2020年7月31日金曜日

ギャランドゥ 焼きそばUFO


50代も半ばになると若い人とのジェネレーションギャップは想像以上である。私も感覚的には昔と同じつもりでいたが、若者から見れば異人種レベルの古い人だ。

社会人になった時、まだインターネットは無く、一人一台のパソコンがデスクに置かれていたわけでなく、携帯電話も無かった。

新人とはいえ社会人だから一応は大人である。大人になっていた時点でそんな環境だったわけだから今の若者から見れば原始人みたいだ。

先日、若者との会話の際に「ギャランドゥ問題」が勃発した。我々の世代にとっては単なるヒデキの歌である。わがオジサマバンドの昨年のライブでも昭和メドレーの中にギャランドゥを盛り込んだぐらいポピュラーだ。



もちろん、私だってそれなりに世情に明るいから、ギャランドゥという言葉がヘソから下の毛を表す隠語として使われていることは知っている。

「あの人のギャランドゥは結構凄いな」「毛深いねえ、ギャランドゥだね~」といった使われ方である。そのルーツがヒデキの水着姿に由来することも知っている。芸能人水泳大会のヒデキはワイルドだった。

ちなみに、ネット上で「ギャランドゥ」を検索したら1ページ目の上位に「ギャランドゥの画像(1,140,000件)」というシュールな検索結果が表示された。


もちろん、ヒデキ・バリバリの画像もテンコ盛りだった。ヒロミ・ゴーがまだまだ奮闘しているのにヒデキがこの世にいないことがつくづく残念である。

もっともっと長生きしてもらって、プールサイドで白髪交じりのギャランドゥを披露してもらいたかった。

ちなみに私のギャランドゥも下の方に行けば行くほど白いのが目立つようになってきた。以前は引っこ抜いていたが最近はあきらめ気味である。ワイルドだろう~って言いたいところである。どうでもいいか。。。

ちなみにウィキペディアに載っていたギャランドゥの語源解説が詳しかったので、画像を貼っておきます。



さてさて、若者との会話を「ギャランドゥ問題」とまで表現したのには理由がある。

私が驚いたのは、まず、その若者がヒデキを知らなかったこと。次にギャランドゥが歌であることを知らなかったこと。そして極めつきはギャランドゥを身体の部位を表す正式な用語だと信じていたことである。

つまり、マッスルとかフェイス、ヒップ、スキンといったカタカナ表記の普通名詞だと認識していたわけだ。

ギャランドゥの出世?ぶりにオジサマとして卒倒したくなった。草葉の陰でヒデキはどう思っているのだろう。

まったく話は変わる。

カップ焼きそばUFOとピンクレディーの関係を知らない人が多いことにも驚いた。我々の世代にとってUFOはピンクレディーの大ヒット曲とタイアップして一気に普及した記憶がある。


ウィキペディアで調べてみたら焼そばUFOが発売された翌年あたりにピンクレディーとコラボしたそうだ。

私は勝手に歌とカップ焼きそばがメディアミックスのような形で同時に誕生したのかと思っていたが、実際はたまたまだったらしい。

とはいえ、後発商品だった焼そばUFOが爆発的に普及したのはピンクレディーの影響だったことは間違いない。



UFOはペヤングと並んで今の日本中どこのコンビニやスーパーにも置かれている定番商品だ。揺るぎない地位を占めている。

ピンクレディーとの関係性を若者が知らないのも当然だが、勃興期を知るオジサマとしては歴史の風化がちょっと淋しい。

願わくば、とっくに還暦を過ぎたミーちゃん、ケイちゃんのお二人には生涯に渡って焼そばUFOが贈呈され続けて欲しい。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「ツービート」問題も勃発しています。たけしがコンビを組んでいたことは、常識ではないようです。

富豪記者 さんのコメント...

マジですか。。きよしさんが気の毒です!