2012年6月29日金曜日

バンド始動

頭の中のキャパシティには限界があるから、考えることが多すぎるとパンクしそうになる。

ネガティブな問題ばかり抱えていれば、憂鬱な気分がマックスハイテンション?になるから、なるべく明るく楽しいことを考えていたい。

仕事が何割、家庭が何割、それ以外が何割などと言っても、それぞれのテーマごとに枝葉の伸び方、枝葉のこんがらがり方はさまざま。年を重ねるうちにドンヨリすることも多い。

正直、今の私にはヘビー極まりないドンヨリテーマが頭を支配しているのだが、何とも有難いことにドンヨリを吹き飛ばす別な問題が勃発したおかげで、適度なバランスが保てている。

もったいぶった言い回しになってしまった。

勃発した問題とは、アコギバンドのボーカルとしてライブハウスに出ることだ。

9月の話ではあるが、先日、初練習をやってみて、頭の中のかなりのウェイトが「ボーカリストとしてのプレッシャー」で占められるようになった。

ちょっとカッチョいい悩みだ。

初練習の場所は週末の誰もいないわが社の応接室だ。声を張り上げても大丈夫だから今後も定期的に集うことになった。

夏の盛りにはスタジオでの練習も重ねる方針だ。なんか本格的だ。楽器屋さんに行ってマラカスとかトライアングルでも買ってこようかと思案中だ。

誤解のないように書いておくが、アコギバンドとは、アコギな連中で結成したバンドではない。アコースティックギターだけで結成したからアコギバンドだ。

ギターが二人。リーダーとバンマスだ。そしてウィーン少年合唱団出身の天使の歌声を持つ私の3人組だ。アコギ2本だと青春歌謡みたいな歌をチャカチャカやれば済むと思っていたのだが、そんな甘い考えは初練習で吹き飛んだ。

ギター2人の卓越した技能を前に「やべえ」というのが率直な感想だ。一方で、「面白そうやんけ」という図々しい好奇心も沸々と湧いてきた。

ギターの二人はさすがにオッサンである。長生きした分の経験とテクニックが、ただジャカジャカかき鳴らすだけのギターとは次元の違う音色を奏でる。エレキも真っ青な世界だ。

何とも頼もしい。私がなんとか普通に歌うことさえ出来れば、いっぱしの雰囲気は出るはずだ。

現在、選曲中。はじめは3,4曲程度だろうと思っていたのだが、何と10曲ぐらいやるみたいだ。とにかく歌い出しが簡単な曲ばかりやりたい。上ずってしまうと歌い出しでズッコケそうな気がする。

一応、今の段階で数曲はほぼ確定。ここ数日、既に私はそれらの曲の歌い出しの部分だけを気付けば口ずさんでいる。そんな時でも時々音程がとっちらかる。実にヤバい事態だ。

世間で話題の「おひとりさまカラオケ」をネクラだ何だと言ってられない状態だ。多分、この夏は一人でカラオケボックスにこもり続ける気がする。

場所は都内某所のライブハウス。ホームページをチェックして、これまたたじろぐ。実にまともな場所だ。まさにステージだ。日々、酔っぱらって卑猥な替え歌ばかり歌って生きてきた私がマイクを握って良いのだろうか。

根っから謙虚で奥ゆかしく控えめな私としては今から心臓バクバクである。9月に入ったら心労で倒れるんじゃないかと思う。死んじゃって追悼コンサートになったりするかもしれない。

いや、それじゃあ歌えないから元気でいることにしよう。

うーん、考えたら頭の中がそれっばかりになっている。オリジナル曲の作詞も全然できていないし、書きたい詩が浮かばずに苦悶中だ。

いっそのこと、今このようにビビっている気持ちを詩にしてみようかなどと考えている。

それにしても、私の頭の中をこんなにも占拠してくれる機会を与えてくれたギターの二人には感謝感謝である。

今後、ライブまでのプレッシャーで私が胃潰瘍になろうとも、ライブ当日、グチャグチャになって客席から生卵が飛んでこようとも、今の時点で既にこれほど心がワサワサする経験ができたのだから実に有難い。人生には刺激が必要だからこういう機会は面白がったモン勝ちなのだろう。

リーダーとバンマスのご恩顧に報いるため何とかうまくこなせるようにしたい。

最近、私を苦悩させるテーマのせいで、ついつい煮詰まることが多い。それはそれで正面から向き合うべき課題だし、どう転ぶかまだ分からないのでウツウツしてしまう。

そんなときはアコギバンドの話題に頭を切り換える。さすがに一気にテンションや気分が変わるから不思議だ。

夢の中では、何度もプリンセスプリンセスのベーシストとして武道館のステージに立った私だ。あの経験を思い出して楽しもうと思う。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

富豪記者様も色々とお悩みなのですね。。。その昔、敬愛する先輩が神経衰弱に陥った坂口安吾が、外国語習得を通じて回復したように、目の前の事から一旦離れたい時には音楽や語学の練習に励むのが良いといっておられましたが、私も同感です。
阿漕ならぬアコギバンドには思わず吹いてしまいましたが、9月にはバンドの皆さんも観客も一緒に楽しめる素晴らしい音楽の瞬間が生まれるといいですね!応援しています。
私も是非その空間に参加したいです~☆

富豪記者 さんのコメント...

玉さま

現実逃避に音楽って最高なのかもしれませんね。

目標をもって口ずさむと自分の歌唱力のヤバさに気づいてビビります。

精進あるのみです。。。