2017年7月28日金曜日

うんこドリル エロい言葉


3000を超える例文のすべてに「うんこ」を使った漢字ドリルが大ヒット商品になっている。


勉強に飽きちゃう子供にはうってつけだと思う。自分が子供の頃にあったら嬉々として使ったはずだ。

言葉遊びつながりで話題になっているのが「エロ語呂日本史年号」という本だ。エロい言葉を使って年号を暗記させようという画期的な参考書?である。

「な、入れさせてよ(710年)、ヘイ、女教師!(平城京)」、「イチゴパンツ(1582年)見て、本能ジンジン変な気分(本能寺の変)」といった具合だ。


うんこもエロも実にステキだ。しょせん、人間の興味なんて下ネタ方面に集中しがちだから、こういう商品の開発は正しいアプローチだろう。

と、いっぱしの前振りを書いたが、今日は徹頭徹尾、くだらない話を書こうと思う。

エッチな言葉、エッチな文字の話である。

「猥」、「淫」、「姦」。こんな文字を見るだけで何となく落ち着かない気分になる。文字フェチではないが、文字が引き起こす妄想パワーは結構凄いと思う。

「雨に濡れる」、「性格が悪い」。ごくごく普通の言い回しだが、一文字だけ取り出すと途端に怪しくなる。

「濡」、「性」。文字ヅラだけで中学生男子だったら鼻の穴がふくらむ。文字の力はなかなかのものだ。

「酒池肉林」。この言葉を知った思春期の頃、漢字四文字だけを見ているのにエロ本を覗いちゃったような感動を覚えた。

私がスケベ過ぎるのだろうか。いや、思春期の少年なんてそんなものだ。「完熟桃」という文字だけでムホムホしちゃう。

ついでにいえば「一触即発」にもグっときた。さすがに今はオジサマだから何も感じないが、猿のようだった少年の頃は変な親近感?を覚えた。

漢字だけではない。カタカナにも怪しい響きは無数にある。


「マンゴスチン」である。滅多に果物など食べない私が大枚はたいてでも食べたくなる果物の女王である。

でも、文字ヅラがエロい。声に出して口にするのが少し恥ずかしい。「マンゴスチン」である。マンゴスチン!

私が変なのだろうか。

そりゃあ「マンゴー」「マントヒヒ」も充分にエロい。ヒヒ親父としてはとくにそう思う。

それでもマンゴスチンは別格だ。チンまで付いちゃっている。大胆不敵だ。

「マンツーマン」、「マンホール」も結構怪しい。そんなことを感じて生きている人は少数派かもしれないが、ついつい気になる。

ついでにいえば中華食材の「チンゲンサイ」や沖縄のお菓子「ちんすこう」も素敵だ。グッジョブ!である。

以前、メキシコのとあるダイビングスポットの名前を聞いて悶絶したことがある。その名も「マンチョネス」である。

マンチョネス!

スペインやメキシコあたりなら地名でも珍しくないのかも知れないが、マンゴスチンでモジモジする私にとっては平身低頭したくなるほどの威力だ。

以来、私が親しい人とワイ談をする際には必然的に使いまくる言葉になってしまった。

キリがない。

ちなみに、最近ちょっとばかり不満なのが「ショーツ」という言葉の台頭である。いつのまにか「パンティー」に取って代わって定着した。

下着業界の思惑なんだろうか。ショーツだと何となく味気ない。だいたい私だって普通に口にすることが出来る。口の中に入れるという意味ではない。口に出して言えるという意味である。

ショーツは普通に言えるのにパンティーは恥ずかしくて言えない。

パンツだったら言えるのにパンティーの「ティー」の部分が妙に恥ずかしい。不思議な感覚である。私だけではないはずだ。

ブラジャーも同じ。ブラと口にすることに抵抗はないが「ジャー」を付けようとするとちょっとゾワゾワする。

「とっととブラやパンツを持って消え失せろ」とは言えるが、「ブラジャーやパンティーを持って消え失せろ」とは言えない。

くだらないことをダラダラ書いてしまったが、結論としては「ティー」「ジャー」という音の響きにこそエロの奥深さが隠れているのだろう。

意味不明でスイマセン。

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