なにげなく使っている言葉の一つが「エンゲル係数」である。エンゲルって何だろう。おそらく人の名前だと思っていたが、調べてみたらドイツの学者さんだそうだ。
エンゲルさんのおかげで私のバカみたいな食生活を反省する日々である。いつの間にかウーバーイーツがライフラインかのようになってしまった。
Eatsパスという仕組みを使って毎月そこそけオトクになっているみたいだが、これだけトクするためには一体どれだけウーバーを使っているのか逆に怖くなる。
もはやウーバーは私にとって光熱費の一つである。中央区在住だからお店は選び放題である。ファストフードはほぼすべて網羅されているし、銀座・日本橋あたりの有名店からもデリバリー可能だ。
コロナ禍もあって、重役出勤みたいなパターンが増えたから、朝からウーバー、夜もウーバー、買い忘れた日用品もウーバーがコンビニから運んできてくれる。
先日は、朝から甘いモノが欲しくなってドーナッツを運んでもらった。一人暮らしなのに6個パックを頼んでしまう点がダメである。
相変わらず雑な食べ方だ。とりあえずすべて味見はしてみた。フードロス極まるって感じだ。反省。
吉野家、松屋、すき家、なか卯、スタバ、マック、モス、ロッテリア、ロイホ、デニーズあたりの有名どころもちょくちょく頼む。面白みはないが外さないのが良い。
バーガーキングがわが家のエリアをカバーしていないのがちょっと残念だ。
その他、中華やトンカツ、イタリアン、ウナギに豚丼専門店などそれぞれの分野でいくつもの店が選べるから、横着に生きていくには実に便利な時代になったものである。
昭和の頃の出前といえば、選択肢の少なかったお寿司屋さんの握りを始め、近所の蕎麦屋からのノビちゃった麺類や丼モノ、街中華の料理か、せいぜいピザ屋ぐらいだった。
美味しさを求めるというより、一種の手抜きか、お客さんへのもてなしが出前の基本だった。
いまや小洒落た料理だって普通にデリバリーされる。画像はウーバーで頼んだスペイン料理。イカスミパエリアやアヒージョといった料理が簡単にデリバリーされちゃうわけだから時代は変わった。
また、それぞれが普通に美味しいから有難い。出前専門の怪しい店ではなく、実店舗を構える真っ当な店から来るわけだから当然といえば当然ではある。
こちらは近所で繁盛している肉料理店からのデリバリー。オードブル盛り合わせに鴨肉、牛赤身肉である。
こんな料理が20~30分で玄関先に届くわけだから、こちらはハイボールやらシュワシュワドリンクを用意すれば簡単にいっぱしの肉バルディナーと洒落込める。
もともと私はストック癖があるから自宅には食材を始めレトルト食品や冷凍モノが大量にある。それなのにウーバーを使いまくっているからエンゲル係数は爆上がり状態になってしまう。
自分でこれを書きながら改めて自分の愚かさを痛感した。やはりモノを書くことは意外に大事だ。さすがに少しは控えようと今は決意している。
チキンとポルチーニのドリアとツナとコーンのグラタンを中心に注文した。そんな料理名を書いているだけでまた食べたくなる。
トリュフ風味のマッシュポテトも妙にウマかったし、ガーリックチーズトーストがまさに背徳の味だった。ガーリックトーストに甘味のあるコッテリチーズが塗ってある。
思い出したらまた注文したくなった。きっと今晩も頼んでしまいそうだ。ちっとも反省出来ていない・・・。
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