2011年1月26日水曜日

オールドパー セックス ダウン症

このブログを始めてから早いもので3年数ヶ月が経った。いまだにブログの管理画面の見方がイマイチ分からないのだが、それでも日々のアクセス数やコンテンツごとの閲覧回数などが分析できる。

平均滞在時間とか、どんなキーワードでたどり着いてもらったかなども分かる仕組みになっている。


検索キーワードの多い順にデータを見ると、なぜかかなり前からトップに君臨するのは「オールドパー」だ。2008年3月にアレコレと私自身のオールパーにまつわるエピソードを書いたのだが、いまだに多くの人に読まれている。なぜだろう。

それ以外にも2008年4月に書いた「セックスと背骨の話」もいまだにアクセスが多い。色っぽい話を書いたつもりはないのだが、「腰痛とセックス」は世の中の重大テーマなんだろう。かくいう私はこのところ腰痛から解放されてグッドコンディション?だ。

オールドパーと腰痛セックスと同じぐらいアクセスが多いのが「ダウン症」の関連だ。

私自身、ダウン症の子を持つ親になった時にネット上で情報を探すなか、随分多くの関連ブログを読ませてもらった。

苦悩していた時に勇気をもらったり、共感したり、知らなかったことを教わったりと役立たせてもらった。

最近はすっかりそうしたブログにお邪魔する機会が無くなってしまったが、特殊な環境に突然入り込んでしまった人にとっては、実体験を持つ人の生の声は非常に貴重だ。

私の場合、このブログは日々の富豪ぶった?雑感が中心で、ダウン症のことを書く頻度は少ない。せっかくダウン症に関して何かしらの情報を得ようと訪ねてくれた人がいても、日々、ウナギの画像だったり、ヒレ酒の画像ばかりで申し訳ない気持ちもチョットある。

とはいえ、ダウン症の育児に励みつつ、靴ばっかり買ったり、酔っぱらいながら食通ぶったり、色恋に励もうとする日々を過ごしているのもまた事実なので、それはそれでご容赦願いたいものです。

ということで、わが家のダウンちゃんの近況を少し書こうと思う。

4歳を迎えて随分と言語への意識が強まってきた。といっても相変わらず宇宙人のような発音はまだまだ直らず、最近割と明瞭に言えたのは「アンバーブ」だ。

アンバーブ、すなわちハンバーグだ。誉められたので得意になってしょっちゅう発声している。

いま、わが家で重要課題にしているのが「誉める」という部分。ダウン症の子どもであろうとキチンとしたしつけは大事なので、ここ半年ぐらい意識して厳しく接するような場面が多かった。

この考え自体は正しいと思うのだが、専門家にいろいろ相談するなかで、どうもピントが外れていたらしく、ただいま軌道修正中。

甘やかすわけではないのだが、体罰付きで厳しく仕込もうとすることが逆効果になるという指摘を複数いただいたので、いまは誉めてばかりの日々だ。

不思議なもので、路線変更、軌道修正してからヤツは妙に穏やかになってきた。たまに叱るとキョトンとするぐらい怒られることを忘れている。でも穏やかになることで、気のせいか物事の理解度が増したような気がする。

この路線を続けることでアイツがバージョンアップしてくれるなら万々歳だ。怒られて泣いている姉を一生懸命デナデしたり、家の前でよくすれ違う車椅子の障害者と親しくなったり、以前にも書いたが、諍いごとを見れば「お~わ~り~」と制止するような聖人君子ぶりをバリバリ発揮している。

日々、ご機嫌麗しく過ごす中で発達してくれればこっちも大助かりだ。

このところ、アイツの唯一?の才能である音感の良さも進化しているようで、ダンス系の踊りが激しく上達中だ。そのうち専門のダンス教室に入れる予定だが、身体を縦横無尽に動かすことは脳の発達にも必ず好影響があるようなので、もっとアップテンポの曲ばかり聴かせるようにしようと考えている。

そんな彼だが、現在、肺炎で入院中。重症ではないのだが、呼吸が苦しく酸素不足になりやすいとやらで病院のお世話になっている。

短期間で済むようなので個室に入れた。富豪記者ならぬ“富豪ダウン”を目指しているわけではないが、個室なら存分に踊っていられる。

そんなわけで、鬼嫁も付き添い入院だ。束の間の静かなわが家だ。10歳の娘が寝てしまえば、アダルトビデオも見放題だ。

結論が少し切ない。

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