2020年11月2日月曜日

タマゴ エロさに悩殺される

タマゴ。たまご。卵。どのように書いてもウマそうだ。ヨダレが出る。

 

タマゴは「百点満点の完全食品」と言われる一方でコレステロールの面から中高年には敬遠されることもある。

 

健康的なのか不健康なのか、諸説飛び交うから悩ましい。成人病予備軍の私にとっても同じだ。毎日ドカドカ食べたいがそうもいかない。

 

タマゴをしっかり摂った翌日は意識して控える。果たしてそれが正しいか分からないが、メリハリには気をつけている。

 

タマゴを食べたつもりがなくても素材そのものにタマゴが含まれているものは多い。ラーメンの麺、パン、ケーキ類、揚げ物などもそうだ。

 

そういうものも含めると、日本人は世界で一番タマゴを多く食べているらしい。

 


新富町のバーガーショップ「BROZERS' 」で食べたタマゴサンドだ。画像を見返すだけでヨダレが出る。


前にこの店に行った際、子連れファミリーが食べていたのを見て、次回は必ず注文しようと決めていた。


辛抱タマラン状態のウマさだった。コレステロール問題が無ければ、私はこれだけを3人前は平気で食べられると思う。なんならパンを除けてしまえば5人前はいける。

 




 

日本橋のウナギの老舗「大江戸」のう巻きである。う巻きはたいていこういうサイズだから一人で食べに行ってもなかなか注文できない。

 

というわけで、同行者がいれば必ず頼む。本当は全部自分で食べたいぐらいだが、渋々シェアする。極論すれば鰻重よりこっちを優先したいぐらい好きだ。

 

お次はどこかのカフェで食べたカルボナーラだ。これまたタマゴ業界のヒーローみたいな存在である。

 



 

今では誰もが普通に食べているが、カルボナーラが世の中に広まったのは私が子供の頃だ。まだ物珍しかった頃に初めて食べた時の感激は今も覚えている。

 

お寿司屋さんでシメに注文することが多いのがタマゴの握りだ。いつのまにかシメのタマゴはシャリ無しで出されるケースが増えたが、シャリと一緒に食べてこそウマいと思う。

 


お寿司屋さんではイクラやタラコといった魚卵系を好んで食べることが多い。さすがにそっち系に手を出しちゃった時は、シメのタマゴ握りは我慢する。これがちょっとツラい。

 

タマゴ料理の王道であるオムライスも大好きだ。タマゴを3つも4つも使っているはずだから頻繁に食べないように気をつけているが、ついつい注文してしまう。

 



 

実に麗しく素敵なオムライス画像である。どこかの高級洋食屋の一品のようだが、この画像はロイヤルホストで撮った。イマドキのロイホは大したもんだと思う。ヘタなレストランより満足出来る。

 

居酒屋でグダグダ飲んでいる時にもタマゴは私を誘惑する。焼鳥屋さんでも必ずウズラの卵を食べちゃう。ホッピーを飲みながらジャンクなツマミを楽しむ時も、とん平焼きがあれば悩まず注文する。

 



 

外食中心の生活だから、必然的にタマゴの誘惑に日々さらされている。家ではなるべく卵を控えようと意識しているが、炊きたてご飯は「TKG」で食べたくなる。

 

先日、ウーバーイーツで頼んだ料理にうっとりするほどウマい料理があった。京橋にある「バンザイヴィーノ」というレストランから運んでもらった「ポルチーニリゾットのオムライス」である。


 


もはや反則といいたくなる逸品だった。ポルチーニ風味タップリのリゾットがタマゴで包まれている。

 

包まれているせいで、香りが閉じ込められているわけだ。タマゴをかっさばいた時に官能的なポルチーニが匂いたつ。フワっとしたタマゴと一緒に味わう。悶絶した。

 

“店屋モノ”といえば伸びちゃったソバやうどん、カツ丼か親子丼ぐらいしかなかった昔を生きた人間としては、ただただ驚愕である。出前でこんなモノが食べられる時代に健康で生きていることは実に幸せだ。

 

まあ、健康でいるためにはタマゴをどっかんどっかん食べてはいけないのだが、食欲の秋はいつにも増してタマゴが私を誘惑する。

 




 

中華に行ってもタマゴ炒めが欲しくなり、ちょくちょく出かける銀座の隠れ家料理店「そうな」でも卵黄が決め手の「トリュフとウニのグラタン」を欠かさず注文する。

 

生っぽいタマゴの黄身があふれ出すあのエロティックな味わいは、不健康になってもいいから食べ続けたいと思う。

 

いや、身体を壊しちゃったらきっと後悔するから、やはり正しくビビりながら付き合っていきたい。

 

ウマいものってどうして食べ過ぎると毒になるのだろう。神様はイジワルである。

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