2019年11月20日水曜日

脚とヒールの関係


ある女性が言うには、男性と話す際には必ずその人の手を見るそうだ。もちろん顔や全体像も見るのだろうが、一番気になるのは手だとか。

手を見れば人となりは一目瞭然だという。まあ、爪が伸びていたり、汚れていたり、くたびれている手にはその人の生活が滲み出るだろうから、マトを得ているのだろう。

ついでに言うなら、その男性と親密な関係になれるかどうかを、その手で自分が扱われることを想像して判断するそうだ。

なかなか深い話である。

男の場合、女性のどこを見ているのだろう。もちろん顔やスタイルはいやでも真っ先に目に飛び込んでくる。そこは別として、どの部分に目が行くかは人によってさまざまだ。

目元や唇はもちろん、胸の膨らみ具合が気になる人もいるだろうし、肩幅が気になるという人もいた。手が気になるという意見が聞いたことがない。女性との大いなる違いだ。



脚に目が行くというのも男性目線の特徴だろう。私も脚は気になる。スカート姿という女性の服装も影響しているはずだが、女性がパンツ姿でも、足首付近をつい見てしまうことはある。

フェチというレベルではない。男性なら誰しも女性の脚は好きだ。フェチというのはもっと倒錯している。

下の画像のようなラインを魅力的に感じない男性はいない。ネット上には「脚が好きな男性の深層心理」みたいな意味不明な話が飛び交っているが、実に不毛な話だと思う。



ただただ本能的に惹かれる。それだけのことだ。女性のおっぱいやお尻が嫌いという男がいないのと同じ次元だ。

ちなみに脚ではなく足好きというパターンもいるらしい。脚線ではなく、くるぶしから下の足である。足の指とか足の裏に興奮を覚える人が結構いるそうだ。こちらは立派なフェチだと思う。足フェチだ。

普段は隠れている部分だから、見えた時にそこに魅力を感じてムホムホするのだろうか。隠れていたものが見えちゃった時の萌え萌え気分は分からなくはない。

でも足の裏は汚そうだし、足の指も臭そうだから個人的にはあまり興味がない。私は極めて真っ当で真面目な人間だったみたいで喜ばしい。

足フェチの人達はとにかく「裸足」にこだわるらしい。人様の趣味をどうこう言えないが、私は靴を履いている時の脚線美が一番好きだ。



ブーツ姿も嫌いではないが、やはり「ハイヒールと脚」の組み合わせが一番セクシーでカッチョいいと思う。

女性のヒール靴は脚を綺麗に見せることが目的で作られているわけだから、私のような単純スケベ野郎は簡単にその戦略にやられてしまう。

ヒールからふくらはぎ、膝上から太ももまで続くラインは自然界と文明がコラボして編み出した最高の芸術だと思う。




わが国では室内では靴を脱ぐのが当たり前である。必然的に女性とネンゴロになる際は、極めて残念ながら我が愛しのハイヒールは脱ぎ捨てられてしまう。

ホテルなら靴を履いたまま過ごせるが、スリッパに履き替えられてしまえば一巻の終わりである。

今まで何度となく「靴は履いたままでどうぞ」と言いかけたが、さすがに物凄く不自然だからいつも心の中でつぶやいている。



単に脚線美が好きなのはフェチではなく普通のことだと力説してみたが、結局私の場合は「ハイヒールの脚」にこだわってしまう以上、一種のフェチなんだろう。

なんだか負けた気がする。。。



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