先日、皇居前のパレスホテルで昼食をとった。ランチビュッフェで年甲斐もなく食べ過ぎた。どうも私は満腹感の伝達が脳に届くのが遅いようだ。
以前、レントゲンで撮られた私の食道の画像を見て、医者がひと言。「良く食べるでしょう?」。どうも食道の広さが標準よりかなりあるようで、どんどん胃袋に食べ物が落ちていく。
思えば、急いで食べても喉とか食道に食べたモノが突っかかる経験がない。こういう人は満腹指令が脳に送られる前に胃袋にわんさか食べ物が入ってしまうらしい。困ったものだ。
さて、パレスホテルだ。ロビー階のカフェは、良くいえば昭和レトロ、悪く言えば古めかしい。皇居のお濠沿いに位置し、お濠に浮かぶ白鳥も眺められる。穴場です。
以前、九段下にある分家のグランドパレスのピラフをこのブログで一生懸命語ったが、こちらパレスホテルの食事も「古き良き時代の日本の洋食」を思い起こさせる。素直に美味しい。名物はローストビーフ。
今どきの外資系高級ホテルの気取ったビュッフェレストランに行くなら、この手のオールドファッション的ホテルのほうが私には満足度が高い。
ホテルマンもなかなか高ポイント。「古き良き時代のホテルマン」的なウェイターやソムリエが、さすがの目配りで客を快適に過ごさせてくれる。
ウェイターさん連中に中年が多いように見えたが、これってある意味安心できるポイントだ。
疲れちゃった雰囲気を醸し出されたら困るが、サービス業のプロとしての安定感は、年齢を重ねた人特有の空気になって、客を安堵させる。
私が何度も何度も飽きずに出かけているバリ島でも、「古いホテル」に魅力を感じる。
毎年新しいリゾートホテルが進出するが、出来たてのホテルのバタバタ感というか、落着きの無さは私にとって嬉しくない。
雑誌などはこぞって新しいホテルを特集するが、ハヤリモノではない古いホテルは捨てがたい。
サヌール地区の「バリハイアット」は、その点、穴場だ。スイートじゃないと客室が狭すぎるのが難点だが、広い敷地全体が歴史とともに苔むしている。咲き乱れる花や植物類の素晴らしさは、長い時間だけが築き上げられる芸術だろう。
系列の高級版「グランドハイアット」もさほど遠くないエリアに立地しているが、私にとっては古いほうがお気に入りだ。
闇雲に古いものが良くて新しいものがイヤだったら、ただの偏屈になってしまうが、私にとって、新しいものにありがちな薄っぺらさが見えてしまうと妙に居心地が悪くなる。
古いものにありがちな、怠慢や疲労感のほうには割と寛容なので、こればかりは性格だろう。
大げさにとらえると東京は、破壊と再生を繰り返すMっ気のある街だ。大震災や大空襲、乱開発などなど時代とともに、ぶっ壊されては姿を変えてきた。
古いものは、当然ながら無くなっていく順番が迫っている。私のハヤリモノ嫌いは、遠からず消えていくものが持つ「残り少なさ感」に惹かれることが原因なんだと思う。
2008年10月16日木曜日
パレスホテル
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