2010年10月4日月曜日

タバコの話から・・・


10月だ。タバコが値上がりになった。しかたなくキッパリやめていたタバコを吸い始めた。これも国家のためだ。

今回のタバコ値上げは、いままでの大蔵省(財務省)主導ではなく、厚生労働省の主導だと聞く。そこが気に入らない。杜撰な厚労行政を棚に上げて、「健康のため」という“無敵のお題目”によって値上がり。

実は9月からチラホラたばこを吸い始めていた。しっかりやめていたのに、いろいろなストレスのせいで、ちょっと手を出したら、ほんの3本目ぐらいから「ウマいなあ~」としみじみ感じてしまった。

すでに1日1箱を軽く上回るヤバい状況に陥った。

早めに葉巻だけの生活に戻ろうと思っていたのだが、値上がり前にあせってヤメるのも「富豪」っぽくない。値上がり初日にカートン買いをしてこその私だ。

そんな下らない理由をつけてダラダラ吸っている。何とかしないと禁煙の場所が多くて不便でしょうがない。値上げ騒動が収まったらやめようと思う。

それにしても、民主党政権は増税オンパレードだ。もともと、左っぽい人々の集まりだから富裕層を敵視した相続税増税は既定路線だが、一般大衆の財布にも情け容赦なく手を突っ込み始めそうだ。

結局、ソ連とか中国とかと同様、「変な平等」を目指すには、いっぱいお金を集めて、いっぱいバラまかないと低所得者層を喜ばせられないという理屈なんだろう。

子ども手当なんてサギみたいな話の典型だ。はじめっから満額支給なんて無理とばかりに半額支給に路線変更。小沢首相が誕生すれば実現したはずの満額支給は結局オジャン。半額水準が既定路線になってしまった。

そこまではまだしも、ここからがインチキ。もともと所得税の扶養控除を廃止することの見返り的要素で登場したのが子ども手当だ。

扶養控除の廃止は既に決定しており、来年から無くなる。見合関係にあったはずの子ども手当は半額で決着。インチキそのもの。

政府与党は、子ども手当を半額しか出さない代わりに子育て支援のための政策に予算を振り替えるとかの方便をタレ流している。

月給50万の約束で入社させた社員に対し、いざ給与支払の際に25万円のキャッシュを渡し、残りは適当な自社商品なんかの現物支給でお茶を濁すようなもの。


子でも手当以外にマニフェストで強調していた高速道路の無料化も結局どこかにいっちゃたような感じだ。マニフェストは「約束」だと思っていた国民をバカにした話。

クルマついでに言えば、軽自動車、商用車の税金も増税になる予定だ。これも「何だかなあ」とため息が出る。

エコガー減税で補助金をバラマキ、大々的に購入を煽っておいて、それが終われば一気にクルマを買った人達への増税攻撃。いやはや品のない話。

エコカー減税という美辞麗句を並べて、クルマを売りまくった裏で、増税対象者を事前に増やしておこうという作戦だとしたら経済ヤクザレベル。

政権交代に国民が期待したものって何だろう。端的に言えば、それまでとは違う「大胆な政策」だったのではないか。

いま民主党政権を眺めてみると「大胆な言い訳」、「大胆な詭弁」、「大胆な居直り」ばかりが目に付いてしまう。

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