だ。

 



 

だから良さそうな枕を見つけても何万円もするような高級品は避けて、せいぜい5千円前後の枕を買う。結果、安易に買っちゃうから我が家の納戸は枕で溢れることになる。

 

枕のポイントは高さと硬さだ。好みは人それぞれだが、私は「かなり高めでまあまあ硬めで横向きに適した枕」が絶対条件だ。

 

良い感じの枕が手に入っても高さが少し足りずに納戸行きになるケースが多いのだが、先日、高さ調節シートなる商品を見つけた。

 

低めの枕でも枕カバーの中に一緒に入れれば済む。おかげで放置されていたいくつもの枕が甦る結果となった。

 




 

持っている枕の中には、あらかじめ枕の中でシートがいくつかに分かれてセットされ高さ調節が可能なものもある。

 

引っこ抜いたり、足してみたりと、手持ちの枕を分解?しながらアレコレとアレンジするのが今の私の密かな楽しみになっている。

 

枕カバーやシーツ、布団カバーにもついついこだわりたくなる。寒い時期は、マイクロファイバー生地などの触り心地がウットリするトロトロ素材を愛用していた。

 

さすがに5月にもなれば暑苦しくて仕方ないので、今シーズンもアレコレとこれからの季節に良さそうな商品を買っている。

 

ニット系のサラサラ素材を中心にAmazonでポチポチしまくっている。それぞれの単価はたいしたことないのだが、相変わらず買い過ぎるせいで結構散財している。

 



 

単なる凝り性なのか、はたまた諸々のストレスのせいで買い物依存症になっているのか、何ともビミョーである。

 

50代も半ばともなれば、江戸時代ならご隠居さんを通り越してそろそろあの世への旅支度をするような年齢である。

 

なのに、必死になって枕カバーの善し悪しに一喜一憂しているわけだから何とも平和である。

 

なんだかんだ書いてきたが、ついおろそかにしがちな眠りの質に気を配ることは大事だ。趣味として極めるのも楽しいかもしれない。

 

 

 

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