2016年5月20日金曜日

一幸庵 リンツカフェ コンビニスイーツ


最近、なんとなく酒量が減った。土日に一滴も飲まないこともある。飲み屋に行っても以前の半分ぐらいの量で満足する。

体調は悪くないのに不思議である。

その代わりと言っては何だが、甘いものをウホウホ食べる機会が増えた。一体、私の身体に何が起きているのだろう。

もともと節操がないから、酒も甘味も好きだ。昭和のオッサンのように「甘いものなんか食えねえよ」と男臭さを演じてみたい気持ちもあるが、お気に入りの甘いものを前にすると目尻もヨダレも垂れる。


わが家の徒歩圏内に知る人ぞ知る和菓子の名店がある。丸ノ内線茗荷谷駅から程近い「一幸庵」だ。

何を食べてもウマいが、何といっても名物の「わらびもち」が最高だ。一口食べただけで誰もが顔面崩壊、驚天動地である。

松田優作扮するジーパン刑事が殉職する際の名セリフ「何じゃ、こりゃ~」って感じである。


画像はネットからパクりました。訴えたりしないでください・・・。

ここのわらびもちは美味しいなあと感じる前にとりあえずビックリする。食感の素晴らしさを文章でうまく表現できないのがツラい。

「ぷるぷる」ではなく「ふるふる」、いや、「ふりょひりょへろん」って感じである。
分かっていただけるだろうか。ちっとも伝わらない表現で恐縮です。

遠くからでも買いに行く価値はあると思う。


続いてはロイズの生チョコレート「抹茶」バージョンである。いまや北海道ブランドとはいえないほど世の中に浸透している。ネット注文すれば手軽に買える。

数多い生チョコのラインナップの中でも「抹茶」がもっとも大人向けだと思う。コーヒーや紅茶ではなく、日本茶びいきの私にとって嬉しい味わいだ。

職場での午後、イライラ気分を鎮める時にも甘いものが食べたくなる。わらびもちや生チョコは普段手元にあるわけじゃないから、コンビニスイーツの出番である。

コンビニの場合、「和系」はイマイチだ。洋菓子系、クリームっぽいクドいラインナップに結構ウマい商品が多いと思う。


このところ私がハマっているのがファミリーマートの「くちどけ贅沢プリン」だ。コンビニで売っている一般的なプリンよりも高いし、量も少ない。でも逆にそこに惹かれてしまう。

プリンのカラメル部分は不要だと主張し続けている私の市民運動の成果だろうか、この商品はカラメルソースが別袋に用意されている。すなわち余計なソース抜きに「本体」だけを楽しめるのが良い。

濃厚なのに食感ははかなげで、一口食べた瞬間に気持ちが穏やかになったようにフワンとなる。オススメです。

一応「富豪」を目指す私としては、話のシメがコンビニネタではダメである。ちょっと高級路線の店のことも書いておこう。

若者が気軽に行けないような値付けで高級路線を邁進するのが「リンツ・ショコラカフェ」である。


銀座店の場合、7丁目という立地のせいか、オネエサマ相手に鼻の下を伸ばしているヒヒオヤジ向けに他の店舗より価格が高く設定されていると聞いたことがある。

この画像の一品も結構な値段だった。街の食堂ならレバニラ定食に餃子を追加して生ビールまで注文できちゃうぐらいの値段だった。

個人的にはそんなにウマいと思わなかったのが正直な感想だ。やはり、高級路線を求めるなら帝国ホテルなど老舗高級ホテルのカフェレストランを攻めた方が確実だと思う。

とか何とか言いながら、カラオケボックスに行けば、得体の知れない「ハニトー」を当たり前のように注文してムホムホとハシゃいでしまう私である。


そんなものである。甘いモノが食べたい時は、結局、甘けりゃ何でもアリである。つくづく糖尿病家系ではないことを有難く思っている。

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