2022年11月21日月曜日

ハートマーク


。ハートマークは中世の頃から愛情の印として使われてきたらしい。心臓が感情を司る臓器と思われていたことでそれを捧げることが愛の証となったそうだ。

 

マーク自体はそれより遙か昔の紀元前7世紀頃の古代ギリシャの硬貨にも使われていたとか。いわば途方もない長い歴史があるわけだ。

 

そんなハートマークだが、絵文字でアレを使うオジサンほど気持ち悪いものはない。あれは女子専用のアイテムだと割り切ったほうがいいだろう。当然ながら私は人生で一度もハートマークを使ったことがない。当たり前か。

 



先日、お寿司屋さんでハートの形のイクラの握りが出てきた。これまたビックリである。私の連れの女性に職人さんが恋心を抱いたのだろうか。

 

ハートのイクラ。ちょっと悪趣味である。でも「寝取られシリース」のアダルト動画が好きな私にとっては悪くない演出だった。ムホムホする。とはいえ、私が一人客の時には間違ってもこんなものは出さないで欲しい。

 

さて、ハートマークで困った問題といえばカプチーノである。私はコーヒー党ではないので喫茶店ではカフェオレかカプチーノを頼むことが多いのだが、ラテアートなる技法でハートマークが描かれているとビミョーな気分になる。

 



オジサマが一人、ちょっと息抜きに入った喫茶店で、同じくオジサンのマスターからハートマーク付きのコーヒーを出されるのはブキミとしか言いようがない。

 

そういう場面ではなくても一人でのカフェタイムにハートのモチーフ付きのコーヒーは困りものだ。夢見る乙女ではなく還暦が遠くないオジサマである。せめて葉っぱのデザインにしてもらいたい。

 

ハートでも葉っぱでも綺麗に描かれていると壊すのが悪い気がするのも面倒である。カフェオレならアートで困ることはないが、スチームミルクを使うカプチーノだと必ず何かが描かれている。

 

どうせ描くのなら文字にすればいいと思う。「まいど」とか「ウマいよ」とか、何なら「水です」とか書いてくれたほうが楽しい気分になる。

  

相変わらずスティックコーヒーばかり飲んでいる。ドルチェグストのカプセルより何だかんだ言って私の味覚には合うのだろう。高倉健師匠のようにブラックでは飲めないので、たいていはちょっと甘いやつを選ぶ。

 



画像は職場の私の部屋だ。キャビネの上に乱雑にスティックコーヒーが並んでいる。一応この他に紅茶や緑茶ティーパックや梅昆布茶粉末も用意しているのだが、頻度ではスティックコーヒーの出番が一番多い。

 

甘いカフェオレスティックは何杯も飲むと飽きる。その場合はブラックのスティックコーヒーと混ぜ合わせて甘さを抑えるとまた違った雰囲気になって悪くない。

 

コーヒーにはタバコが付きものだが、職場では匂いが99%カットされている電子タバコ・プルームテックで我慢している。


それにしてもタバコとコーヒーの相性って生卵と炊きたての白飯ぐらいバッチリなのに世の中は禁煙だらけで実に不便だ。何とかならないものだろうか。

 

職場の近くのプロントや上島珈琲には喫煙ブースがあるのだが、立ったまま吸わされるのがイヤで、時にはわざわざ5分ほど歩いた場所の喫茶店に出向くことがある。

 

日本橋高島屋近くのレトロな喫茶店なのだが、知る人ぞ知るオムライスの名店でもあるらしい。私はタバコ目的だけでしか使ったことがないのでオムライス未体験だが、いつかしっかり食べてみたい。その場で食後の一服が出来ると思うだけでオムライスが普通より有難く感じるはずだ。

 

先日は新橋駅近くの屋外喫煙所でスパスパ始めたら「ここは電子タバコ専用ですよ」と注意された。まさに「何じゃそれ?」という世界である。電子タバコ派にまで紙巻き派が迫害される時代になってしまったことが切ない。

 

何だか今日はハートマークについてあれこれ書くつもりが禁煙社会への愚痴になってしまった。

 

今週も頑張りましょう!

 

 

 

 

 

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