2008年9月12日金曜日

総裁選ヨタ話

自民党お得意のメディアジャックがはじまった。総裁選に5人が立候補、おまけにそれぞれ独特な個性があるだけに、民主党の話題はしばらくの間、当然埋没する。

不偏不党、中立が建前?の私には、5人のうち、誰が勝ち残るかさほど興味はない。でもブログ的にアレコレ書きたくなったので雑感を書き殴ろう。

●本命の麻生氏。言わずと知れた大富豪だ。閨閥は天皇家にまでつながる。富豪を目指す私にとって、大富豪という事実だけは昔から気になっていた。

大昔の藤山愛一郎しかり、河本敏夫しかり、富豪経営者が総理の座を目指して政治に進出するパターンには、結局、“スッカラカンの末路”を迎えるような印象がある。

麻生氏の場合、ケタ違いの富豪だからか、スッカラカンの気配はない。凄いことだと思う。

●続いて、東大法学部出身で政策通で知られる与謝野氏。私との共通点は出身大学ぐらい(ウソです)だと思っていたが、愛煙家という点で親近感を覚える。咽頭がんにまでなったものの、克服。それでも隠れて今でもタバコを吸っているらしいから、それはそれで凄い。

総裁選出馬表明の多忙期に、わが社の「納税通信」に消費税をテーマに寄稿してもらった。先週号に掲載中。

●初の女性候補・小池氏。女性の政治家って個人的にはあまり興味がない。でも、昨年12月6日付のこのブログで「小池百合子になりたい」と書いてしまったので、その後、どんな行動を取るのか気になっている。

●石原氏。選挙区が違うという理由だけで、二世代議士、二世議員ではないと主張しているが、世間はまったく逆の見方をしている。私の実家はこの人の選挙区。その昔、プライベートでちょっとお世話になった。

●石破氏。なんとも微妙なキャラだが、総裁選関連の会見や座談会では、実にまっとうな話をしているように思う。昔カタギの職人政治家と言えなくもないが、あのキャラはやっぱり異色ではある。


東京人である私としては、東京選出の候補者に肩入れしたいが、5人中3人が東京の選挙区だし、総理大臣になったからといって、出身エリアをえこひいきするような話もあるわけないので、やっぱり総裁選の結果より、次の総選挙の方が気になる。

なんか今日は、つまらない内容になったので、一応、小ネタをひとつ。

上記の5人のうち、ある男性議員について。もう10年以上前のことだが、とある銀座の店で、その人が私の隣で飲んでいた。取り巻きも秘書らしき人も連れず、一人で赤い顔してホステスさんと盛り上がっていた。

盛り上がるというより、ただただ“ゴロにゃん状態”。まさに「僕ちゃん○×でちゅ~」という甘えん坊モードに終始していた。私にとっては結構強烈な印象だった。

政治家も変なストレスが多いのだろうと、同じ男として同情したくなった記憶がある。多かれ少なかれ男にはそういう部分はある。

でも、いま総理大臣候補として彼が語っている姿を見ると、あの夜の姿がオーバーラップして、ちょっと気持ち悪い。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

銀座でお隣になった方は軍〇オタクの方ではないでしょうか??

彼氏がその方と久兵衛でお隣になり、ホステスさんを両手に赤い顔して蘊蓄語っていたというのを聞いていたので、もしやと・・・。

き、気持ち悪ですね・・・。

富豪記者様の石原ジュニアとの御関係、気になります!

富豪記者 さんのコメント...

コメントありがとうございます!九兵衛の話、かなり笑えます。あういう人々は、どこかしらで誰かに見られて気の毒ですが、きっと私も知り合いに見られたら、偉そうなコトは言えない姿なんだと思います。