私の弱点は扁桃腺だ。わりとしょっちゅう爆発する。中年になってからは若い頃より暴れなくなっていたのだが、この1年半の間に3度も爆発した。
1年に1度ぐらいなら許せる。調子の良いときは2年ぐらい腫れずに済んでいた。最近はどうもダメである。免疫力が低下したのだろうか。
その昔、50才を過ぎる頃から扁桃腺炎は出にくくなると聞かされていたがまったくの気休めだった。困ったものである。
とにかく熱が出てシンドイ。一度始まると4~5日はダメになっちゃうから厄介だ。ひたすら炎症が収まるのを待つしかない。
ヤバい、来たぞ!と感じた時にはほぼ手遅れで、どんなに風邪薬を大量に飲もうが、喉にプロポリススプレーを噴射しまくろうがダメである。ひたすら解熱鎮痛剤を飲みまくって耐えるしかない。
扁桃腺が腫れない人にとっては「喉にきた風邪」としか思ってもらえないのが切ない。あれは風邪とは異質だ。
過去には何度も入院もした。入院したところで特効薬はないから点滴のおかげで自宅で耐えるより1日ぐらい治るのが早いだけである。
免疫力に自信がないわけではない。ハヤリのウイルスだって非常に軽い症状で済んだのは免疫力が頑張ったおかげだろうし、日頃から鼻水が出て困ることすらない。
やたらと服用しているサプリや青汁が私の健康を支えているはずなのだが扁桃腺だけは例外みたいな感じだ。
1年半の間に3度の割合だと普通の社会生活を営む上でも大問題である。なんでもない平時から常に喉スプレーを噴射するような注意をしないとならないのだろうか。困った困った。
扁桃腺が腫れるようになったのはハタチを過ぎた頃からだ。それまでは一度も無かった。20代の半ば頃までは1年に2度3度爆発することもあったが、大人になってからは徐々に頻度は減っていった。
いまさら頻繁に腫れちゃうようになったのか、たまたまなのか。つくづくヒトの身体はよく分からない。
このブログで10年以上前に扁桃腺と闘う話を書いたのだが、読み返してみたら、ついでに私の涙ぐましい「良きパパぶり」が切々と綴られていた。
まさに10年ひと昔である。あくまで、たまたまごく一時的に“頑張る父ちゃん”を演じていた時の話である。我ながらそんなことをこなした時があったのかと思うと感慨深かった。
https://fugoh-kisya.blogspot.com/2010/06/blog-post_04.html?m
扁桃腺問題を書き始めてオチが無いまま終わるはずだったのだが、一応私にもいろんな歴史があるものである。
10年という年月は思った以上に変化が大きいことを今更ながら痛感する。
日曜夜のドラマ「日本沈没」を観るたびに、日々を無駄にせずに毎日を精一杯生きねばならないと日曜夜から月曜朝ぐらいまでは思う。
まあ、火曜ぐらいになるとすっかり忘れて無為に時間は過ぎていく。そんな繰り返しでは10年後の自分に顔向けできないから、せめて健康管理に気をつけて日常を充実させていきたい。
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