2021年11月1日月曜日

食の記録


週刊新潮で大昔から連載されている著名人の食生活を紹介するコーナーが好きだ。ナゼか熟読してしまう。

 


 

中高年が登場することが多い。各分野の皆様が普段どんな食べ物を元気の源にしているのか覗き見できてちょっと楽しい。

 

雑誌に載るわけだから間違いなく実際よりも“美調整”されているのだろうが、朝などは結構同じものばかり食べている人が多い。

 

最後に栄養士が採点している部分がちょっと鬱陶しいが、健康的な食べ合わせのヒントなども学べるから仕方なく全部読む。

 

週刊文春のエロ小話の連載と並んで私が欠かさず読んでしまうコーナーである。結局、「食とエロ」にしか興味が無い人間みたいでシャバダバである。

 



話を戻す。

 

毎日の食生活をしっかり記憶することは大事なことだろう。私は実践していないが、レコーディングダイエットとやらも記録することが大前提である。一週間分の記録を並べて見れば良し悪しはしっかり分かるはずだ。

 

私の場合、家庭料理を食べる機会が無いから採点されれば間違いなく落第点だ。まあ、何をもって良し悪しを決めるか怪しい気もするが、朝からマックのパンケーキをムホムホ食べているような人が高得点になるはずはない。

 

友人が営む居酒屋で健康的に焼き鳥を食べるつもりが、気付けばバターをドカンと載せたステーキを食べ、コンビニスイーツを買うのを我慢したくせに甘味処で砂糖の塊みたいな逸品を食べている。

 



 

とはいえ、時には身体のことを考えて、冷や奴や冷やしトマトのようなヘルシーメニューをわざわざ注文して一人、悦に入ってニンマリすることだってある。

 

時には血迷って?ほうれん草のお浸しなんかを食べちゃうこともあるのだが、酔いが進むと塩辛をこんもり盛ったじゃがバターが目の前にあったりする。

 



 さてさて、話は変わってラーメンである。ラーメン好きの人々はスープをしっかり飲み干す。その不健康な感じはなかなか立派である。

 

私はあまりラーメンを食べないほうだが、時折無性にチャーシューメンが食べたくなる。チャーシューが目的みたいなものだからスープにはそんなに関心が無い。

 


 

好き嫌いの話ではなく、これだけの肉と麺を食べたらスープまでいけない。いわばスープまで頭が回らないほどチャーシューをドカドカ食べたいわけだ。

 

先日、職場からほど近いラーメン屋さんに行った。東京駅の地下にある東京ラーメンストリート内の「支那そばや」。

 

ラーメンマニアの友人がチャーシュー好きの私のためにわざわざオススメしてくれた店だ。「金華豚チャーシューメン」がウマいらしい。

 

おまけにチャーシューが単品で追加できるようで、そちらは「平田牧場三元豚」だ。合わせて2千円である。富豪級だ。

 



 変な時間に行ったからすぐに座れてすぐに出てきた。ファストフードなのに待たされるという意味不明な事態は避けたい私にとっては有難い。

 

正統派醤油ラーメンが素直に美味しい。肝心のチャーシューも薄味ながら肉肉しい食感と旨味が感じられて悪くない。正直、金華豚と三元豚の味の違いはさほど感じなかった。

 

ラーメンに入れるより、よくあるチャーシュー用のタレをかけて炊きたてご飯にバウンドさせながら食べたい感じだった。

 

勧めてくれた友人は“ラオタ”だから、こんな感想ではガッカリされそうだ。ごめんなさい。

 

肉と麺だけガシガシ食べてスープはちっとも飲まずに終わった。その点については間違いなく私の勝ちである。

 

よく分からない結論になってしまった。

 

 

 

 

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