2023年11月17日金曜日

喉が弱点


久々に寝込んでしまった。2日も会社を休んだ。おそらく扁桃炎だったが、早めに抗生物質を飲んだおかげでまあまあ短期で決着した。

 

先週の金曜にわりと急激に身体が冷え切ってしまい、慌てて葛根湯を飲んだり風邪薬をバンバン飲んで風呂で温まったが、どうにも体の芯が冷えた感じが続いた。

 

土曜はライブ本番が間近に迫ったオヤジバンドの練習だったので頑張って参加。ちょっと無理して動き回る。少し汗が出たおかげで体感としてはちょっとラクになった。練習後の飲み会もほぼノンアルにして短時間で切り上げる。

 

日曜はひたすら寝ていたかったのだが、娘の大学の学園祭に向かう。ミスコンにエントリーしていた娘の結果を見届けるためにズボンの下にタイツを履くなど重装備で出かけた。

 

ミスコンなんて学園祭の日にワチャワチャ投票して結果が出るのかと思っていたが、7月ぐらいからSNSで活動が始まり、途中で何度かの発表モノがあったり企画投票とやらがあったり意外に長丁場のイベントで、同居する父親としても何かと気にかけていた。

 

娘は来年から大学院に進むことになったが、大学生活の半分はコロナ禍で潰れたようなものだからミスコンに参加することで大学生っぽい時間が作れて良かったと思う。

 

この日は妙に寒い日で「風邪っぴきパパ」としてはシンドイものがあったが、ステージ前の最前列に陣取りせっせと動画撮影に励む。大学の学園祭というものに行くこと自体が人生最後だと思って感慨深かった。

 

とりあえず有難い結果になり、親バカの極みである私は娘のスピーチを聴きながら立派に育ったものだと内心ウルウルする始末。歳のせいか最近はちょっとしたことで涙腺が油断しそうになる。

 

結果を見届け、寒くて仕方ないからタクシーでとっとと帰宅。そこからようやく寝込む。食欲もない。来週木曜にはライブ本番だから体調を崩すタイミングとしては悪くない!?

 

扁桃炎で医者にかかっても抗生物質「ジスロマック」と解熱鎮痛剤「ロキソニン」を出されるぐらいである。そんなものは自宅に予備をいくつも用意しているのでせっせと服用してひたすら寝る。

 

で、月曜、火曜とダウンしてようやく復活するに至る。でも今回は熱も38度台中盤ぐらいで済んだので軽症だった。早めの抗生物質のおかげだと思う。

 

扁桃炎との付き合いは二十歳を過ぎた頃だ。不思議と少年時代には縁がなかったのに成人してから定期的に襲われるようになった。20代、30代の頃がとくに酷かった。入院したことも何度かある。

 

一年に4回ほど扁桃炎になるなら手術して扁桃腺を取っちゃったほうがいいと医師からも言われていたが、不思議と多くても一年に3回というパターンが続いたので、ずっと付き合い続けている。

 

40代の半ばぐらいから1年に一度ぐらいの頻度になり、50代になってから頻度はもっと減った。嬉しいことだがそれだけ身体が変わってきた証でもあるのだろう。反応が鈍くなったのだろうか。これも鈍感力の賜物だとしたら悪い話ではない。

 

思えば若い頃は40度の熱にウンウンうなされるパターンが珍しくなかった。精子が死んじゃうんじゃないかと真面目に心配したことも何度もあったほど。

 

そのぐらいキツかったから70代や80代だったら高熱を契機にして死んじゃうかも知れない。頻度が減ったことは有難いが、そろそろ完全に消滅してくれないかと切に思う。

 

未経験者からは「ただの喉風邪だろ?」と言われちゃうのも悔しい。ピークの時は水を飲むのにも一苦労するキツさで、知らない人にはなかなか理解されないのが“扁桃腺爆発”のツラいところである。

 

痛みの中でもトップレベルでシンドイと噂される尿管結石も経験したことがあるが、扁桃炎が重症の時はそれと同じぐらい苦しい。喉を一周するまで漫然とやり過ごすしか対処法が無いのが切ない。入院した時もたいして効果のない点滴を入れられただけで結局ウチで寝込んでいたほうが良かったと思った覚えがある。

 

まあ、一度爆発すればしばらくはおとなしくなる休火山みたいなものだ。来週のバンドライブ本番は喉の不調も無い状態で臨めるはずだ。

 

いよいよ今週末のスタジオ入りが今年最後の練習になる。他のメンバーも体調を崩すならゼヒ今週中にしてほしいと思う。

 

 

 

 

 

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