2022年7月11日月曜日

タマネギのおかげで

 

先日このブログでも書いた冷凍のタマネギみじん切りのおかげで、私の自炊もどき生活のバリエーションが少し広がった。なんだか簡単調理に励むことが楽しくなってきた。

 


 

他にも簡単調理に追加されたのが生のマッシュルームである。今までカット済みの缶詰マッシュルームしか使ったことがなかったのだが、生マッシュルームを常に保存して使うたびに大きめにハサミでカットして活躍させるようになった。

 

タマネギとマッシュルームをちょっと高級なオリーブオイルで炒めるだけで自分が料理達人になった気がして楽しい。あとは粉末コンソメと塩コショウ、そこから先は肉やコメ、麺などその時のメインに合わせてケチャップやソースなどで適当に仕上げる。


米や麺と混ぜなくてもタマネギ、マッシュルーム、肉だけで少し味を整えた上で、市販のレトルトシチューなどに追加すれば妙に豪華なシチューっぽい一品が完成する。たぶん一から自分で作るより確実に美味しい気がする。


 

最近はツナライスとチキンライスを作った。みじん切りタマネギを心配になるぐらいタップリ入れると思った以上に美味しくなることに気付いて今さら知る料理の奥深さを面白がっている。

 



 

ツナライスはケチャップ仕上げ、チキンライスはコンソメベースである。隠し味に白ワインやウスターソースなども投入している。

 

すべて目分量で仕上げるのでたいていは少し味が弱い。まあそのぐらいのほうが健康に良いのであまり気にしていない。

 

チキンライスは結構高いブランド鶏を使ったらどことなく味わいに深みを感じた。やはり素材は大事だ。大ぶりの一枚肉だったので皮は半分以上捨てて残りをハサミで適当なサイズにカットした。

 

まな板と包丁を使わないことに固執しているので“マイ包丁”ならぬマイハサミが私の自炊を助けてくれている。包丁はなんだか見ているだけで怖いし、真剣に料理をしなければならないような気がして敬遠している。

 

それにしてもネットスーパーだけでなく、今はウーバーイーツのマーケットもあるので足りない食材が15分程度で届くから便利だ。

 

上の画像のチキンライスにはバターも投入したのだが、作る準備を始めた段階でバターが無いことに気付き慌ててウーバーで注文したらすぐに届いた。都心暮らしならではメリットだと思う。

 

別な日、冷蔵庫に常備しているカットキャベツが溜まってきてしまったので、サッポロ一番塩ラーメンを応用した焼きそばを作ってみた。

 


 

ネットで何気なく目にした動画に触発されてトライしてみたのだが大正解だった。大いにアリだろう。簡単かつ独特なウマさを味わえる。

 

肉を炒めて適当なタイミングでカットキャベツを投入、その後、サッポロ一番の麺を入れて少量の水でほぐしながら具材と混ぜ合わせる。味付けはラーメンスープ用の粉だけである。粉スープを全部入れると味が濃いので半分だけで充分だ。

 

最後に添付のゴマをふって完成。こんな簡単な作業でサッポロ一番塩ラーメンの味わいそのままで焼きそばに変身させることが出来た。ソース焼きそばに飽きた時にはオススメだ。

 


 

ネット上に溢れる料理動画の中でも私が見るのは横着系ばかりである。「フライパン一つで作る○△パスタ」とか「レンチンするだけの○△炒め」みたいなあまりウマそうには見えないシロモノばかりだ。

 

そのまま再現しようとは思わないのだが、あくまでその簡単な工程の中に何かとヒントがあるような気がしてついつい見入ってしまう。

 

先日はネット動画を鵜呑みにして失敗もした。「レンジで簡単に温泉卵が作れる!」的な動画を見て、テキトーにマネをしたら、何かが間違っていたのかレンジの中で卵が爆発した。

 


 

運良くレンジを壊すことはなかったが、後始末に多大な労力を費やすことになった。簡単、横着、お手軽とは対極の重労働になってしまった。泣きそうになったことは内緒だ。

 

あくまで簡単、横着を旨にテキトーに料理ごっこをしているわけだが、実は心のどこかで本格的に料理を趣味にしようかという気持ちも芽生えている。

 

でも元来私は凝り性だし、本気になってしまったら料理道具はもちろん、食材などにもとことんこだわり始める気がする。そうなったらお金もかかるし太り続けるし大変だ。

 

やはり電子レンジ内で爆発した卵の掃除に励んでいるぐらいがちょうどいいと思う。

 

 

 

 

 

 

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