2011年1月17日月曜日

ジャンク万歳

ガツン系の食べ物を最近摂取することが多い。冬の寒さに参っている身体が熱量豊富なものに吸い寄せられているみたいだ。

子どもと行ったマックで「ダブルチーズクォーターパウンダー」を食べて結構感激した。実に真っ当なジャンクフードだ。元気が出た。

ジャンクついでにエビ専門レストラン?の「ババガンプ」にも行った。映画「フォレストガンプ」から派生したテーマレストランだ。

この手の楽しげなレストランに行く機会はなかなか無い。仕事関係で行くことはないし、この歳になるとデートで使うような感じでもない。


味がどうこう言う以前に、子どもの頃に感じた「外食の楽しさ」が詰まっている感じだ。

子どもの頃、気取った感じの窮屈なレストランに連れて行かれるのは有難くなかったが、当時普及し始めたファミレスは素直にワクワクした。

食べ盛りが喜びそうなメニューがずらっと並んでいるし、好きなものだけが食べられる。変な大人向き惣菜を無理やり食べる必要もない。

「ババガンプ」に連れて行った娘はきっとそんな感じなんだろう。せっせとエビフライとか、フライドポテトとかスパゲッティを頬ばっている。


かく言う私も妙に楽しい。エビ料理盛り合わせみたいなプレートをつまみにスパークリングワインのボトルを抱えてグビグビ。やたらと甘いバーベキューリブをワシワシ食べる。

この手の店に男女5~6人で押しかけ、いろんな料理を大量に注文して酒を呑んだら楽しそうだ。そのうち企画してみよう。

別な日、もう少し高級路線のジャンクフードもガツガツ食べた。ホテルニューオータニにあるレストラン「トレーダーヴィックス」のハンバーガーだ。

ランチメニューの名物だ。ハンバーガーのくせに「3150円」というビックリ価格。マックの100円バーガーが30個以上買える。

以前このブログで「5千円のヤキソバ」を紹介したことがあるが、あれよりも価格の納得感はある。上等な肉質のハンバーグが200グラム以上使われている。食べ応え充分だ。
マックのハンバーガーを3つぐらい食べた満足感がある。

バカみたいな値段だと言えなくもないが、ホテルレストランというカテゴリーだ。ゆったりとしたランチのコストとして3千円は仕方がない。得体の知れない西洋料理に3千円払うなら、極上ハンバーガーで大満足したほうが嬉しい。

最近ハヤリのシュッとした日本蕎麦屋のなかには、ちょびっとしか盛っていない“せいろ”で1000円ぐらい取る店もある。満腹感のために、田舎蕎麦に鴨せいろあたりを注文すれば結局3千円ぐらいになる。それを思えば「3000円バーガー」は悪くない。

この高額ハンバーガーは店の名物でもあり、味付けやトッピングが異なる4~5種類から選べる。全部制覇したい。

考えてみれば、寿司だ刺身だ割烹料理だ、ダシがどうだの季節感がどうだのと、日頃エラそうに語ってしまう私だが、そもそもジャンクフードの大洗礼を受けてきた世代だ。

胃の調子が・・・、クドいものはちょっと・・とか言いながらDNAに刻まれているジャンクフード魂はいまだにふつふつとわき上がってくる。

幼稚園の頃に知ったマックの味、小学生の頃に知った「すかいらーく」の味、中学生の頃に出会ったモスバーガーやウェンディーズの衝撃も鮮明に覚えている。

高校生の頃はシェーキーズのピザ食べ放題に夢中になった。いまでもトライしたくなる。

死ぬまでに一度、1週間ぐらいずっとジャンクフードだけを満腹になるまで食べ続けてみたい。決して難しいチャレンジではないと思う。

朝食にフライドチキン山盛り、昼食に牛丼特盛り、おやつにピザ山盛り、そして夜はハンバーガー食べまくり、ついでに夜食にチャーシューワンタンメン。

実に素敵だ。

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